葬儀の基礎知識

2024.08.26

熊本での葬儀の準備はいつから始める?後悔しないためのスケジュール

大切な家族が亡くなった時、感情的にも時間的にも余裕がない状態で葬儀の準備をゼロから始めるのは大変です。急いで決定することが多く、結果的に高額な費用や満足できない葬儀につながることもあります。そこで、葬儀社選びや葬儀の準備は、余裕を持って計画することが重要です。今回は、葬儀社選びや葬儀の準備をいつから始めるべきか、具体的な準備方法について詳しくご紹介します。

このような方へおすすめです。

✅ 終活を進めたい方
✅ 家族に負担をかけたくない方
✅ お葬儀の費用や準備が気になる方

目次

葬儀社選びを始めるタイミング
1.1 早めに葬儀社選びを行う理由
1.2 情報収集と事前相談
1.3 見積もりの取り方と注意点
葬儀の準備はいつから始めるべきか
2.1 家族の希望を聞く
2.2 訃報を伝える人をリストアップする
2.3 遺影の選定
まとめ

1. 葬儀社選びを始めるタイミング

1.1 早めに葬儀社選びを行う理由

葬儀社選びは、できるだけ早めに始めることが望ましいです。亡くなった直後に葬儀社を決定するのは、感情的にも時間的にも余裕がなく、十分に検討することが難しいためです。病院などで亡くなった場合、遺体の搬送や葬儀の手配が急を要するため、料金やサービス内容を慎重に比較する余裕がありません。このため、事前に葬儀社を選んでおくことで、後々の後悔を防ぐことができます。

1.2 情報収集と事前相談

葬儀社を選ぶには、まずネットや口コミなどで情報収集を行い、「良さそうだな」と感じた葬儀社に連絡を取ります。事前相談を通じて、葬儀会館を実際に見学し、葬儀の内容について詳細に聞くことができます。葬儀会館の立地や収容人数などを確認し、自分たちの希望に合うかどうかを検討してみてください。
見積もりも無料で依頼できるので、複数の葬儀社から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較することをおすすめします。見積もりを依頼したからといって、その葬儀社に決定する必要はなく、断ることも可能です。気になる葬儀社があれば、ぜひ見積もりを依頼してみましょう。

1.3 見積もりの取り方と注意点

見積もりを取る際には、以下のポイントを確認しておきましょう。
1.内訳の確認: 追加料金が発生しないか、見積もり内訳が明確であるか
2.サービス内容の確認: 提供されるサービスの詳細
3.直接会ったスタッフの対応: スタッフの親身さや対応の質
4.店舗があって、24時間対応のできるか: 緊急時の対応が可能かどうか
これらのポイントを確認し、家族にとって最適な葬儀社を選ぶことが大切です。

2. 葬儀の準備はいつから始めるべきか

2.1 家族の希望を聞く

葬儀の準備は、通常亡くなった後に進めますが、事前に家族の希望を聞いておくことが重要です。葬儀の内容やお墓の選択肢について、事前に確認しておくことで、故人の意向を尊重した形で葬儀を進めることができます。
1.葬儀の形式: 一般葬、家族葬、直葬などの希望を聞く
2.お墓の選択: 新たに建てるのか、先祖代々のお墓に入るのか
3.埋葬方法: 手元供養や散骨などの選択肢
また、お墓の継承についても家族で話し合い、トラブルを避けるための計画を立てておきましょう。継承する人がいない場合には、永代供養墓の選択肢も検討することができます。

2.2 訃報を伝える人をリストアップする

家族が亡くなった場合、親族には訃報が伝わりますが、故人の親しい友人の情報が不足していることもあります。いざという時に備え、訃報を伝える人をリストアップしておくと便利です。リストを「訃報のみ伝える人」と「葬儀の日時を伝える人」「葬儀後に伝える人」とに分けておくと、よりスムーズに連絡ができます。

2.3 遺影の選定

遺影は故人の人柄を表す重要な要素です。遺影写真は事前に準備しておくと、葬儀当日の負担を軽減できます。熊本では家族葬が多くなったこともあり、生前に撮影した「笑顔」「普段着」の写真を遺影として使用されることが多くなっています。最近撮影されたものや、自分で選べる写真を使うことで、故人の希望に沿った遺影を用意することができます。また、葬儀社によってはプロのカメラマンによる撮影イベントを行っていることもあるので、興味がある方は利用してみるのも一つの方法です。

まとめ

葬儀の準備を早めに始めることで、後悔することなく故人を送り出すことができます。事前に葬儀社選びや葬儀内容の希望を話し合い、計画的に準備を進めることで、家族全員の意向を尊重した葬儀が実現できます。葬儀社の選定や準備は余裕を持って行い、トラブルや不安を最小限に抑え、後悔の無い心に残る素敵な最後のお別れを実現できることを願っています。

執筆者 監修者

執筆者:畑尾一心

創業昭和30年 熊本県儀式共済株式会社
ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長

1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年
現在、年間約400件を超えるご葬儀、ご相談に携わっています。
NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部 代表

厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター
一般社団法人 終活カウンセラー協会 終活カウンセラー
創業者、会長の想いを引き継ぎながら
日本独自の葬送文化の意味を現代の意味を感じて頂き
後悔の無いお葬式を大切に葬儀の仕事に取り組んでいます。

趣味は、散歩。近所はもちろん、知らない街をあることで
その地域に住む人たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。

監修者 畑尾義興
創業昭和30年 熊本県儀式共済株式会社
ハタオ葬儀社 会長

昭和30年より、熊本の地で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引継ぎ約40年、創業者の思いである「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ。自身の葬儀の体験から家族の思いがかよい、心と費用の負担を軽くするお手伝いを大切に、地元の感謝の思いを込めて葬儀の仕事一筋に取り組んできました。趣味は釣り、囲碁。熊本の自然と友人との時間を楽しんでいます。

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