コラム

2024.09.04

熊本での喪主の役割と心構え|葬儀をスムーズに進めるために

熊本では特に喪主は、葬儀全体を取り仕切る重要な役割を担います。準備から当日の進行まで、さまざまな責任が伴いますが、事前に心構えを持ち、役割を理解することで、スムーズな葬儀運営が可能となります。このコラムでは、喪主の具体的な役割や心構え、葬儀をスムーズに進めるためのポイントを詳しく解説します。

目次

1.喪主の基本的な役割とは?

2.喪主が抱える主な責任

3.喪主の心構えと準備

4.葬儀当日の喪主の動き方

5.喪主としての失敗を避けるためのポイント

6.葬儀後の喪主の役割

8.まとめ:喪主としての役割を全うするために

お勧めの方

このコラムは、熊本でのお葬儀を考えている初めて喪主を務める方や、葬儀の準備に不安を感じている方を考えて作成してみました。また、親族や友人が喪主を務める予定がある方にも、事前に知識を深めておくことで、きっと役立つ内容となるでしょう。

1.喪主の基本的な役割とは?

喪主とは、故人に最も近い親族として、葬儀全体の責任を担います。喪主は、宗教者への対応、葬儀の進行や、参列者への対応、葬儀社との調整など、多岐にわたりやるべきことも多く。また、宗教的な儀式や挨拶を行う場面も多くあります。精神的な支えとして家族を支える大切な役割も果たします。喪主は、故人の最期を見送る最も重要な立場にあり、その責任は非常に大きいものです。但し、熊本では近年では家族葬を希望される方も多くなり役割も少しづつ変化してきています。

2.喪主が抱える主な責任

喪主が抱える主な責任には、以下のようなものがあります。

・葬儀を考える:葬儀の計画や進行を確認しながら、適切な判断を行います。

・参列者への対応:弔問客や参列者に対する感謝の意を伝え、儀礼的、失礼のない対応が求められます。

・葬儀社との連携:葬儀社との打ち合わせを行い、日程や予算などの葬儀の細部を確認、決定します。

・宗教的儀式の進行:宗教者との相談を行い宗教儀礼に基づく儀式の執り行います。

・故人の意向を尊重:故人の意向を最大限に尊重し、家族の意見を取りまとめます。

3.喪主の心構えと準備

喪主としての心構えは、家族を想う気持ちが一番大切ですが、その中でも様々な決定を行い後悔が無いように冷静さも求められます。葬儀の準備においては、事前に家族と話し合い、故人の意向や宗教的な習慣を確認することも重要です。最近では葬儀社と早期に相談し、葬儀の流れや必要な手続き、準備するものなどを理解しておくと、当日の混乱を防げます。喪主としての責任を全うするためには、心の準備だけでなく、実務的な準備も怠らないようにしましょう。

4.葬儀当日の喪主の動き方

葬儀当日は、喪主としての役割をしっかりと果たすことが求められます。具体的には、葬儀開始前に葬儀社との最終確認を行い、挨拶などの進行の詳細、焼香作法などを把握しておきます。また、弔問客への挨拶や、予想外に弔問客が多い場合の対応の決定など、多忙を極めます。冷静な判断と迅速な対応が求められるため、前日の準備と確認が重要です。

5.喪主としての失敗を避けるためのポイント

喪主としての失敗を避けるためには、以下のポイントに注意が必要です。

・事前準備の徹底:葬儀前に手順、準備するもの、希望に応じた費用などを確認し、疑問点を解消しておく。

・スケジューリング:当日のスケジュールとその前後の予定を把握し、時間に余裕を持って行動する。

・冷静な対応:必要に応じて冷静さを保ちつつ、落ち着いた判断を心掛ける。

・家族とのコミュニケーション:家族や親族との連携を密にし、協力を仰ぐ。

・弔問客への感謝:参列者への感謝の気持ちを忘れず、礼儀正しく対応する。

6.葬儀後の喪主の役割

熊本では葬儀が終わった後も、喪主としての役割が多くあり一人でしなければならないことも多いです。必要に応じて親族や友人、葬儀社担当者へ相談をしつつ早めに準備を進めます。葬儀後には、お礼状の送付や香典返しの準備、弔問客への対応など、事務的な手続きが多く残っています。また、四十九日法要や一周忌など、故人を偲ぶ行事の計画や進行も喪主の役割となります。これらの行事を滞りなく行うことで、故人の魂を安らかにお送りし、親しい方々も安心して徐々に日常にもどることが出来ます。

まとめ:喪主としての役割を全うするために

喪主としての役割を全うするためには、事前の準備と心構えが不可欠です。喪主としての責任は大きいですが、家族や葬儀社と協力し、冷静に対処することで、スムーズな葬儀を執り行うことができます。故人の最後の時を、感謝の想いを込めて見送りたいという気持ちを大切にしながら、喪主としての役割を果たして下さい。きっと大変なことも多いでしょうが、後悔のない時間になるでしょう。

執筆者 監修者

執筆者:畑尾一心

創業昭和30年 熊本県儀式共済株式会社

ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長

1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。

葬祭業に従事して30年

現在、年間約400件を超えるご葬儀、ご相談に携わっています。

NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部 代表

厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター

一般社団法人 終活カウンセラー協会 終活カウンセラー

創業者、会長の想いを引き継ぎながら

日本独自の葬送文化の意味を現代の意味を感じて頂き

後悔の無いお葬式を大切に葬儀の仕事に取り組んでいます。

趣味は、散歩。近所はもちろん、知らない街をあることで

その地域に住む人たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。

監修者 畑尾義興

創業 昭和30年 熊本県儀式共済株式会社

ハタオ葬儀社 会長 

昭和30年より、熊本の地で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引継ぎ約40年、創業者の思いである「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ。自身の葬儀の体験から家族の思いがかよい、心と費用の負担を軽くするお手伝いを大切に、地元の感謝の思いを込めて葬儀の仕事一筋に取り組んできました。趣味は釣り、囲碁。熊本の自然と友人との時間を楽しんでいます。

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