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2024.11.09
【2024年更新版】熊本でのあたたかい葬儀の流れ
「熊本での葬儀の流れとよくある質問」では、元気なうちに準備をしておきたい方や急なお葬式に不安をお持ちの方が、安心して葬儀を進められるように、分かりやすくサポートする内容です。悔いなく見送りたいという方の気持ちに寄り添い、葬儀の準備や段取りの基本から、当日どのような流れになるか、そしてよくある疑問に対しても具体的な解説をしています。
人生の大きな節目となるお別れに、不安が少しでも和らぐように心構え、準備の仕方やご家族としての想いに応えれるようにお伝えしています。この記事が、葬儀の疑問や負担を軽くし、心からの感謝を込めて大切な方への偲ぶお手伝いとなれば幸いです。
◇このような方へおすすめです
✅もしもの時、葬儀をどのように進めたら良いか不安がある方
✅葬儀の進行や内容について事前に知りたい方
✅熊本での葬儀の流れに沿った準備を、安心して知りたい方
◇目次
①熊本での葬儀の基本的な流れと準備ポイント
①-1 葬儀のご逝去からの流れ
・ご逝去
・ご搬送を葬儀社に依頼する
・お迎え~ご安置まで
①-2 葬儀の内容とスケジュールのお打合せ
・喪主の決定
・日程と場所の決定
・葬儀内容と費用の見積もり
・参列者への連絡
・進行の確認:式次第、喪主挨拶、各種手配内容を確認。
・ご親族、関係者への連絡
①-3 通夜当日の流れ
①-4 お葬式当日の流れ
①-5 お葬式の後の流れ
②家族葬に関するよくある質問とその回答 Q&A
③丁寧に、あたたかく見送る葬儀:考えておきたいとこ
①熊本での葬儀の基本的な流れと準備ポイント
・ ご逝去
大切な方ご逝去された時、様々な対応が必要となります。 まずは、医師により死亡確認と診断書を受け取り、医療関係者よりご遺体をきれいに整えて頂きます。ご入院中の場合は退院の手続きや病衣のお返し(代わりの故人様のお着物が必要となります。)の準備を進めましょう。 心身共につらい時期ですが、愛情を込めてお帰りの準備を整えていきます。必要に応じて、ご家族などに連絡を致します。
・ご搬送を葬儀社に依頼
故人様をご自宅や指定のご安置所(斎場など)へお送りするために、葬儀社へ連絡し、搬送を手配します。事前に葬儀社の連絡先を携帯や手帳に登録しておくことや、ご連絡頂いた際にお向けのご準備、葬儀社の寝台車が到着までに30分から1時間30分ほどのお時間を頂くことがありますので早めに依頼の電話をされることで到着することで時間に追われることなく安心して病院にてお待ち頂けます。
|葬儀社へ連絡される際には以下の内容をご参考にされてください。|
✅ご依頼内容、ご搬送であれば「搬送の依頼です」とお伝えくださいませ。
✅現在、亡くなられた方がお休みの場所。(病院名、自宅など)
✅付き添われているご家族のお名前、連絡先。
✅亡くなられ方のお名前。
✅ご病院からのお帰り先をご指定。お帰り先(ご自宅、指定斎場、お寺など)
✅お迎え時間の確認を頂き、ご不安なことや確認したいことなどがありましたら遠慮なく葬儀社へお伝えされてください。
・ お迎え~ご安置まで
葬儀社にご連絡頂きました後、寝台車が到着し、故人様の安置場所までお連れ致します。 この時、故人様が最後に過ごされたご自宅や、ご家族にとって特別な場所を通ってなどのご要望があればお伝えください。到着後は、故人様を静かな環境にお安置し、ゆっくりとお別れができるよう準備します。また、深夜や早朝の対応や自宅でご安置後の斎場での葬儀も家族の想いに沿った対応が可能です。少しでも安らぎのあるものにするため、スタッフが心を込めてお手伝いいたします。
①-2 葬儀と内容とスケジュールのお打合せ
葬儀の打ち合わせは、特に初めての方には多くの決定事項があり、負担を感じることもありますが、葬儀社が丁寧にサポートしますのでご安心してください。家族の予定に合わせた式の内容やリラックススケジュールを一緒に作っていきます。 お通夜や告別式の進行はもちろん、参加者へのお知らせや細やかな準備についても、気兼ねなくご相談いただければと思います。
・喪主の決定
喪主の決定は、葬儀を進行する重要な最初のステップです。 喪主は、ご家族を代表して故人の送り出し方で、葬儀の準備やスケジュールの調整などの中心的な役割を担います。一般的には、配偶者や子どもが喪主を務めますが、ご家族の事情やご希望に応じて、信頼できる親族や友人が喪主を務めることもあります。喪主を務める方が高齢な方や参列が難しい場合には施主として実際の務めをはたされることもあります。喪主を選び、周囲のサポートを受けながら進めていきましょう。もちろん、葬儀社が全力でサポートさせて頂きます。
・日程と場所の決定
日程と場所の決定は、家族葬の準備において重要なポイントです。ご家族や親族の都合を考慮し、故人が希望していた場所やアクセスのことも含めて、関係者の皆様が集まりやすい日程を選ぶことや また、親しい方々が無理なく参加できるよう、日程を極力柔軟に決めて、心のこもった時間を一緒に過ごせるよう配慮します。葬儀社の担当者と相談しながら宗教者、火葬場、式場なども含めて最良の日をお決め頂きます。
・葬儀内容と費用の見積もり
葬儀の内容と費用の見積りは、ご家族のご希望と予算に合わせて柔軟に計画を立てる大切なステップです。葬儀社との打ち合わせでは、葬儀の詳細や祭壇の装飾、供養品、料理などについてのお話を伺い、費用の明細をお見積りします。思い出や感謝を込めた見送りができるよう、納得の内容で進められるように、担当者にどんなことでもご相談ください。
※詳しくは他のコラムや実際に事前相談をされることでご安心頂けると思います。
・参列者・関係者への連絡
参列者・関係者への連絡は、家族葬の準備で重要です。参列する方に連絡を入れることで、当日の混乱や不安をなくし、落ち着いて進めることができます。忘れてはならないのは宗教者へ一番最初に丁寧に訃報を伝え今後のスケジュールなどと合わせて挨拶とお願いを致します。
参列者への訃報は生前関係ある方々全員へ行われてきました、親しい方々のみで行いたい、遠方の方や、ご家族の病気、高齢者の方への配慮、などもあり連絡を控えたい場合は事前に家族間で相談をされておかれるとよいでしょう。
又ご連絡の時間や方法について悩まれる場合には葬儀担当者と相談の上でご検討ください。
【熊本での家族葬での注意点】
・家族葬では、参列される方のみへご連絡とされ。連絡方法も電話、メール、FAXなどが一般的です。
・家族葬では、参列をご遠慮頂く方々へは後日お葉書やお電話でのご連絡を頂くか、事前にご連絡を行い、「近親者のみにて家族葬を執り行う」ことを伝えます・合わせて、供花・弔電・自宅弔問などの、授受の可否の希望もお伝えします。
・熊本では、お世話になった方は後日ご自宅への弔問は行われることが多く。
後日の負担にならない為にも、家族葬への参列の可否について家族で相談の上決定することをおすすめ致します。
・進行の確認:式次第、喪主挨拶、各種手配内容を確認。
進行の確認は、葬儀が進むために必要なポイントです。 宗旨宗派を決め、式次第を明確にし、喪主の挨拶や各手配の内容を細かく確認することで、当日の安心感が生まれます。
また、式の雰囲気や希望することなどを伝え 安心して通夜・葬儀の当日を迎えられるように、希望や要望を遠慮なく葬儀社に伝えましょう。 家族葬ならではの温かい時間を大切にし、故人を感謝の気持ちで見送るためのゆとりを持って準備を行います。
①-3 家族葬でのお通夜当日の流れ
◇お通夜とは
お通夜(通夜)とは、故人を守り夜を通して守ることです。 通常、お通夜は葬儀前夜に行われ、故人を偲ぶために優しい親族や友人、仲間が集まります。故人への感謝や思いを共有する大切な場であり、通夜振舞いと言われる食事の席を用意し、別れを惜しみつつも、故人と向き合う大切な時間です。
◇仮通夜とは
仮通夜(かりつや)とは、正式なお通夜が行われる前に、家族や近しい親族が集まり、故人を見守りながら過ごし時間を共有することが目的なため、静かに過ごしながら別れの時間を大切にする機会です。 仮通夜は正式なお通夜とは異なり、式として行われることはありません。お寺院より枕経というお勤めを身内だけが集まって勤め、故人との思い出を語り合ったりする場でもあります。
16:00:お通夜式進行、席数などのお打合せ内容の確認
お通夜を迎えるにあたって、式の進行や席数、準備物などについて、丁寧に確認を行います。式場の装飾や祭壇、参加者用の供養品などの手配内容も確認し、ご家族が安心してお通夜を迎えられるように準備を整えます。
17:00開始 弔問客の受付
17時から弔問客の受付が始まります。 受付には、ご家族、知人など数名の方にお願いし、弔問に訪れた方々へ感謝の気持ちを込めて対応します。事前に葬儀担当者より説明や準備物を確認しておくことで、受付担当される方、参列される方も安心してお通夜に参列できます。
17:30 参列者の着席
17時30分になりますと、参列者の皆さまにご着席をお願いする時間です。 参加者が落ち着いてお座り頂き、故人とのお別れの時間を迎える準備が整います。
17:55 ご寺院の入場 開式 読経 焼香
17時55分になると、ご寺院の方々が静かに入場され、この大切な瞬間から心を落ち着けてご寺院を一礼にてお迎え致します。 会場全体が厳かで静かな場を整えてまいります。
18:00 開式
18時、開式の時間です。会場全体が静まり、皆様が故人との最後の別れに心を向ける瞬間が訪れます。開式の案内と共に、ご寺院に合わせて合掌の後に読経を頂きます。
18:00~18:30 読経・焼香
寺院の方による通夜読経が始まり、式場内が厳粛な雰囲気に包まれます。案内のもとに近しい方より順に故人への感謝と共に焼香を頂きます。
18:40頃 ご寺院退場
読経が終わり、焼香が終わった後、ご寺院様が静かに退場されます。 ご寺院様が退場する際には、全員一礼し、心の中で感謝の気持ちを伝えましょう。
18:45頃 喪主の挨拶
喪主の挨拶は、故人への思いを込め、参列者への感謝をお伝えします。
19:00 閉式
お通夜式が終わり、式が厳かに進んだことへの感謝を表し、参列者をお見送りをする中でる場を無事に終えられたことに対する感謝の気持ちを参加者の方々へ、今後のご遺族への支えや、思いを共有していただいたことへの感謝を伝え、静かに締めくくります。
19:00~20:00 通夜振舞い
お通夜式が終わり、参列された皆様にお礼を申し上げる時間です。式が厳かに進んだことへの感謝を表し、故人を見送る場に参列頂いたことに対する感謝の気持ちを参加者の方々へ伝え、食事などを共にする中で故人との思い出を共有していただき、あたたかな雰囲気の中で静かに営まれます。
家族葬では、式後1~2時間ほどの後にはご家族だけのお時間とされゆっくりと一晩を共にされることが多いようですが、最近では半通夜の流れの中で一度ご自宅へお帰りになることも多くなっておられます。
①-3 お葬儀当日の流れ
◇葬儀・葬式・告別式とは
故人を見送る一連の儀式を言います、「葬送儀礼」を略した言い方で「葬儀」と呼ばれ、2つの目的があります。
一つは、「故人様の死を悼み、安らかな眠りを願う」こと。
そしてもう1つは「ご遺族をはじめとする遺された人々が、故人の死を受け入れ、心の整理をしながら、故人との別れを深く悟っていく」こと。
看取りから始まり、お通夜、葬儀、告別式、火葬、納骨、そして四十九日法要までを通して「葬る」「別れ」「慰め」「教育」「送る」の意味を感じながら一連の儀式をすべてを総称して「葬儀」ということができます。
現在では「葬式」とは本来「通夜・葬儀・告別式」を表した言葉です。現在では、通夜翌日に儀式として行われる読経や宗教儀式を「葬儀」と呼ぶことが多くなりました。 この「葬儀」という場で遺族が集まり、故人・命への感謝のもと丁重に行われてきた儀式です。
告別式とは、故人に最後のお別れのための儀式です。葬儀と似ていますが、シンプルに言えば、告別式は、参列した皆さんが故人と別れを惜しむためのもので、喪主が中心となって行います。と考えて頂くと分かりやすいかもしれません。
◇11:00 葬儀開式 例
09:00:葬儀進行、席数などのお打合せ内容の確認
葬儀を迎えるにあたって、式の進行や席数、準備物などについて、再度の確認を行います。式場の装飾や祭壇、参加者用の供養品などの手配内容も確認し、開式後には時間を取ることが難しいため、気になる事や頼みたいことがあれば親族、葬儀担当者に伝えておきます。
10:00 開始 弔問客の受付
弔問客の受付が始まります。 受付には、ご家族、知人など数名の方にお願いし、弔問に訪れた方々へ感謝の気持ちを込めて対応します。事前に葬儀担当者より説明や準備物を確認しておくこと、受付担当される方へ、弔辞のお願いをしている方、遅れて参列される方がいる場合などは事前に伝えておくと安心して応対できます。
10:00 参列者の着席
参列者の皆さまにご着席をお願いする時間です。 参加者が落ち着いてお座り頂き、故人とのお別れの時間を迎える準備が整います。
10:55 ご寺院の入場 開式 読経 焼香
ご寺院方が静かに入場され、この大切な瞬間から心を落ち着けてご寺院を一礼にてお迎え致します。 会場全体が厳かで静かな雰囲気に包まれます。
11:00 開式
開式の時間です。会場全体が静まり、皆様が故人との最後の別れに心を向ける瞬間が訪れます。開式の案内と共に、ご寺院に合わせて合掌の後に読経を頂きます。
11:00~11:30 読経・焼香
寺院の方による通夜読経が始まり、式場が厳粛な雰囲気に包まれます。案内のもとに近しい方より順に焼香を頂きます。
11:40頃 ご寺院退場
読経が終わり、焼香が終わった後、ご寺院様が静かに退場されます。 ご寺院様が退場する際には、全員一礼し、心の中で感謝の気持ちを伝えましょう。
11:45頃 喪主の挨拶
喪主の挨拶は、故人への思いを込め、参列いただいた方々への感謝をお伝えします。
12:00 閉式
葬儀式・告別式が終わり、式が厳かに進んだことへの感謝を表し、参列者をお見送りします。
12:30 出棺
ご出棺前、故人を飾る「別れ花」として、家族や親族が順番に棺に生花を飾ります。自分の番が来たら、故人への思いを込めて花を供えます。生花や副葬品を飾った後、棺の蓋をとじます。
※熊本ではくぎを打ちの儀式は現在は行われておりませんが、代わりに蓋を閉じる際に、喪主や遺族の皆さんの手を添えて頂くことが多く行われています。
その後、棺を霊柩車に進まれる際に、主に親族5~6名が手を添え進みます。 これは故人とのお別れを意味し。 最後に、霊柩車に故人を乗せた後、喪主が遺影や位牌を持ち、参加者に故人の思いを伝える簡単な挨拶を行いますが、外で行われるため、季節や天候を考慮し、短めに行われます。
13:30 火葬
火葬場へ到着後に故人様との最期の拝顔いたします。皆様が進まれた後に代表者にてお参りをされます。その後、お棺は炉前へと進まれ、点火後は、火葬場併設の控室、ロビーなどでお待ちいただきます。 ご火葬料などは事前に葬儀担当者へ預けておかれるとスムーズに手続きが進みます。※地域により風習などが違う場合がありますので、詳しくは担当者にご確認下さい。
15:00 ご収骨
火葬後に遺族や親族が遺骨を拾い、骨壺へ納めます。二人一組で行うことで「箸渡し」が「橋渡し」と聞こえることから、この世からあの世への三途の川の橋渡しの意味があり、熊本では竹の箸と白木の箸を一本ずつ長さの違う箸を組み合わせた「御骨箸」でご収骨します。ご収骨には、故人への深い思いやりが込められています。
15:30 代表挨拶・精進落し
精進落としは、故人をお見送りした後に、親しい方々とともに集まり、感謝の気持ちを込めてお食事をいただく時間です。代表の方から最後までお付き合いいただいたことへのお礼の挨拶があり、その後に「精進落とし」が始まります。
食事の間は、故人との思い出を語り合いながら、心を落ち着けるひとときです。 会の終わりには、再び代表の方からご挨拶があり、故人への感謝と参加者へのお礼を伝え会を締めくくり、終了となります。
※熊本では、ご葬儀後のご出棺が多くなったこともあり熊本市斎場にて行われることも多くなってきました、詳しくは葬儀担当者にお尋ねください。
16:00 ご帰宅
ご自宅にお帰りになりましたら、後飾り祭壇に「ご遺骨」「お位牌」「ご遺影」をご安置して後、喪主様から順番にお線香をあげていただきます。後飾り祭壇と生花一対でおよそ畳一畳分くらいです。
ご自宅に戻られた際は、畳一枚ほどの広さに後飾り祭壇を整え、「ご遺骨」「お位牌」「ご遺影」をご安置します。喪主様から順にお参りを頂きます。故人の宗教や宗派に合わせ準備を致します、宗旨等により法要やお祈りをされる場合もありますのでご確認が必要な場合もございます。
②葬儀に関するよくある質問とその回答
1.葬儀の準備・流れに関する質問
Q1:葬儀の準備でまず行うべきことは何ですか?
A1:訃報後、葬儀社や親族への連絡、死亡届の手続きが必要です。まずは葬儀社に相談すると、段取りをスムーズに進められます。
Q2:葬儀の形式(一般葬、家族葬、直葬など)はどう選べば良いでしょうか?
A2:故人やご家族の意向、予算、参列者に応じて選ばれます。異なる特徴や費用があり、家族葬は親しい方のみで社会的な儀礼が必要ではない際に行うことが多いです。
2.葬儀の費用に関する質問
Q3: 葬儀費用の内訳にはどのような項目がありますか?
A3: 基本的なプランに祭壇費、会場費などは含まれることが多いですが、僧侶の謝礼などが含まれません。また、予算がある場合は、飲食費や返礼品・供花代も考慮することで必要です。 各葬儀社により別途費用が必要であったり、設備が想像と違っていたなどで予算が変わる場合もありますおで事前に見積もりや、相談をされておかれるとよいでしょう。
Q4:葬儀費用を考えるための方法はありますか?
A4:事前相談で予算に応じたプランを組む、不要なオプションを気にせず、複数の葬儀社から見積り見積もりなどが大切です。
3.葬儀のマナーに関する質問
Q5:葬儀での服装のマナーはどうなっていますか?
A5:基本的に黒い喪服を着用しますが、親族の場合は礼服が正しいです。 女性はシンプルな礼儀を大切に、アクセサリーは控えめにします。
Q6: 香典の相場と包み方について教えてください。
A6: 香典の相場は親族・友人関係によって異なります 。
4. 葬儀の進行・参加者への対応に関する質問
Q7: 通夜と葬儀・告別式の違いは何ですか?
A7: 通夜は親しい方々が故人と語り合い最後の夜を過ごすための儀式、葬儀(宗教儀式)・告別式(別れの儀式)は故人を正式送り出す儀式です。
※宗旨宗派により違いがございます。
Q8: 参列者が多い場合の対応方法を教えてください。
A8: 参列者が多い場合、香典や焼香の順番をスムーズに進めるために、係員を配置したり、案内係を立ち上げるなど事前に準備をしておくと良いでしょう。
5. 葬儀後の手続きに関する質問
Q9:葬儀後の手続きにはどのようなものがありますか?
A9:死亡届、年金の停止、保険金の請求、相続手続きなどが含まれます。
Q10: 葬儀後の香典返しのタイミングと品物の選択について教えてください。
A10: 四十九日法要に行うのが一般的です。 品物は消耗品や食品などが選ばれ、香典額に応じた品を贈ると良いでしょう。
6. その他、葬儀全般に関する質問
Q11: 葬儀の際に宗派や宗教が異なる場合の対応は?
A11: 宗派に合わせた進行が必要となるため、異なる宗派の親族がいる場合、双方が安心して参加できるよう事前に葬儀社と相談しましょう。
Q12: 事前に葬儀を準備することのメリットは何ですか?
A12: 費用面や進行方法について冷静に検討でき、希望に沿った葬儀を準備できます 。
③丁寧に、あたたかく見送る葬儀:考えておきたいとこ
家族や、ご自身の人生を振り返り、大切な人への思いを伝える。そして未来への準備をする大切な時間です。具体的にどのようなことを考えておけばよいのか、いくつか提案させていただきます。少しでも残された家族がが安心してお送り頂ける一助となれば幸いです。
1. 自分史を振り返ってみませんか?
これまでの家族や自身の思い出を書き留めたり、写真を見返したりして、自分の人生を振り返ることで、より豊かな時間を過ごすことができるのではないでしょうか、共有された人生の時間の分だけ思い出がり、一人ひとり違った人生の歩みの中で、後に残したいメッセージを考えてみてもよいのではないでしょうか。
2. 大切な人に感謝の気持ちを伝えてみませんか?
人生をたどる中で身近な人、最近会えてない人、今までお世話になった方々へ、感謝の気持ちを手紙や電話で伝えてみませんか?直接会って話す機会があれば、ゆっくりと語り合うのも良いではないでしょうか。
3. 家族とゆっくりと話し合いませんか?
将来の暮らし方や、もしもの時のことを家族みんなで話し合ってみましょう。
それぞれの思いを共有することで、より深い絆を築くことができます。
4. 大切なものを整理してみませんか?
写真や手紙など、思い出の品を整理して、保管場所を決めておくことで、大切なものを安心して残すことができます。
5. 専門家の力を借りてみませんか?
もし、自分だけではよくわからないこと、どうしたらいいのか具体的に知りたいこと など
弁護士や司法書士、ファイナンシャルプランナー、葬儀社など、専門家のアドバイスを受けることで、安心して手続きを進めることができます。
6.今、楽しめることを楽しむ!
その他、こんなこともできます
振り返ってみて、まだやりたいことや知りたいことが思いついたら
出来ることをやってみる。
趣味を楽しむ時間を作ってみましょう
健康のために運動を始めましょう
新しいことを始めてみましょう
旅行に出かけてみましょう
最後に…なぜ、このようなことをするのか?
自分の人生を振り返り、より充実したものにするために
大切な人に感謝の気持ちを伝えるために
家族とより良い関係を築くために
将来に備えるために
それぞれの方の思いがあると思います。
「葬儀」という言葉は、少し重く感じられる方もいるかもしれません。大切なことは、自分の人生を自分らしく送ることだと思います。
人生のゴール、一つの通過点として考えたとき、思い残すことがないよう、今できることをやることは大切ではないでしょうか。
私がこのように考えるきっかけは、祖母の葬儀がきっかけです。
年をとっても元気よく、一人で生活をして、鶴屋デパートまで一人でいったり。旅行にも友人と一緒にでかけたり孫からみてもとても几帳面で元気な祖母でしたが。
亡くなる2年ほど前から、昔からの友人や家族との時間をより大切にしていました。そのころにはまわりに「ありがとう」の言葉をいつも使うようになり、 足が悪くなっていたので、長く会っていなかった友人に会いに佐賀にいきたいと言った時には父に代わり私が車に乗せて言ったこと、昔話を楽していたこと、病室で夜寝静まった中で若いころの話を聞かせてもらえたこと。
身の回りの整理を終え、遺言書の作成まで終えていた。最後まで几帳面で、元気な祖母は家族がそろったのを待っていたかのように「祖母らしい」姿で旅立って行きました。
大切なのは、今を大切に過ごし、自分らしい人生を送ることだと思います。
今回の記事内容が少しでもお読み頂いた方の一助になれば幸いです。
もし、何か不安なことがあれば、一人で悩まずに、信頼できる人に相談したり、専門家の力を借りたりしてくださいね。より具体的に知りたいことがあれば、お気軽にご質問ください。
執筆者 監修者
執筆者:畑尾一心
創業昭和30年 熊本県儀式共済株式会社
ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年
現在、年間約400件を超えるご葬儀、ご相談に携わっています。
NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部 代表
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター
一般社団法人 終活カウンセラー協会 終活カウンセラー
創業者、会長の想いを引き継ぎながら
日本独自の葬送文化の意味を現代の意味を感じて頂き
後悔の無いお葬式を大切に葬儀の仕事に取り組んでいます。
趣味は、散歩。近所はもちろん、知らない街をあることで
その地域に住む人たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。
監修者 畑尾義興
創業 昭和30年 熊本県儀式共済株式会社
ハタオ葬儀社 会長
昭和30年より、熊本の地で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引継ぎ約40年、創業者の思いである「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ。自身の葬儀の体験から家族の思いがかよい、心と費用の負担を軽くするお手伝いを大切に、地元の感謝の思いを込めて葬儀の仕事一筋に取り組んできました。趣味は釣り、囲碁。熊本の自然と友人との時間を楽しんでいます。
葬儀場の詳細を見る
公営斎場もご利用になれます
【公営斎場】熊本市斎場
住 所
〒861-8031 熊本県熊本市東区戸島町796
アクセス
熊本市役所から車で、約35分
【公営斎場】菊池火葬場
住 所
〒861-1315 熊本県菊池市木柑子1318
アクセス
阿蘇高原線 三里木駅からタクシー24分
【公営斎場】大津火葬場
住 所
〒869-1233 熊本県菊池郡大津町大字大津110
アクセス
豊肥本線「肥後大津駅」からタクシーで5分