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2026.01.12
後悔しない葬儀社の選び方:家族葬の相談・打ち合わせガイド③
① はじめに
「ちゃんと考えたい気持ち」と「考える余裕がない現実」は、よく同時にやってきます。
・何から話せばいいのか、分からなくなることがあります
・正解が分からないまま進めていいのか、不安になることもあります
・「家族葬」と聞いても、実際の姿が思い浮かばない場合があります
・相談や打ち合わせが、少し怖く感じる方もいます
・迷っている自分を、責めてしまう瞬間もあるかもしれません
このコラムでは、
「こうすべき」という答えを示すのではなく、
「こんなふうに考える人もいます」という視点をお届けします。
熊本市や合志市、菊陽町で葬儀や家族葬を考えるとき、
相談や打ち合わせの時間が、
少しだけ落ち着いて過ごせるものになるように。
あなたは今、どんなことが一番ひっかかっていますか。
② このような方へおすすめ
✅ 家族葬の相談で、何を聞けばいいのか分からない
✅ 葬儀社との打ち合わせが不安で困っている
✅ 費用や流れについて、やさしく知りたい
✅ 急な葬儀で、考える余裕がなくなっている
✅ 熊本市周辺での葬儀事情の情報がほしい
悩んでいること自体が、
「ちゃんと向き合おうとしている証」なのかもしれません。
③ 目次
- 家族葬の相談で大切にしたい最初の視点
- 葬儀社との打ち合わせで起きやすい迷い
- 後悔を減らすために、心に留めておきたいこと
④ 記事本文
① 家族葬の相談で最初に大切にしたい視点
①-1 家族葬の相談は「決める場」ではないと考える
「相談に行ったら、その場で決めなければいけないのでは」
家族葬について考え始めた方から、よく聞く不安のひとつです。
・相談=即決、と思ってしまう
・分からないまま話が進んでしまいそうで怖い
・聞き返すのが申し訳なく感じてしまう
こうした気持ちが重なって、「もう少し落ち着いてからにしよう」と、相談そのものを先延ばしにしてしまう方も少なくありません。
けれど本来、家族葬の相談は「決める場」ではなく、頭の中を整理するための時間です。
分からないことを分からないままにしないために、今の状況や気持ちを言葉にしてみる。
それだけでも、相談の意味は十分にあります。
まとめ・アドバイス
熊本市で家族葬のご相談に立ち会っていると、
話が進む中で、ご家族の表情が少し緊張されていることに気づく場面があります。
そこで私たちから、
「今日は、ここまでのお話だけで大丈夫ですよ」
「いま無理に決めなくても問題ありません」
とお伝えすることがあります。
その一言に、ふっと息をつくように、
表情がやわらぐご家族もいらっしゃいます。
「決断しなくていい」と分かったことで、
はじめて安心して気になっていたことを話せるようになる方も少なくありません。
家族葬の相談は、結論を出すための時間ではなく、
心の中にある不安や疑問を、一つずつ整理していくための時間です。
そう考えると、相談という場は、
もっと静かで、やさしいものであっていいのかもしれません。
①-2 葬儀の相談で、話してもいいこと・話さなくてもいいこと
葬儀や家族葬の相談では、 「何をどこまで話せばいいのだろう」と迷われる方も少なくありません。けれど、相談の場で大切なのは、 話せることだけを、話せる範囲で伝えることです。
話してもいいことの事例
たとえば、次のような内容は、うまく言葉になっていなくても構いません。
- 「正直、何から考えればいいのか分からない」という今の気持ち
- 「家族だけで静かに送りたい気もするが、まだ迷っている」という途中の考え
- 「費用のことが不安」という率直な心配
- 「親戚との関係で少し気がかりなことがある」という背景事情
はっきりした結論がなくても、
気になっていることをそのまま伝えていただいて大丈夫です。
話さなくてもいいことの事例
一方で、無理に話す必要のないこともあります。
- まだ心の整理がついていない、故人との思い出や気持ち
- 家族の中で意見が分かれていて、今は共有しづらい内容
- その場では決めきれない細かな希望や条件
- 「もう少し考えてから話したい」と感じていること
相談の場ですべてを明らかにする必要はありません。
話す準備が整っていない内容は、胸の中にしまっておいても問題ないのです。
まとめ・アドバイス
あるご家族は、相談の途中で 「今は分からない」 という言葉を、
何度も繰り返されました。その言葉自体が、
今の状況や気持ちをそのまま伝えてくれる、
とても大切なサインだったように感じています。
葬儀や家族葬の相談では、 話せることからで大丈夫、という考え方があります。
言葉にならない部分があっても、 それを無理に埋めなくていい相談の形も、確かにあります。
ひとこと整理
- 結論が出ていなくても話してよい
- 心の準備ができていない内容は話さなくてよい
- 「分からない」という言葉も、相談の一部
①-3 家族葬の相談前に、少しだけ考えておくと楽になること
家族葬の相談に向かう前、 「何を決めていけばいいのだろう」と不安になる方も多いようです。
けれど、事前にしっかり答えを用意する必要はありません。
方向性が少し見えるだけで、相談はぐっと楽になります。
ここでは、「これだけ考えておくと助けになる」という具体例をご紹介します。
誰と、どこまで話したいか(事例)
人数や続柄がはっきりしていなくても構いません。
- 「身内だけで、静かに見送れたらいい」
- 「親しい人には伝えたいが、広く声をかけるつもりはない」
- 「家族中心で考えたいが、最終的には相談しながら決めたい」
こうした言葉があるだけで、
規模感や進め方のイメージがつかみやすくなります。
大切にしたい雰囲気(事例)
形式よりも、気持ちに近い言葉で十分です。
- 「あわただしくない時間にしたい」
- 「静かで、落ち着いた雰囲気がいい」
- 「形式ばらず、気を遣いすぎない場にしたい」
具体的な式の形が決まっていなくても、
雰囲気の方向性が、全体の軸になることがあります。
無理をしたくない点(事例)
「やりたいこと」よりも、
「これは避けたい」という気持ちが、判断を助ける場合もあります。
- 高齢の家族がいるので、移動や長時間は避けたい
- 準備や対応で、精神的に追い込まれたくない
- 周囲への気遣いで、疲れすぎない形にしたい
こうした点を先に伝えておくことで、
無理のない選択肢が見えやすくなります。
まとめ・アドバイス
菊陽町での打ち合わせの中で、
「にぎやかじゃなくていい」
という一言が、全体の方向をやさしく定めてくれたことがありました。
細かな希望や具体的な内容がなくても、
こうした感覚的な言葉が、相談を進める大きな手がかりになります。
家族葬の相談前に考えるのは、
正しい答えではなく、
今の気持ちを、少しだけ言葉にしてみること。
それだけで、相談の場は、
ずっと話しやすいものになるかもしれません。
ひとこと整理
- 事前に考えるのは「方向性」だけでよい
- 抽象的な言葉や感覚も、十分なヒントになる
- 無理をしたくない点は、早めに伝えてよい
② 家族葬の打ち合わせで、迷いやすいポイント
②-1 葬儀の打ち合わせで「その場で決めきれない」こと
家族葬の打ち合わせでは、
一つひとつは小さな選択でも、気持ちが追いつかず、
「今は決められない」と感じる場面が重なることがあります。
それは決断力が足りないのではなく、
大切な時間だからこそ、慎重になっている状態とも言えます。
その場で決めきれないことの事例
- 式の規模や人数の範囲
家族だけにするか、親しい方まで声をかけるか、
誰を思い浮かべるかで迷ってしまう。 - 式の形式や流れ
一日葬にするか、通夜・告別式を行うか、
違いは分かっても、気持ちが追いつかない。 - 祭壇やお花の雰囲気
写真を見ても、「これ」と決める勇気が持てず、
故人に合っているかどうかで迷ってしまう。 - 費用と内容のバランス
金額を抑えたい気持ちと、後悔したくない思いの間で、
どこまでを選ぶべきか判断がつかない。 - 親族や周囲への配慮の度合い
どこまで気を配るべきか、
後から何か言われないかと考えてしまう。 - 家族の意見がそろっていない点
その場にいない家族の考えも気になり、
一人で決めていいのか迷ってしまう。
こうした迷いが重なると、
「もう少し時間がほしい」と感じるのは自然なことです。
まとめ・アドバイス
熊本市での家族葬の打ち合わせの中で、
一度持ち帰って考える選択をされた方がいらっしゃいました。
後日お会いしたとき、
とても落ち着いた表情をされていたのが印象に残っています。
家族葬の打ち合わせでは、
その場で決めない選択も、
ご家族にとって大切な判断のひとつです。
迷う時間そのものが、
納得のいくお見送りにつながっていくこともあります。
ひとこと整理
- 決めきれない場面は誰にでも起こる
- 迷いは「大切に考えている」証
- 持ち帰って考える時間も、必要な過程
②-2 費用の話がしづらいと感じたとき
家族葬の打ち合わせで、
費用の説明が始まると、言葉を選びながら聞いているご家族の姿を見かけます。
「お金の話をすると、気持ちより数字を優先していると思われそう」
そんな不安から、聞きたいことがあっても口にできず、
うなずくだけになってしまう方も少なくありません。
また、葬儀の費用は日常的な買い物とは違い、
比較の基準が分からないことも多くあります。
たとえば――
- 総額はいくらくらいになるのか
- どこまでが基本費用で、何が追加になるのか
- 花や祭壇を変えると、どれくらい差が出るのか
- 会食を行う場合と行わない場合で、どの程度変わるのか
- 後から増える可能性のある費用はあるのか
こうした点がはっきりしないままでは、
「安くしたい」「抑えたい」と言い出すこと自体に、
罪悪感を覚えてしまうこともあります。
けれど、費用について具体的に知ろうとすることは、
冷たい行為ではありません。
まとめ・アドバイス
以前、打ち合わせの中で、
「家族葬でも、費用のことを聞いていいでしょうか」
と、遠慮がちに確かめられたことがありました。
そのときに感じたのは、
もちろん、という気持ちでした。
費用を確認することは、
お葬式を軽く考えているからではなく、
無理のない範囲で、後悔のない形を選ぼうとする姿勢でもあります。
「どこを大切にして、どこは控えめにするか」
そうした整理をするためにも、
費用の話は、とても大切な要素のひとつです。
※豆知識
「家族葬=必ず安い」と思われがちですが、
実際には、人数や日程、内容によって費用には幅があります。
たとえば、
同じ家族葬でも、
・通夜と告別式を行うか
・会食を含めるか
・花の量や飾り方をどうするか
といった違いで、金額は変わってきます。
「幅がある」という前提を知っているだけでも、
費用の話は、少ししやすくなるかもしれません。
ひとこと整理
- 費用の具体を知ることは、思いやりの一部
- 総額・内訳・変動点を確認してよい
- 無理のない選択が、後悔の少ないお見送りにつながる
②-3 葬儀社との距離感に戸惑ったとき
家族葬の打ち合わせでは、
内容そのものだけでなく、
「この距離感で大丈夫だろうか」と感じる瞬間もあります。
たとえば――
- 親切にしてもらっているのは分かるけれど、
気を遣われすぎているように感じて、かえって不安になることがある - 説明はとても丁寧なのに、
どこか事務的に感じてしまい、少し寂しさを覚えることがある - どこまで相談していいのか、
それとも自分たちで考えたほうがいいのか、判断に迷ってしまうことがある - 提案を断ったときに、
空気が変わってしまわないかと気になってしまうことがある - 質問を重ねるうちに、
手を煩わせてしまっているのではと遠慮してしまうことがある - 頼りたい気持ちと、
自分たちの考えを大切にしたい気持ちの間で、揺れてしまうことがある
こうした戸惑いは、
葬儀社が良い・悪いという話ではなく、
人と人との間に生まれる自然な感覚のようにも思います。
葬儀という特別な場面だからこそ、
ちょうどいい距離感が分からず、
「このまま話を進めていいのだろうか」と立ち止まってしまうこともあります。
まとめ・アドバイス
合志市にお住まいの方と、しみず会館で打ち合わせを終えたあと、
こんな言葉をかけていただいたことがあります。
「いろいろ決めたはずなのに、
最後に一番残っているのは、話しやすかったかどうかなんです」
その言葉を聞いて、あらためて感じたことがありました。
家族葬の相談では、
説明が分かりやすいか、条件が整っているかだけでなく、
安心して言葉を交わせるかどうかが、とても大切にされているということです。
家族葬の打ち合わせは、
「どの内容を選ぶか」だけの時間ではありません。
「誰と、どんな空気の中で話ができたか」も、
同じくらい心に残るもののように感じます。
だからこそ、
少しでも引っかかる感覚があったときは、
その違和感を無理に流さず、そっと立ち止まってみてもいいのかもしれません。
ひとこと整理
- 距離感に迷うのは、ごく自然なこと
- 親切さも、事務的さも、感じ方は人それぞれ
- 安心して話せる相性を大切にしてよい
③-1 家族葬は「小さくすること」が目的ではない
家族葬という言葉を聞くと、
「規模を小さくしなければならない」
「できることを減らす選択なのでは」
そんなイメージを持たれる方も少なくありません。
実際、相談の中でも、
「これは省いたほうがいいですよね」
「ここは我慢するしかないですよね」
と、ご家族のほうから遠慮される場面があります。
- 形式を簡素にしなければいけない気がする
- 気持ちを表に出しすぎないほうがいいと思ってしまう
- 「家族葬だから」という理由で、自分たちの希望を抑えてしまう
けれど、家族葬は
何かを我慢するための形ではありません。
人数や形式を絞ることは、
必ずしも「縮める」という意味だけではなく、
一人ひとりの気持ちや時間を、
より丁寧に扱うための選択でもあります。
大勢の中では言えなかった言葉を、
静かな場だからこそ伝えられたり、
慌ただしさのない時間の中で、
ゆっくりと別れを受け止められたりすることもあります。
家族葬は、
何かを削ることで成り立つものではなく、
大切なものを見失わないための形。
そう捉えると、見え方が少し変わってくるかもしれません。
まとめ・アドバイス
熊本市内での水前寺斎場での葬儀を終えたあと、
あるご家族が、静かな口調で
「小さかったけれど、ちゃんと送れました」
と話してくださいました。
その表情には、
やり残した後悔よりも、
「これでよかった」という落ち着きがにじんでいたように感じます。
家族葬は、
規模を小さくするための選択ではなく、
気持ちの距離を近づけるための選択。
周囲に合わせて気持ちを抑えるのではなく、
自分たちの想いに合った形を探していくことが、
後悔の少ないお見送りにつながっていくのだと思います。
ひとこと整理
- 家族葬は「省略」や「我慢」を目的としたものではない
- 静かな形だからこそ、気持ちが近づくこともある
- 気持ちに合った選択が、納得につながる
③-2 打ち合わせの違和感は、小さくても大切にする
家族葬の打ち合わせでは、
「困っている」「反対したい」というほどではないけれど、
どこか心に引っかかる感覚が生まれることがあります。
- なんとなく話の流れが早いと感じる
- 説明は受けたはずなのに、腑に落ちた感じがしない
- 気づけば話が先に進み、自分の気持ちが後ろに置いていかれるように思う
こうした違和感は、とても小さく、曖昧です。
だからこそ、「自分の気にしすぎかもしれない」と感じてしまい、
あえて口にしない選択をする方も少なくありません。
特に葬儀の打ち合わせは、
時間が限られていたり、周囲に気を遣ったりする場面が多く、
「ここで立ち止まっていいのだろうか」
「話の流れを止めてしまわないだろうか」
と、遠慮が先に立ってしまうこともあります。
けれど、その小さな違和感は、
必ずしも否定すべきものではありません。
説明が理解できていないというより、
気持ちがまだ追いついていないだけのこともあります。
頭では分かっていても、
心が「もう少し時間がほしい」と伝えている場合もあるのです。
打ち合わせが進むにつれて、
その違和感を抱えたまま決断を重ねていくと、
あとから振り返ったときに、
「なぜあのとき、引っかかっていたのか」
「本当は、何が気になっていたのか」
と、自分でも整理しきれない思いが残ってしまうことがあります。
まとめ・アドバイス
以前、違和感を口にできないまま打ち合わせを進め、
葬儀が終わったあとに
「やっぱり、あのとき少し立ち止まればよかったですね」
と話されたご家族がいらっしゃいました。
その言葉には、
大きな後悔というよりも、
小さなサインを見過ごしてしまったことへの、
静かな心残りがにじんでいたように感じます。
打ち合わせの中で生まれる違和感は、
わがままでも、失礼でもありません。
それは、心が出している正直な合図なのかもしれません。
「もう一度聞いてみたい」
「少し整理してから考えたい」
そう立ち止まることも、
後悔しないお見送りにつながる、大切な選択のひとつです。
ひとこと整理
- 違和感は、言葉にできなくても無視しなくていい
- 気持ちが追いついていないサインの場合もある
- 立ち止まる勇気が、納得につながることがある
③-3 葬儀社選びは「比べる」より「納得する」
葬儀社を選ぶ場面では、
「他社と比べなければいけない気がする」
そんな思いに包まれる方も多いようです。
- 比較しないまま決めてしまって、本当に大丈夫だろうか
- もっと条件のいいところがあるのではないか
- 後から「別の選択肢もあった」と後悔しないだろうか
特に家族葬は、
経験する機会が多いものではありません。
費用、内容、評判、距離、対応の早さ――
調べ始めると、判断材料はいくらでも出てきます。
だからこそ、
「一番いいところを選ばなければ」
「失敗のない正解を見つけなければ」
と、無意識のうちに力が入ってしまうのかもしれません。
けれど、葬儀社選びには、
誰にとっても通用する一つの正解があるわけではありません。
同じ説明を受けても、
「分かりやすい」と感じる人もいれば、
「少し距離を感じる」と思う人もいます。
同じ条件であっても、
安心できるかどうかは、人それぞれ違います。
比較すること自体は、決して悪いことではありません。
けれど、比べ続けるうちに、
かえって迷いが深くなり、
「何を基準に選べばいいのか分からない」
という状態になることもあります。
そんなとき、
最後に残るのは、
「ここなら話ができそう」
「この人たちとなら進められそう」
という、言葉にしきれない感覚であることも少なくありません。
まとめ・アドバイス
菊陽町で家族葬を終えられたあと、
あるご家族が、静かに
「あのときのハタオさんにお願いしてよかったと思えたことが、何よりでした」
と話してくださいました。
その言葉から伝わってきたのは、
条件や価格を比べ尽くした結果というより、
自分たちで納得して選んだという気持ちでした。
葬儀社選びは、
「一番」を見つける作業ではなく、
「自分たちに合っていた」と思える場所を選ぶこと。
説明の受け止めやすさ、
質問をしたときの反応、
違和感なく話が進んだ時間――
そうした積み重ねが、
あとから振り返ったときの支えになることもあります。
比べた先に迷いが残ったときは、
「どこが一番か」ではなく、
「どこなら納得できるか」
という問いに、そっと切り替えてみてもいいのかもしれません。
ひとこと整理
- 比べたくなる気持ちは自然なこと
- 正解を探しすぎると、かえって迷うこともある
- 最後に残るのは「納得して選べたかどうか」
⑤ 最後に…なぜ、このようなことを書くのか
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
少しだけ、個人的な話をさせてください。
これまで、今の立場になる前も含めて、
さまざまな葬儀の場に立ち会ってきました。
その中には、ご家族が過去に行ったお葬式の経験もありました。
形式は整っていて、進行も滞りなく、
「きちんとした葬儀だった」と言える場面でも、
式が終わったあと、
ご家族がぽつりと
「もっと話しておけばよかった」
とこぼされる瞬間が、何度もありました。
それは、葬儀の内容が悪かったという話ではありません。
ただ、気持ちを言葉にする前に、
流れが先に進んでしまった。
考える時間が、少し足りなかった。
そんな、ほんのわずかな行き違いのように感じました。
「聞かれなかったから言えなかった」
「迷っているうちに決まってしまった」
後になってから気づくその思いは、
誰かを責めるものではなく、
自分の中に、静かに残るものなのだと思います。
だからこそ、
急がせず、決めさせず、
考える余白を残したい。
そう強く思うようになりました。
話しながら考えてもいい。
途中で立ち止まってもいい。
一度持ち帰って、気持ちを整理してもいい。
今すぐ動かなくてもいい。
今日、結論を出さなくてもいい。
選ぶことも、迷うことも、
立ち止まることさえも、
すべて、あなた自身の選択です。
過去の経験から、
「あのとき、もう少し時間があったら」
という言葉を、
できるだけ聞かずにすむように。
そのための余白を、大切にしたいと思っています。
⑥ よくあるご質問(Q&A)
Q1. 家族葬の相談は、いつからする方が多いですか?
事前に少し話を聞いておきたい、という方もいれば、
急な状況の中で初めて相談される方もいらっしゃいます。
「何かあってからでは遅いのでは」と思われがちですが、
どのタイミングであっても、不自然なことはありません。
必要になったときに、必要な分だけ話を聞く。
それも一つの、自然な流れです。
Q2. 打ち合わせの途中で、泣いてしまっても大丈夫ですか?
涙が出ることを、特別なことだと感じていない方も多いようです。
気持ちを抑えようとするより、
向き合っているからこそ、自然にあふれてくるもの。
そう受け止められることも少なくありません。
言葉にならない時間があっても、大丈夫です。
Q3. 費用を抑えたいと伝えても、失礼ではありませんか?
そう感じて、言い出しづらくなってしまう方は多くいらっしゃいます。
けれど、費用について考えることは、
冷たいことでも、遠慮すべきことでもありません。
率直に話すことで、選択肢が整理され、
結果的に気持ちが落ち着く場合もあります。
Q4. 家族の意見がまとまらないときは、どうすればいいですか?
すぐに一つにまとめようとせず、
少し時間を置く選択をされる方もいます。
意見が分かれるのは、
それぞれが大切に思っているからこそ。
急がず、話し合える余白を残すことも、
大切な進め方の一つです。
Q5. 途中で葬儀社を変えるのは、失礼にあたりますか?
納得できる形を探す中で、
選び直すことを選択される方もいらっしゃいます。
誰かを否定するためではなく、
「自分たちが安心できる場所」を選ぶため。
そう考える方も、少なくありません。
Q6. 熊本市周辺の家族葬は、どんな雰囲気が多いですか?
静かで、身近な人との時間を大切にする形を選ばれる方が、
少しずつ増えているように感じます。
形式よりも、
落ち着いて過ごせることや、
気持ちを置いていかれないことを重視する。
そんな雰囲気を求められる方が多い印象です。
⑦ 執筆者・監修者紹介
執筆者:畑尾一心
役職: ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
熊本市(中央区・南区・東区・北区・西区・熊本駅周辺)および合志市・菊陽町その近郊で、葬儀・家族葬の事前相談と実務支援に携わる。地域の宗派・慣習に即したやさしい説明と実務の正確さを大切にし、初めてのご遺族でも迷わず安心して葬儀・家族葬のお手伝いに取り組んでいる。
経歴:
1972年、熊本で昭和30年創業より続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年以上。年間約400件を超える葬儀やご相談に携わり、地域密着型で信頼と実績
現在、NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部代表としても活動中。
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクターとして専門性を持ち、日々の活動の中で葬儀業界に貢献できること目指しています。
一般社団法人 終活協議会の終活セミナー講師や、終活カウンセラー協会の終活カウンセラーとしても活動しており、地域に密着したサービスを提供しています。
想い:
創業者である祖父の想いを引き継ぎ、日本独自の葬送文化の意味を現代に伝え、後悔のないお葬式を大切にし、葬儀業務に取り組んでいます。
「心を込めた葬儀サービス」を提供し、皆様の大切なお見送りをサポートします。
趣味:
散歩が趣味で、近所だけでなく知らない街を歩くことで、地域の人々とのコミュニケーションを楽しんでいます。
監修者:畑尾義興
役職: ハタオ葬儀社 会長
経歴:
昭和30年、熊本で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引き継ぎ、約40年間経営を行ってきました。
創業者の思い「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ、葬儀業一筋で地元の感謝の気持ちを込めて活動してきました。
自身の葬儀体験から家族の思いが伝わる葬儀を心掛け、心と費用の負担を軽減するお手伝いを大切にしています。
理念:
地域密着型で、皆様にとって温かく、心のこもった葬儀を提供することが、私たちの使命です。
ご遺族様の思いを最優先に、感謝の気持ちを込めた葬儀をお手伝いし、後悔のないお見送りをサポートします。
趣味:
趣味は釣りと囲碁で、熊本の自然や友人との時間を大切にしています。
ハタオ葬儀社は、創業から70年にわたり地域に根差したサービスを提供してきました。私たちの専門家が執筆し、監修したこの内容は、温かい心で故人をお見送りするための指針です。葬儀に関する不安を感じている方々に、しっかりとしたサポートと信頼できる情報を提供いたします。
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〒861-8031 熊本県熊本市東区戸島町796
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〒861-1315 熊本県菊池市木柑子1318
アクセス
阿蘇高原線 三里木駅からタクシー24分
【公営斎場】大津火葬場
住 所
〒869-1233 熊本県菊池郡大津町大字大津110
アクセス
豊肥本線「肥後大津駅」からタクシーで5分

