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2025.01.31
「ありがとう」を花に込めて:花いっぱいの家族葬が紡ぐ絆の物語
このような方に読んで頂きたい
✅大切な人を見送る準備をしているご家族の方
✅故人を温かく、華やかな形で送りたいと考えている方
✅伝統的な葬儀の形式に囚われず、個性を表現したいとお考えの方
✅無宗教葬や家族葬を検討している方
「ありがとう」を花に込めて:花いっぱいの家族葬が紡ぐ絆の物語
大切な人を送り出す時、その瞬間がどれほど大切で、心に残るものかは言葉では表現しきれません。葬儀は、悲しみだけでなく、感謝の気持ちを込めて故人を送り出す大切な時間です。その中でも「お花いっぱいの家族葬」は、故人への感謝の気持ちを花に託し、温かく華やかな空間を作り上げる特別な形です。
お花には、言葉以上の深い意味と力があります。花の一輪一輪が、故人の人生や家族との絆を物語り、最後のお別れの瞬間に心を込めたメッセージを届けてくれます。このコラムでは、花いっぱいの家族葬がどのようにして故人との思い出を温かく、そして個性的に表現できるのか、その魅力をご紹介していきます。
もし、大切な人を心から感謝を込めて見送りたいと考えているなら、この「お花いっぱいの家族葬」があなたにとってどれほど素晴らしい選択肢となるか、きっと理解していただけることでしょう。
目次
はじめに
・花いっぱいの家族葬の魅力とは
・花祭壇が紡ぐ故人と家族の絆
・お花いっぱいの家族葬の実例
・感謝を込めた故人への最期のおもてなし
あとがき
・花いっぱいの家族葬を通じて、故人と家族の絆を深める思い
最後に
・「花いっぱいのお葬式」の魅力と大切さ
お花とともに送る感謝の思い
お花いっぱいの家族葬とは?
お花いっぱいの家族葬とは、その名の通り、多くの生花を使用して故人を送り出す葬儀形式です。この形式では、祭壇や会場を彩るお花が主役となり、故人とのお別れの時間を華やかに、そして心温まるものにします。従来の白木祭壇と合わせ、生花をふんだんに使用した花祭壇が特徴であるため、無宗教葬とも親和性が高く、宗教儀式に縛られることなく柔軟な演出が可能です。家族や友人が集う静かであたたかな空間で、お花の香りに包まれながら故人への感謝を伝えることができるのが魅力です。
故人の個性を表現する花選び
お花いっぱいの家族葬では、故人の人生や個性を表現するために選ばれる花々が重要な役割を果たします。故人が生前愛した花や、好きな色を基調にしたアレンジメントを選ぶことで、その人らしさを視覚的に演出できます。たとえば、音楽を愛した方には音符を模したデザイン、自然を愛した方には緑を多く取り入れたナチュラルなアレンジなど、パーソナライズされた祭壇が可能です。こういう時こそ明るいお花を飾ろうと考える家族が増えており、故人への敬意や感謝の思いを込めた花選びが注目されています。
お花に込められる家族のメッセージ
お花には、家族から故人への感謝や思い、そして「ありがとう」という心が込められています。お花いっぱいの家族葬では、その一輪一輪に家族の気持ちを託すことができます。たとえば、白いユリは純粋な愛を、黄色いひまわりは明るい日々への願いを象徴します。このように、花にはそれぞれの意味やメッセージがあり、家族が選んだ花によって、故人への最期の贈り物となるのです。また、意味を託したお花を飾ることで会場全体が和やかな雰囲気に包まれ、「花のある暮らし」を愛した故人を偲ぶ心温まる時間が生まれます。
花祭壇が紡ぐ故人と家族の絆
花祭壇の魅力とその役割
花祭壇は、一般的な白木の祭壇と異なり、美しい生花で彩られた祭壇です。この形式の葬儀は「お花いっぱい」の空間を演出し、最後のお別れを温かく華やかなものにします。花祭壇には、故人の人生や個性を表現するという役割があり、ひとつひとつの花が故人の想い出や家族の感謝の気持ちを象徴します。特に「こういう時こそお花を飾ろう」と考える家族にとっては、単なる装飾を超えて、心を込めた送り方のひとつとして選ばれています。
彩りあふれる空間が生む癒し
花いっぱいの葬儀では、多彩な花々が空間を彩り、参列者にやすらぎを与えます。色とりどりの花が作り出す癒しの雰囲気は、悲しみや緊張感を和らげ、故人を偲ぶ時間をより穏やかで感慨深いものにしてくれます。また、香り立つ生花による心地よい空間は「花のある暮らし」の延長線上にあるような、自然であたたかみのある環境を提供します。視覚と嗅覚の両面から心を落ち着けてくれる花祭壇は、家族や参列者にとって重要な癒しの時間を創り出します。
家族が一緒に選ぶ花の意味
花祭壇の特徴のひとつは、家族が故人にふさわしい花を選び、一緒に祭壇を作り上げる点にあります。それぞれの花に込められた意味や色合いを考えながら選ぶプロセスを通じて、家族は自然と絆を深めていきます。また、生前に故人が好きだった花やその季節ならではの花を取り入れることで、よりパーソナルな葬儀が実現します。この花を選ぶ過程は、家族にとって「ありがとう」の気持ちをかたちにする貴重な時間でもあります。こうした共有の時間が、葬儀の後も心に長く残る大切な思い出となるのです。
お花いっぱいの家族葬の実例
成功事例:ある家族の暖かな見送り
「花いっぱいの家族葬」で故人を送ったあるご家族の例をご紹介します。この家族葬の施行では、故人が生前大切にしていたバラや季節の花々を取り入れたフラワー祭壇が作られました。この特別な空間は、故人を偲ぶ家族や参列者にとって癒しを与え、温かな雰囲気を作り出します。
式の流れは自由度が高く、黙とうの後、家族が心を込めて故人への感謝の手紙を読み上げ、参列者からも自然体でエピソードが語られました。最後には、故人の愛した花々を棺に納め、皆で「ありがとう」を伝える時間が設けられました。こういった配慮により、ただお見送りをするだけでなく、心の中に温かな記憶を刻む特別な時間となりました。
費用や準備期間のリアルな声
「花いっぱいの葬儀」に興味を持ちながらも、費用や準備期間について心配される方も少なくありません。平均では、花祭壇を含むプランには約28万~78万円前後かかる場合が多く、規模やオプション内容によって変動があります。準備期間は2日から3日ほど見ておけば、多くのケースで対応可能です。
実際に利用された方の声としては、「最初は高いと感じたが、華やかな雰囲気で家族全員が納得できた」「事前の相談で希望がきちんと伝わり、とてもスムーズに準備を進められた」といったポジティブな意見が多いのが特徴です。こういった事例を見ると、「こういう時こそお花を飾ろう」という考えが、最後のおもてなしの場面で大切になることだと感じます。
地域ごとのお花を活用した葬儀
「花いっぱいの家族葬」では、地域ごとの風土や特色を活かしたお花の選定が可能です。例えば、熊本ではハタオ葬儀社、豊住葬祭が提供する「花いっぱいのお葬式」プランが人気です。ここでは、常時美しく手入れされた空間を利用したシンプルで優雅な家庭的な葬儀が行われています。
また、地域で栽培された四季折々の花を取り入れることもおすすめです。阿蘇、宇城、八代、天草であればユリ、玉名ではバラなどの生産が盛んです。その土地らしい植物が取り入れられることで、より個性のある葬儀が実現可能となります。地元の花を活かした葬儀は、故人との思い出をより深く共有できると評判です。「花のある暮らし」を楽しんできた故人だからこそ、その気持ちを最後までお花で表現することで、特別な送別の時間を作り上げることができます。
感謝を込めた故人への最期のおもてなし
家族が選べるプランとオプション
お花いっぱいの家族葬では、家族の希望や故人の生前の意向を反映したさまざまなプランやオプションが選べます。例えば、花祭壇を中心としたフラワー葬では、故人の雰囲気や個性に合わせた花の飾り付けができるため、温かみのある空間を演出できます。また、近年ではコンパクトな規模で行う「火葬式プラン」や「お別れ葬プラン」といった選択肢も増え、費用や形式に合わせた柔軟な対応が可能です。多くの葬儀社ではこれらのプランに加え、プロによる献奏やオリジナル会葬礼状など、感謝の気持ちを伝えるためのオプションサービスも充実しています。こういう時だからこそお花を飾り、思いを形にできるのがこの形式の魅力です。
「ありがとう」を伝えるカタチ
お花いっぱいの家族葬は、家族や参列者が故人に対する「ありがとう」の思いを花で表現する特別な場です。花にはその種類や色ごとに意味が込められており、それを用いることで、故人との思い出や感謝の気持ちがより深く伝わります。特に、献花の時間では、遺族や参列者が一輪一輪丁寧に花を供えることで、感謝の思いを形に表します。無宗教葬の場合もこうした花を主体とした儀式が行われやすく、生前の音楽や写真などを組み合わせることで、自由で個性的な「ありがとう」を表現できます。花のある暮らしの延長線上で、故人への最後のおもてなしとして花を贈ることは、心温まる送り方の一つとなります。
参加者と共有する感動の瞬間
お花いっぱいの家族葬では、故人と参加者一人ひとりが思い出を共有する感動の瞬間が生まれます。特に、花入れの時間はもっとも大切で尊い時間といえるでしょう。祭壇を彩る花や供花を棺に納めながら、参加者全員が故人との最期のお別れを惜しむその瞬間は、言葉では表現しきれない特別な感動があります。また、家族が選んだ花々が会場を包み込むことで、視覚的にも癒しや安らぎを感じられます。こうした空間は、ただの葬儀というより、家族や参列者全体で故人への感謝を分かち合うひとときとなり、絆を深める場ともなります。この心に残る瞬間こそ、花いっぱいの家族葬がもたらす大きな魅力です。
あとがき
今回のコラムでは「花いっぱいのお葬式」について、多くの方々にとって温かな思い出を作るための一つの方法をご紹介しました。お花というシンプルでありながら、深い意味を持つものを通じて、故人を偲ぶ時間をより豊かなものにしていただけたら幸いです。
葬儀は決して悲しみだけの時間ではなく、感謝の気持ちを込めて故人を送り出す大切な時間でもあります。私たちは、家族が心から「ありがとう」と伝えるための最良の方法を提供したいと思っています。そして、この「花いっぱいのお葬式」が、故人との絆を深め、残された家族にとって癒しのひとときとなることを願ってやみません。
最後に、どんなに小さなことでも、皆様の思いを形にするお手伝いができることを誇りに思います。これからも、心温まる葬儀を通じて、より多くのご家族のために尽力してまいります。
最後に
「花いっぱいのお葬式」とは、単に美しい花々で飾られた空間を提供するだけでなく、故人との別れの際に心温まるメッセージを込めた送別の形だと私は考えています。花には言葉以上に深い意味が込められており、それぞれの花が語る物語が、私たちの感謝の気持ちや思いを伝えてくれる力を持っています。
家族葬という形で、最も大切な人を見送る時、私たちはその瞬間に寄り添い、故人の人生を尊び、残された家族の絆を深めていくお手伝いをしています。花いっぱいの家族葬は、そんな大切な時間をより一層温かく、そして華やかに彩るものです。お花を選び、並べる過程そのものが、家族の心がひとつになり、故人への感謝を形にする貴重な時間であると感じています。
私たちの仕事は、ただの葬儀を執り行うだけでなく、故人とその家族、そして参列者全員が共有することのできる、特別な空間と時間を提供することです。それが、お花という美しい手段を通じて実現できることに、深い喜びを感じています。心からの「ありがとう」を花に託して送り出すこの形が、故人の思いを尊重し、また家族の心を癒す手助けとなることを願っています。
執筆者 監修者
執筆者:畑尾一心
創業昭和30年 熊本県儀式共済株式会社
ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年
現在、年間約400件を超えるご葬儀、ご相談に携わっています。
NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部 代表
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター
一般社団法人 終活カウンセラー協会 終活カウンセラー
創業者、会長の想いを引き継ぎながら
日本独自の葬送文化の意味を現代の意味を感じて頂き
後悔の無いお葬式を大切に葬儀の仕事に取り組んでいます。
趣味は、散歩。近所はもちろん、知らない街をあることで
その地域に住む人たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。
監修者 畑尾義興
創業 昭和30年 熊本県儀式共済株式会社
ハタオ葬儀社 会長
昭和30年より、熊本の地で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引継ぎ約40年、創業者の思いである「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ。自身の葬儀の体験から家族の思いがかよい、心と費用の負担を軽くするお手伝いを大切に、地元の感謝の思いを込めて葬儀の仕事一筋に取り組んできました。趣味は釣り、囲碁。熊本の自然と友人との時間を楽しんでいます。
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