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2025.03.09
3月9日 春の陽気の中で、終活セミナー講師の学びを深める
今日は3月9日。暦の上ではすでに春ですが、今日は特に暖かく、まるで春本番のような陽気でした。外を歩いていると、柔らかな日差しが心地よく、道端には小さな花々が咲き始めていて、季節の移り変わりを感じることができました。
そんな中、本日は「終活セミナー講師」の養成セミナーを受講してきました。終活の大切さを広めるために、より分かりやすく、より多くの方に伝えるスキルを学ぶことが目的です。
このセミナーには、看護師さんをはじめ、さまざまなお仕事をされている方々が参加されていました。普段から人の人生や健康に深く関わる仕事をされている方々と一緒に学ぶことで、多くの刺激を受けましたし、何よりその姿勢に強く感銘を受けました。
終活の大切さを伝える役割
終活という言葉は、今や多くの人に知られるようになりました。しかし、実際に「何をどう準備すればいいのか」「どこから手をつければいいのか」と悩む方も少なくありません。私たち葬儀社の立場から見ても、事前にしっかり準備をしていた方と、何も準備をしていなかった方とでは、ご家族の負担の大きさが全く違います。
終活は「人生の最期をどのように迎えるか」を考えるだけではなく、「今をどう生きるか」を見つめ直す機会にもなります。元気なうちに準備を進めることで、ご自身もご家族も安心して過ごせるようになりますし、「大切な人に迷惑をかけたくない」という想いを形にすることができます。
今回のセミナーでは、終活を伝える立場として「分かりやすく、聞き手に寄り添った伝え方」が重要であることを学びました。ただ情報を伝えるだけではなく、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら話すことが、より良い終活支援につながるのだと感じました。
さまざまな職業の方々と共に学ぶ
今回のセミナーには、看護師さんや介護職の方、福祉関係のお仕事をされている方、そして一般の会社員の方など、さまざまな職種の方々が参加されていました。
特に医療や介護の現場で働く方々は、日々多くの方の人生の最期に寄り添う機会があり、終活の重要性を肌で感じていらっしゃいます。だからこそ「終活についてしっかり学び、正しく伝えたい」という思いを持って参加されていました。その姿勢に、私は心から尊敬の念を抱きました。
また、看護師さんや介護士さんの視点から聞く終活の話は、私にとっても新たな発見がありました。例えば、「患者さんやご家族が最期に何を大切にしているのか」「どんな言葉がけが心を和らげるのか」など、現場のリアルな声を聞くことで、私自身の知識や考え方をさらに深めることができます。
終活は「その時」のためではなく「今」をより良く生きるために
終活というと、「死に向けた準備」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。しかし、実際には「今をより良く生きるための準備」とも言えます。
例えば、財産や相続の整理をしておくことで、将来的なトラブルを防ぐことができますし、自分の意思をエンディングノートにまとめておけば、いざという時にご家族が迷わずに済みます。さらに、医療や介護について事前に考えておくことで、自分が望む最期を迎えることができるのです。
終活の一環として、お墓や葬儀の希望を決めることも大切です。「どのような形で送りたいのか」「どんなお別れが理想なのか」――これらを考えることは、自分らしい人生を全うするための大事なステップだと思います。
ハタオ葬儀社では、終活についてのご相談をいつでも受け付けています。「何から始めたらいいのか分からない」「終活に興味はあるけれど、具体的に何をすればいいの?」といったお悩みをお持ちの方も、気軽にお話しいただければと思います。
学びを活かし、これからの活動へ
今日のセミナーを通じて、「終活を伝えること」の大切さを改めて実感しました。
・聞き手の気持ちに寄り添うこと
・専門用語を使わず、分かりやすく伝えること
・相手の立場に立ち、一緒に考えること
こうした姿勢を大切にしながら、今後の活動に活かしていきたいと思います。
また、終活は「決して一人で進めるものではない」ということも再確認しました。ご家族や信頼できる専門家と一緒に考えることで、より良い選択ができるはずです。私たち葬儀社の役割は、そのお手伝いをすること。これからも、お一人おひとりに寄り添ったサポートをしていきたいと改めて思いました。
春の訪れとともに、終活を前向きに
今日は暖かく、春の訪れを感じる一日でした。自然と気持ちも穏やかになり、新しいことに挑戦したくなる季節です。
終活もまた、「前向きな人生の準備」です。新しい季節の始まりとともに、ご自身やご家族の未来について考えてみるのもいいかもしれません。
ハタオ葬儀社では、これからも皆さまの「安心」を支えるために、さまざまな情報を発信し、お役に立てる活動を続けてまいります。
春の陽気とともに、心温まる終活を
執筆者
執筆者:畑尾一心
創業昭和30年 熊本県儀式共済株式会社
ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年
現在、年間約400件を超えるご葬儀、ご相談に携わっています。
NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部 代表
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター
一般社団法人 終活協議会 終活セミナー講師 終活ガイド資格3級
一般社団法人 終活カウンセラー協会 終活カウンセラー
創業者、会長の想いを引き継ぎながら
日本独自の葬送文化の意味を現代の意味を感じて頂き
後悔の無いお葬式を大切に葬儀の仕事に取り組んでいます。
趣味は、散歩。近所はもちろん、知らない街をあることで
その地域に住む人たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。
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