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2025.09.02
熊本市で迷わない【保存版】葬儀の数珠マナー|宗派別の選び方・持ち方
熊本市・合志市・菊陽町で、数珠のマナーに不安を感じている方へ
「急な葬儀の連絡に、数珠の準備やマナーが分からず焦った…」そんな経験はありませんか?数珠は、故人様への敬意を表し、私たちと仏様を結ぶ大切な仏具です。しかし、宗派によって持ち方や作法が異なり、戸惑う方も少なくありません。
この度、熊本市、合志市、菊陽町を中心に、地域の皆様のお葬式をお手伝いしてきた私たちハタオ葬儀社が、数珠に関するあらゆる疑問にお答えする記事をご用意しました。
この記事では、初めて数珠を準備する方でも安心できるように、数珠の種類や正しい選び方から、宗派ごとの具体的なマナーまで、専門的な知識を分かりやすく解説しています。
家族葬や一日葬など、シンプルな形式の葬儀が増えた今でも、故人様を思う気持ちに変わりはありません。このガイドが、あなたの不安を解消し、心穏やかに故人様を見送るための一助となれば幸いです。
どうぞ、この機会にご一読いただき、いざという時に役立つ「保存版」としてご活用ください。
こんな方におすすめ
✅数珠の正しい持ち方やマナーが分からず不安
✅葬儀に参列する機会が増え、数珠を新調しようか迷っている
✅自分の宗派の数珠や作法を知りたい
✅家族葬や一日葬での数珠のマナーが知りたい
✅マナー違反で故人やご遺族に失礼がないようにしたい
目次
- 数珠の基本知識と、持つ意味
- 【購入編】葬儀に備える数珠の選び方
- 【実践編】葬儀での正しい数珠の持ち方・作法
- 【宗派別】数珠の持ち方とマナーの違い
- ハタオ葬儀社が考える、人と人をつなぐお葬式
- よくあるご質問(Q&A)
【熊本市 家族葬】数珠のマナー完全ガイド|選び方から宗派別の作法まで
1. 数珠の基本|なぜ葬儀に必要とされるのか
「そもそも、どうして葬儀には数珠が必要なの?」
そう思われたことはありませんか?数珠は単なるアクセサリーや持ち物ではありません。仏教の教えに深く根差した、大切な意味を持つ仏具です。
数珠は「お守り」であり「仏様との縁」
数珠の本来の役割は、お経や念仏を唱えた回数を数えるための道具でした。しかし、長い歴史の中で、数珠を手にすることで心が清められ、故人やご先祖様を敬う心を表す道具へと意味が変化していきました。
現代において、数珠は「お守り」としての役割も担っています。故人様を偲び、その安らかな旅立ちを願う気持ちが数珠に込められることで、私たちを悪いものから守ってくれると信じられています。
また、数珠の輪は「切れ目のない仏様とのつながり」を表しています。ご自身の数珠を持つことは、故人様、そして仏様との縁を大切にする証となるのです。
豆知識 宗派によって数珠の珠の数が異なるのは、それぞれの宗派の教えや仏様を表現しているためです。たとえば、本式数珠の多くは人間の煩悩の数である108珠が基本とされています。この108という数は、故人様を煩悩から解放し、極楽浄土へ導くという願いが込められています。
熊本市、合志市、菊陽町近郊には様々な宗派のお寺があり、それぞれの宗派の作法が大切にされています。ご自身の宗派の数珠を持つことで、より丁寧な形で故人様をお見送りすることができます。
2. 【購入編】後悔しない数珠の選び方と準備
「葬儀に行くことになったけれど、数珠を持っていない……」「どの数珠を買えばいいの?」
急なことだと、どこでどうやって数珠を買えばいいか、迷ってしまいますよね。まずはこの3つのポイントを押さえておけば、いざという時でも安心です。
略式数珠が一つあれば安心
数珠には、宗派ごとに正式な本式数珠がありますが、まずは宗派を問わず使える略式数珠を一つ用意しておくのがおすすめです。
略式数珠は一連(ひとえん)になっており、シンプルなデザインが多いため、どんな葬儀にも対応できます。特定の宗派に属していない方や、様々な宗教・宗派の葬儀に参列する機会が多い方も安心です。
100均の数珠はマナー違反?
「とりあえず100均の数珠でもいいのかな?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。結論から言うと、100均の数珠でもマナー違反にはあたりません。
最も大切なのは、数珠の価格や材質ではなく、故人様を心から悼む気持ちです。数珠は「お守り」としての意味も持つため、故人様への敬意を込めて大切に扱うことが重要です。
ただし、100均の数珠は珠の数が正式なものと異なる場合があり、耐久性も劣ることがあります。長く大切に使えるものを選びたいとお考えでしたら、仏具店や百貨店などで購入されることをお勧めします。
選び方のポイント(男女別、素材、価格)
数珠を選ぶときは、以下の点をチェックしましょう。
- 男女別のサイズ: 女性用は珠が小さく、男性用は珠が大きいのが一般的です。手の大きさに合わせて、しっくりと馴染むものを選んでください。
- 素材: 木製(黒檀、紫檀など)や天然石(水晶、メノウなど)が一般的です。素材によって色や重みが異なりますので、ご自身の好みに合わせて選びましょう。
- 価格帯: 数千円から購入できるものが多く、ご予算に合わせて選ぶことができます。
ハタオ葬儀社からのアドバイス
熊本市、合志市、菊陽町近郊には、数珠を専門に扱う仏具店がいくつかあります。実際に手に取って重さや手触りを確かめてみるのが一番です。ネット通販でも手軽に購入できますが、一度実物を見てみることをおすすめします。
大切なのは、価格や素材にこだわること以上に、故人様を思う気持ちを込めて、ご自身の数珠を持つことです。この準備一つが、お別れの時間をより心穏やかなものにしてくれます。
3. 【実践編】葬儀に参列する際の数珠の正しい作法
「数珠は持っているけれど、使い方がよく分からない……」と悩んでいませんか?ここでは、葬儀で恥をかかないための基本的なマナーと作法を解説します。たった3つのポイントを押さえるだけで、故人様への敬意を正しく表現できます。
持ち方の基本は「左手」
数珠は常に左手で持つのが基本です。
これは仏教の考え方に基づいています。左手は仏様の「清らかな世界」、右手は私たちの「俗なる世界」を表しており、仏様の清らかな世界を表す左手に数珠をかけることで、故人様や仏様を敬う心を示すのです。
合掌していない時も、数珠は左手首にかけておきましょう。
合掌時の数珠の位置
お焼香や合掌をする際は、数珠を両手の親指以外の指にかけ、手のひらを合わせます。この時、房(ふさ)は手のひらの下側に垂らすのが正しい作法です。
数珠を合掌した手のひらで挟み込むように持つことで、より丁寧な気持ちを表すことができます。
数珠の貸し借りや保管方法
数珠は、その持ち主の「念」が込められる大切なものだと考えられています。そのため、人との貸し借りはマナー違反とされています。
もしご自身の数珠を忘れてしまった場合は、無理に借りるのではなく、数珠を持たずに合掌するだけで構いません。大切なのは、形よりも故人様を思う心です。
また、普段の保管も丁寧に行いましょう。バッグの中に直接入れたりせず、専用の数珠袋に入れておくのがおすすめです。数珠を大切に扱うことが、故人様やご先祖様を敬うことにつながります。
ハタオ葬儀社からのアドバイス
数珠のマナーに不安を感じるのは、故人様を大切に思う気持ちがあるからこそです。熊本市、合志市、菊陽町近郊でのお葬式でも、今回ご紹介した3つのポイントを押さえていただければ大丈夫です。ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。私たちも、皆さまの気持ちに寄り添ったお別れの場をご提案いたします。
4. 【宗派別】数珠の持ち方とマナーの違い
「お葬式での数珠の持ち方、自分の宗派ではどうするんだろう…?」
仏式の葬儀では、宗派によって数珠の持ち方や使い方が異なります。故人様やご遺族の宗派に合わせて作法を理解しておくことで、より丁寧な気持ちを伝えることができます。ここでは、主な宗派における数珠のマナーを分かりやすく解説します。
浄土真宗|数珠を「揉まない」理由
浄土真宗では、他の宗派とは異なり、数珠を「揉んだり」「擦り合わせたり」しません。これは、浄土真宗の教えにおいて、念仏の数を数える必要がないと考えられているからです。
合掌時は、房が2つに分かれているタイプの数珠を、房を二つまとめて持ちます。そして、合掌した手のひらに数珠を乗せるようにして、静かに故人を偲びます。
- 浄土真宗本願寺派(お西): 二重にした数珠を合掌した手に掛け、房を下に垂らします。
- 浄土真宗大谷派(お東): 二重にした数珠を親指と人差し指の間で挟み、房を左手側に垂らします。
その他の主な宗派の数珠マナー
- 真言宗: 数珠を二重にして左手の中指にかけます。合掌する際は、房が下に垂れるようにして、親指と人差し指で数珠を軽く挟むように持ちます。
- 曹洞宗・臨済宗(禅宗): 禅宗の数珠は、房が輪の中に入っている独特の形状をしています。合掌時は、左手の親指にかけ、房が手の甲側にくるように持ちます。
- 日蓮宗: 珠を擦り合わせながら、お題目(南無妙法蓮華経)を唱えるのが正式な作法です。
ハタオ葬儀社からのアドバイス
宗派ごとの作法は、故人様やそのご家族の信仰を尊重するためのものです。もし故人様の宗派が分からない場合は、無理に作法にこだわる必要はありません。略式数珠を持ち、手を合わせるだけでも、故人様を想う気持ちは十分に伝わります。
私たちハタオ葬儀社では、熊本市、合志市、菊陽町近郊の様々な宗派のお葬式に対応しています。宗派のマナーや作法にご不安があれば、お気軽にご相談ください。
5. 故人への敬意は「心」から|ハタオ葬儀社のご提案
ここまで数珠のマナーについて詳しく解説してきましたが、私たちハタオ葬儀社が最も大切にしているのは、形ではなく「心」です。
マナーだけでなく「心を込めたお別れ」
数珠のマナーは、故人様やご遺族への敬意を示すためのものです。もちろん知っておくことは大切ですが、たとえマナーに完璧でなくても、故人様を思う気持ちや感謝の心が一番重要だと考えています。
故人様との思い出を振り返り、心の中で「ありがとう」と語りかける。その温かい気持ちこそが、最も尊い供養となるのです。
家族葬での数珠の役割
近年増えている「家族葬」や「一日葬」といったシンプルな形式のお葬式。参列者が少ない分、より一人ひとりが故人様と向き合う大切な時間となります。
数珠を手にすることで、故人様への最後の挨拶を、より心を込めて行うことができます。数珠の輪が持つ「縁」は、お別れの場でも故人様とのつながりを再確認させてくれるでしょう。
ハタオ葬儀社担当者より
数珠のマナーは、決して難しいものではありません。大切なのは、故人様やご遺族に対する「敬意」です。私たちは、数珠一つにも故人様との「縁」を感じ、その想いを大切にしたいと考えています。もしご不安なことがありましたら、熊本市・合志市・菊陽町近郊のどんな些細なご質問でも、お気軽にご相談ください。
私たちは、ご家族様の想いを形にする「あたたかいお別れ」を何よりも大切にしています。お花いっぱいのお葬式で、故人様への感謝を伝えるお手伝いをさせていただきます。
まとめ:心に寄り添う数珠選びと、故人様とつむぐ「縁」
数珠は、故人様を敬い、偲ぶための大切な道具です。その一つひとつには、仏教の教えや、故人様と私たちをつなぐ「縁」が込められています。
この記事では、数珠の基本的な意味から、購入時のポイント、そして宗派ごとの具体的なマナーまで解説してきました。
【購入編】 まずは、宗派を問わず使える略式数珠を一つ持っておくのがおすすめです。100均の数珠でもマナー違反ではありませんが、長く大切に使えるものを選ぶことで、故人様との「縁」をより深く感じることができるでしょう。
【実践編】 葬儀での数珠の基本は「左手に持つ」ことです。合掌時に数珠を手にすることで、故人様への敬意をより深く表現できます。これは単なる作法ではなく、故人様との心のつながりを確かめるための大切な儀式です。
【宗派編】 浄土真宗のように、宗派によって独自の作法があります。これは、それぞれの宗派が大切にする故人様への想いを形にしたものです。ご自身の数珠を手にし、心を込めて合掌すれば、故人様を想う気持ちは必ず伝わります。
大切なのは、形式やマナーに縛られることではなく、故人様を思う「感謝の心」です。私たちハタオ葬儀社は、熊本市、合志市、菊陽町近郊の皆様が、心穏やかにお別れの時間を過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。
このガイドが、あなたの数珠に対する不安を解消し、故人様との「縁」を大切にする、温かいお別れの一助となれば幸いです。
よくあるご質問(Q&A)
Q1:数珠は持っていないと失礼ですか?
A:厳密には必須ではありませんが、故人への敬意を示す大切な道具です。一つ持っておくと安心です。
Q2:男性用と女性用の違いは何ですか?
A:珠の大きさが異なります。手に馴染む大きさのものを選びましょう。
Q3:水晶やパワーストーンの数珠でも大丈夫ですか?
A:宗派にこだわらない略式数珠であれば問題ありません。
Q4:古い数珠を新調したいのですが、古い数珠はどうすればいいですか?
A:お寺で供養してもらうか、白い布に包んで処分するのが一般的です。
Q5:数珠を忘れてしまった場合はどうすればいいですか?
A:無理に代用品を使わず、心の中で故人様を悼むことが最も大切です。
Q6:熊本市で数珠を購入できるお店を教えてください。
A:仏具店や百貨店、葬儀社でも相談に乗ってくれる場合があります。
執筆者・監修者紹介
執筆者:畑尾一心
役職: ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
経歴:
1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年以上。年間約400件を超える葬儀やご相談に携わり、地域密着型で信頼と実績
現在、NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部代表としても活動中。
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクターとして専門性を持ち、日々の活動の中で葬儀業界に貢献できること目指しています。
一般社団法人 終活協議会の終活セミナー講師や、終活カウンセラー協会の終活カウンセラーとしても活動しており、地域に密着したサービスを提供しています。
想い:
創業者である祖父の想いを引き継ぎ、日本独自の葬送文化の意味を現代に伝え、後悔のないお葬式を大切にし、葬儀業務に取り組んでいます。
「心を込めた葬儀サービス」を提供し、皆様の大切なお見送りをサポートします。
趣味:
散歩が趣味で、近所だけでなく知らない街を歩くことで、地域の人々とのコミュニケーションを楽しんでいます。
監修者:畑尾義興
役職: ハタオ葬儀社 会長
経歴:
昭和30年、熊本で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引き継ぎ、約40年間経営を行ってきました。
創業者の思い「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ、葬儀業一筋で地元の感謝の気持ちを込めて活動してきました。
自身の葬儀体験から家族の思いが伝わる葬儀を心掛け、心と費用の負担を軽減するお手伝いを大切にしています。
理念:
地域密着型で、皆様にとって温かく、心のこもった葬儀を提供することが、私たちの使命です。
ご遺族様の思いを最優先に、感謝の気持ちを込めた葬儀をお手伝いし、後悔のないお見送りをサポートします。
趣味:
趣味は釣りと囲碁で、熊本の自然や友人との時間を大切にしています。
ハタオ葬儀社は、創業から70年にわたり地域に根差したサービスを提供してきました。私たちの専門家が執筆し、監修したこの内容は、温かい心で故人をお見送りするための指針です。葬儀に関する不安を感じている方々に、しっかりとしたサポートと信頼できる情報を提供いたします。
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