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2025.12.08

納棺から葬儀までの流れ|熊本市・合志市・菊陽町で頼れる安心サポート

① はじめに

「納棺は、大切な人の旅立ちを支える時間です」

✅納棺の意味と熊本の地域性が理解できる
✅ご逝去から火葬までの流れが一目でわかる
✅家族が納棺でできることが明確になる
✅服装・準備物の不安がなくなる
✅後悔しない葬儀を行うための心得を学べる

突然のお別れには、心も頭も追いつきません。
「何からすればいいのか」「納棺はどんな場なのか」
迷いや不安は当然のことです。
本記事では、熊本市・合志市・菊陽町にお住まいの皆様へ、
地域の慣習に沿いながら、葬儀と納棺の流れをわかりやすく解説します。
安心して故人の旅立ちを見送るための知識を、一緒に整えていきましょう。

いざという時に、困らない準備はできていますか?

② このような方へおすすめ

✅ 納棺がいつ行われるのか分からず困っている
✅ 熊本の葬儀の流れを知りたい
✅ 家族が納棺で何をすべきか分からない
✅ 服装やマナーが不安で知りたい
✅ 準備不足で後悔したくない情報がほしい


③ 目次

  1. 葬儀と納棺の全体像
  2. 熊本における納棺の具体的な流れ
  3. 家族が納棺でできることと準備
  4. 地域性を踏まえた日程調整と注意点
  5. 後悔のない納棺にするための心得
  6. Q&A
  7. 執筆者 

④納棺から葬儀までの流れ|熊本市・合志市・菊陽町で頼れる安心サポート

①【葬儀と納棺の流れを理解し不安を解消する熊本市・合志市・菊陽町の基本知識】

①-1 ご逝去から納棺・通夜への流れを丁寧に解説する基本情報

(不安なときに、どう動けばいいか分かるご案内)

悲しみの中で気が張ってしまい、
「何をすればいいのか」と迷われるお気持ち、よく分かります。
少しずつ、一緒に整えてまいりましょう。

● 医師の死亡確認 → ご遺体搬送

(その場でできることだけで大丈夫です)

① 医師の死亡診断が終わります
② 葬儀社へお電話ください(24時間いつでも)
③ 搬送車が到着するまで、そばでお見守りください

◇具体的なポイント

  • 病院に紹介された葬儀社を断る時は、「お願いしている葬儀社があります」だけでOK
  • 準備物は特に不要、お布団・タオル等は葬儀社がご用意します
    動けなくても、何も間違いではありません。

● 安置と枕飾り

(慌てず、ゆっくりで大丈夫)

安置先は

  • ご自宅
  • 葬儀社の安置室
  • お寺さま
    から選びます。

枕飾りは葬儀社が整えますので、 ご家族は落ち着かれることを優先してください。

📌余裕があるときにできること

  • 生前お好きだったお写真を探しておく
  • ご家族がゆっくり過ごせるお部屋を少し整える

「これからどうすれば…」というときも、近くに寄り添います。

● 葬儀社と日程調整(納棺の時間も一緒に決めます)

火葬場・お寺さま・親族の予定を確認して 通夜・葬儀の日程を決めます。

このときに大切なのが、納棺の時間の確保です。

📌具体的な進め方

  • まず「親族が集まりやすい時間帯」をお聞かせください
  • 遠方の方がいらっしゃる場合は余裕を持って
  • 1〜2時間は納棺の時間を確保

「この時間はご家族だけでゆっくりと」 といった調整もお任せください。

ご家族の負担を軽くする工夫

✔ 親族への連絡:短く「日程は決まり次第ご連絡します」で十分

✔ 役所手続き(死亡届→火葬許可):住所などの確認と記入をいただければ代行可能

✔ 安置先:「一番落ち着ける場所」を一緒に考えます

▶担当者アドバイス

熊本市・合志市・菊陽町では、 火葬場の予約状況や道路事情が少しずつ異なります。

不安なお気持ちに寄り添いながら、 そのご家庭に最も合う方法を、地域を知る者として丁寧にご提案します。

①-2 納棺はいつ?通夜前のとても大切な儀式のタイミング

納棺は、故人さまをお棺へお納めする大切な儀式です。 ご家族の心の準備を整える時間でもあります。

● 家族が集まれる時間帯に

午前〜昼過ぎを選ばれる方が多いです。 遠方の方も無理なく参加できるように調整します。

● 病院・施設から滞在場所を経て

搬送後すぐは「まず休ませてあげたい」というお気持ちもあるため、 安置してからゆっくりと準備を整えていきます。

● 宗派の予定確認も一緒に

僧侶が読経される場合は、事前調整を一緒に進めます。

よくあるパターン)

✔ 通夜当日・前日の午後
✔ 早朝になりやすいのは「火葬場の予約が混み合う」時期
✔ 僧侶のご都合で時間変更になることも

▶担当者コメント

熊本は火葬場の予約が混雑する時期があり、 日程全体に影響が出ることがあります。

慌てず進められるように、 できる限りスムーズな調整でサポートいたします。

①-3 納棺の意味と家族にとっての大切さを知る

納棺は、故人さまに触れながら 「ありがとう」と伝える時間。 とても大切な儀式です。

● 衣服の着替え

「一番その人らしいもの」をご一緒に選びます

  • 仏衣でも、お気に入りのお洋服でも
  • メガネや愛用品をそばに添えることもできます  (可燃品かどうかご相談ください)

● 旅支度の意味

「安らかに、ご先祖さまのもとへ」

宗派によって形が違うので、 分からないことは一つずつご説明します。

● 故人と触れ合える最後の時間

  • 髪を整える
  • 手を握る
  • 「ありがとう」と声をかける

その全てが、心の区切りにつながります。

(大切な理由)

✔ 尊厳を守り、きれいなお姿で送る
✔ 気持ちを少しずつ前へと進める
✔ 宗教が守ってきた大切な祈りの形

▶担当者コメント

手を添えて、髪をなで、 寄り添うその時間が 「実感」へと、そして「感謝」へと変わっていきます。

ご家族の想いのすべてを受け止めながら、 心を込めてお支えいたします。

②【葬儀と納棺の具体的な手順と家族が参加できる内容を詳しく解説】

納棺やお別れの時間は、

故人さまに想いを直接届けられるとても大切な時間です。

「何かしてあげたいけれど、どうすれば…」という方へ、

無理なくできることをお伝えします。

②-1 家族ができること:手を添え・花を添え・想いを添える参加方法

大切な方への最後の贈りものは、難しいことではありません。

そばにいて、触れて、想いを届けること。

それだけで、十分すぎるほどの愛です。

  • 髪を整える・清める

「今日もきれいだよ」「ゆっくり休んでね」声をかけながら、前髪をそっとなでておられるご家族もいらっしゃいます。お顔に触れるときは、手のひらを添えるだけでも大丈夫です。

📌おすすめの言葉

「ありがとうね」「よくがんばったね」「ここにいるよ」「清め」は、優しく顔まわりを整えることも。自然なその方らしさを、そっと守ってあげましょう。

  • 花を添える・手紙を添える

故人さまがお好きだったお花があれば、胸元に一輪、手元に一輪でもかまいません。

折り紙に短い言葉を書く。ハンカチにそっと想いをしのばせる。どれも美しい「贈り物」です。

📌添える言葉の例

「また会おうね」 「ずっと大好きだよ」 「さみしいけれど、ありがとう」

※一緒に収めるもののが燃えにくい物の場合は、葬儀社スタッフへご相談ください。

  • 手を握って声をかける

涙で言葉にならなくても、手をギュッと握るだけで気持ちは伝わります。

呼吸を整えながら、心の中で想いを届けてあげてください。

📌そっとできる行動

両手で手を包む、肩に軽く触れる、深呼吸しながら思い出を思い返す、「何もできていない」と思わなくて大丈夫です。その優しさこそ、故人さまに届いています。

▶担当者コメント(熊本市)

言葉にならないお気持ちも、そっと触れるだけで伝わります。

大切な方を想う時間を、一緒に大切にお守りいたします。

②-2 服装・身だしなみ:故人への敬意を形にする基本マナー

(今あるもので、無理なく整えるために)

お見送りの場では、形式よりも 「丁寧な気持ちでお会いしたい」という心が一番大切です。 ご無理のない範囲で、できるところから整えてまいりましょう。

● 喪服が基本、なければ落ち着いた色で

喪服が手元になくても、どうか慌てなくて大丈夫です。黒・紺・ダークグレー などの控えめなお洋服で問題ありません。シャツやブラウスは無地がおすすめです。 柄があってもあまり目立たなければ大丈夫です。

📌簡単に整える工夫

  • コートや上着は会場前で脱ぐ
  • カバンは黒か落ち着いた色を選ぶ
  • 派手なアクセサリーは外す

● 強い香りや光る装飾は控える

故人さまや周りの方に配慮し、 香水や大きなアクセサリーはできるだけ控えましょう。

さりげない配慮の例

  • 指輪は結婚指輪だけ
  • ヘアアクセサリーは黒・紺など控えめに
  • ネイルが派手な場合は上から薄い色を重ねてもOK

ほんの少しの配慮が、自然と「敬意」につながります。

● お子様は学校制服でも可

無理に喪服を揃える必要はありません。 学校の制服で十分にご挨拶できます。

小さなお子様であれば、 落ち着いた色のお洋服で問題ありません。

📌お子様への声かけ例

  • 「今日はありがとうを伝える日だよ」
  • 「静かに見守っていようね」

そう伝えてあげることで、 お子様も自然と気持ちが整っていきます。

▶担当者コメント(合志市)

心がこもっていれば、それだけで大丈夫です。
どうか無理をなさらず、 そのままの想いでお越しください。

ご不安なことは、どんな小さなことでも、 いつでもお声がけくださいね。

②-3 写真撮影の可否とマナー:大切な思い出を失礼なく残す方法

(気まずさを避け、心を守るために)

「写真を残しておきたい」 その気持ちは、とても自然なことです。

ただ、葬儀の場は悲しみを分かち合う場所でもありますので、 周囲の方への配慮を大切にしながら行いましょう。

  • 葬儀社・宗教者への確認

迷った時は、まずひと声おかけください。 「撮ってもよいですか?」 と穏やかに相談いただければ、 撮影可能なタイミングや場所をご案内します。

📌確認すると安心な言い方

  • 「記念に一枚だけ撮らせてもらえますか?」
  • 「失礼でなければ…大丈夫でしょうか?」

音や光は控えめに

  • シャッター音はオフに
  • フラッシュは使用しない

● SNS投稿は細心の配慮を

残された方の気持ちを一番に考えて、 投稿前にご家族へ必ず確認しましょう。

📌投稿するなら

  • 顔が写らない写真
  • 参列者が写らないもの
  • 身内だけに限定公開

言葉選びもそっと優しく。

例: 「大切な方とのお別れの時間を過ごしました。」

※故人さまのお名前を記載しない方が安心です。

  • ご遺体を撮影しない配慮

お棺の中は心に焼きつける場所です。 写真に残すより、想いを胸に留めてあげる方が
故人さまの尊厳を守ることにつながるのではないでしょうか。

📌心の中に残す方法

  • 手を握って目を閉じて思い出を浮かべる
  • ゆっくりと顔を見つめる時間を取る
  • 一言「ありがとう」を伝える

その瞬間のあたたかさは、 写真より深く記憶に残ります。

▶担当者コメント(菊陽町)

写真は、悲しみの中の宝物になることがあります。 だからこそ、場の空気を大切にしながら、 安心して残せるようにお手伝いいたします。

迷ったときは、そっとお声がけください。 そのお気持ちに寄り添い、最適な選択をご一緒に考えていきます。

③【熊本市・合志市・菊陽町の火葬事情や友引など地域性に応じた日程調整の注意点】

(急いで決める部分と、ゆっくりでいい部分を一緒に整理)

火葬の日程を決める際、
熊本では 火葬場の混雑 と 友引休業 が大きく影響します。
「希望の日が空いていない…どうしよう」
そんな時も焦らず、一緒に整えてまいりましょう。

③-1 火葬場の混雑・友引休業を踏まえた日程調整の実情(熊本版)

  • 友引とは?(※豆知識)

「友を引く」という意味合いから、 昔からお葬式や火葬を避ける日とされてきた六曜のひとつです。そのため、熊本市の火葬場も友引は午前中のみの営業日があります

📌対策

  • 友引の近い日時での葬儀を考える時は早めの予約が安心
  • 納棺や通夜をゆとりを持って行える利点もあります

「友引だから縁起が悪い」 という決めつけではなく、 地域の習慣への思いやりとして捉えていただければ十分です。

  • 火葬場予約状況との連動

火葬場の予約が取れないと、 通夜・葬儀の日程も動かせないことがあります。

📌実際の段取り
1️⃣ 火葬場の空きを確認 → 予約
2️⃣ お寺さまの予定に合わせる
3️⃣ 親族の都合を調整
4️⃣ 納棺の時間を確保

「火葬場が軸」 というのが熊本地域の特徴です。

  • 混み合う時期と回避策

混雑しやすい時期

  • 冬季(体調を崩される方が多い傾向)
  • 連休前後
  • 友引の前後の日

回避策

  • 少人数の早めの時間帯を提案
  • 前日に納棺を行う
  • ご自宅安置で落ち着いてお休み頂く
  • 遠方の親族には日程確定後に連絡

「希望の日が空いていない…」 そんな時こそ、 経験をもとに柔軟な提案を行います。

📌やさしい一言アドバイス

  • 「火葬場が空いている時間に合わせる」ことで、  ご家族の負担が軽くなることもある
  • 日程がずれることで  お別れの時間が増えるという良い面も

▶担当者コメント(葬儀)

熊本市・合志市・菊陽町、 それぞれの事情を知ってこそ、 迷いが減り、安心の段取りにつながります。「思っていた日が難しい…」 そんな時もぜひお任せください。 ご家族の気持ちを大切にしながら、 最適なご提案をいたします。

③-2 搬送距離・参列家族の負担を考えた実際の調整方法

(家族の体力や移動時間を最優先に)

熊本市・合志市・菊陽町は、 それぞれ火葬場までの距離や道路事情が異なり、 移動が負担になる場合もあります。無理のない時間と動線で、ご家族にできるだけ負担がかからないように調整していきます。

  • 合志市・菊陽町 → 熊本市火葬場への移動(時間の目安と負担を減らす工夫)

合志市・菊陽町から熊本市の火葬場へは、 交通量や時間帯によって 30〜50分ほど かかることがあります。

📌負担を減らす調整例

  • 朝の渋滞を避けて「10時以降」の予約を優先
  • 早めに出発し、ゆっくり移動する
  • 車の台数を少なくまとめ、バスなどを手配する。
  • 体調の優れない方は 先に式場で休んでから移動 も可

※道路工事が多い時期は、別ルートをご案内することもあります。

  • 高齢者に優しい時間設定

(無理のない「移動→火葬→収骨→帰宅」を実現)

ご高齢のご家族がいらっしゃる場合は、 移動時間・待ち時間・気温 を考慮してスケジュールを組みます。

📌おすすめの時間帯

  • 午前の遅め(10:30〜11:30スタート)
  • 昼食を挟まないよう配慮
  • 冬場は早朝を避けて身体を冷やさない工夫を

📌声かけの例

  • 「途中で休憩できますのでご安心くださいね」
  • 「寒いので上着をお持ちくださいね」

無理なく、ゆっくりと進めることが一番です。

  • 車両動線の確保

(スムーズに移動するために、事前準備が大切)

特に家族葬では車両台数が複数になるため、 駐車場所や出発順をあらかじめ決めておくと安心です。

📌実際の段取り

  • 先導車(葬儀社)が前を走る
  • ご家族の車は 2〜3台にまとめると渋滞対応がしやすい
  • 事前に「どの車に誰が乗るか」を決めておく
  • 同行が必要な方にはスタッフがサポート

会場や火葬場の駐車スペースも確認し、 安全に移動できるように準備します。

▶担当者コメント(家族葬)

移動はご家族にとって大きな負担になりやすい部分です。 だからこそ、地域の道路事情を知る私たちが寄り添い、 「心配なく移動できる段取り」 を整えてまいります。

慣れない道や不安な気持ちも、どうぞそのまま教えてください。 一つひとつ一緒に支えてまいります。

③-3 病院・施設からの搬送と安置:慌てないための流れ

(「どうしよう…」の気持ちに寄り添って)

大切な方が亡くなられた直後は、 混乱し、不安でいっぱいになられることが多いものです。 まずは深呼吸をして、できることを一つずつ確かめてまいりましょう。

● 24時間対応は安心材料

(いつでもお電話ください)

葬儀社は24時間365日いつでも対応しています。 深夜でも早朝でも、遠慮なくお電話ください。

📌お電話の際にお聞きするのは

  • お名前
  • どちらにいらっしゃるか
  • ご希望の安置先(未定でもOK)

「どうするか決まっていません」 それでも大丈夫です。

スタッフがお側に向かいながら、 一緒に選択肢を整理していきます。

● 自宅安置か、安置施設か

(ご家族の暮らしに合わせて)

安置する場所は、 どれが良い・悪いではなく、 ご家族が落ち着いて過ごせる場所が一番です。

📌選ぶときの目安

  • ご自宅:   ご家族だけの時間をゆっくりと
  • 葬儀社の安置室:   温度管理が整い、必要なものが揃って安心
  • お寺さま: 宗教的に大切にしたいものがある場合

迷われたら、まずは安置室へ。 ご家族の準備が整ってから自宅に戻ることもできます。

● ご家族の心の負担軽減

(不安を一緒に分け合うために)

初めてのお別れに、 「何が正しいのか」分からなくて当然です。 全部を自分たちで決めようと無理をなさらないでください。

📌そのまま使える言葉

  • 「どうしたらいいか教えてください」
  • 「一緒に考えてもらえませんか?」
  • 「今日はこれだけお願いします」

一歩ずつで大丈夫です。 「今日できること」を一緒に決めていきましょう。

▶担当者コメント(熊本市など)

慌てなくて大丈夫です。 どの選択にも、間違いはありません。 私たちは常にそばにいます。

「不安です…」 そのお気持ちを聞かせてください。 支えながら進んでいけるよう、
心を込めてお手伝いさせていただきます。

④【家族葬での納棺を後悔なく行うための心構えと熊本のサポート体制】

(「正解」はなく、ご家族の気持ちがすべて)

家族葬は、ご家族が主役のあたたかいお別れです。 多くを望まなくても、立派なことをしなくても、 ただ、そばにいてあげることが何よりのご供養です。

しかし、初めてのことが多くご不安になられがちですので、 ここからは「心構え」「注意点」「サポート」を分かりやすくお伝えいたします。

④-1 完璧ではなく「したいこと」を優先する心得

(やり残しを作らないために、一番大事なのは心)

納棺やお別れのシーンになると、 「もっとこうしてあげたら良かったのでは…」
と、ご自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。

ですが、大切なのは “すべてを完璧にやること” ではなく、“想いを込めてできることをすること” です。

  • 想いの時間を確保

最初の段取りに気を取られがちですが、 時間そのものが心の整理につながります。

例:

  • 手を握って想い出を語る時間
  • 故人さまのお顔をそっとなでる時間
  • 写真やアルバムを一緒に見る時間

「たった数分」の積み重ねが、 ご家族の心に大きな満足感を残します。

  • 参加できる範囲で十分

悲しみの表れ方や、心の準備のペースは人それぞれです。

前に出て納棺を手伝える方もいれば、 少し離れて見守るだけで精一杯の方もいます。

どちらもまっすぐな愛情の形です。

  • 心の準備は様々で良い

涙が出ないときも、 涙が止まらないときも、 「そのままの自分でいていい」ということを
どうか覚えていてください。

▶担当者コメント(熊本)

家族葬だからこそ、 「気持ち」に合わせた進め方ができます。 一緒に形にしてまいりますので、安心してお任せください。

④-2 棺に入れられるもの・禁止物:火葬場規定に基づく注意

(悲しみの中で迷わないよう、先に知っておく)

「これも入れてあげたい」「あれも持たせたい」 というお気持ちは、とても自然で尊いものです。 ただ、火葬の際の安全面や機械保護の観点から いくつかのルールが定められています。

  • バッテリーNG

電池やバッテリーは熱に反応し爆発の恐れがあります。
火葬炉の損傷や危険を避けるため、 基本的に入れることはできません。

例:スマートフォン、補聴器など

  • 金属・プラ素材は注意

高温でも溶けず残ってしまい、 お骨のお返しにも影響が出る場合があります。

例:指輪やネックレス、厚い本やぬいぐるみ(燃えにくい素材)
「OKかどうか分からない…」 そんな時はお気軽にお声がけください。

  • 想いを伝える代替案

入れられなくても、伝える手段はたくさんあります。

代替案:棺の上にお供えする、最後に手に触れながら言葉をかける、写真に残して心に届ける、納棺前に身につけてもらい、最後に外す
「届けたい気持ち」を一緒に考えましょう。

▶用語補足:火葬場規定とは

火葬炉の安全性や環境保護、 働く方の安全を守るための地域ごとの決まりです。
熊本でも地域差がありますので、 都度確認しながら丁寧に対応いたします。

▶担当者コメント(合志市)

「できない」ではなく、 どうすれば気持ちが届くかを一緒に考えます。
地域の違いまで丁寧にご案内しますのでご安心ください。

④-3 事前相談の活用:当日の不安を小さくする準備方法

(見通しがあるだけで、心は軽くなる)

「突然のことになったらどうしよう…」 そんな不安を少しでも軽くするために、
事前相談はとても心強い存在です。

  • 費用の透明性

「どのくらいかかるのか分からない」が 一番の不安材料であることは多いです。

👤事前にできること

  • 必要な内容と金額を確認
  • 追加費用が発生しないか確認
  • 自分に合うプランを選ぶ

心の予算が見えるだけでも、安心度が変わります。

  • 日程の想定

火葬場が最優先でスケジュールを組む必要がある熊本では、 「流れ」を事前に知っておくだけで慌てずに済みます。

例:安置先の選択肢を知る、親族への連絡方法を考えておく、遠方家族の移動手段の確認

  • 宗教者との調整

「お布施」「お経の内容」「戒名」など、 普段聞きなれないことも丁寧にサポートします。

📌そのまま使える言葉

  • 「初めてなので教えてください」
  • 「どこまでお願いすればいいですか?」

一つずつ整理するお手伝いをいたします。

▶担当者コメント(菊陽町)

「もしもの時」を考えるのは勇気が必要です。 だからこそ、私たちが寄り添わせていただきます。 当日の不安が少しでも軽くなるように、 一緒に準備を整えていきましょう。

⑤ 最後に…なぜ、このようなことをするのか?

納棺は、 大切な方へ「ありがとう」を伝える、最後の時間です。

触れること、言葉をかけること、 そばにいてあげること──
そのひとつひとつが、 ご家族の心に「区切り」と「希望」を与えてくれます。

多くの方にとって初めてのお別れは、 不安が大きくて、何をしていいか分からないものです。

けれど、
流れや意味を知っているだけで、 不安は少しずつ “迷いのない選択” に変わっていきます。

—— これは、私自身が
家族葬の場で実感してきたことです。

「こうすれば良かったのかな」ではなく
「ちゃんと想いを伝えられた」と思えるように──
そのために、私たちは存在しています。

熊本市・合志市・菊陽町でお困りの際は、
どうか遠慮なさらずにご相談ください。
どんな時も、あなたのそばに寄り添います。

✧ハタオ葬儀社スタッフ

  • 厚生労働省認定 一級葬祭ディレクター 在籍
  • 地域に根ざして 約70年(熊本市を中心に)

数多くのご家族に寄り添い続けてきた経験と、

 地域をよく知るからできる細やかなサポートがあります。

悲しみの時間が 「ありがとうの時間」へ 静かに変わっていきますように。

その想いを、 どうか私たちに託してください。

⑥【よくある質問(Q&A)】

納棺・通夜・家族葬・熊本の慣習に関する疑問にお答えします

Q1. 納棺は通夜の前に行うものですか?

はい、一般的には通夜の前に行います。 通夜当日の午前〜夕方に行われることが多く、
家族が集まりやすい時間に合わせて調整します。

📌ポイント

  • 熊本では火葬場の予約に合わせてスケジュールが決まりやすい
  • 通夜前日に納棺を行うこともあります
  • 高齢者の負担を考えて早朝を避ける配慮も可能

Q2. 熊本では友引に葬儀できませんか?

通夜は可能ですが、 熊本市の火葬場は【友引は午前中のみ営業日がある】です。

地域の習慣への配慮として、事前の確認が安心です。

Q3. 納棺で家族ができることは何ですか?

大切なのは「そばにいること」です。 難しい作法は必要ありません。

📌できることの例

  • 手を握る・髪を整える
  • お好きだった花や手紙を添える
  • 優しく声をかける
  • 一緒に思い出を振り返る

「ありがとう」を形にする時間です。

Q4. 服装は喪服が必須ですか?

喪服があれば安心ですが、必須ではありません。 落ち着いた色(黒・紺・グレー)の服装で大丈夫です。

📌注意点

  • 強い香りは控える
  • 派手なアクセサリーは外す
  • お子さまは制服で可

心がこもっていれば問題ありません。

Q5. 棺に入れられない物は何がありますか?

火葬炉の安全のため、以下はお控えください。

📌禁止・注意物

  • バッテリー・電池類
  • 金属・プラスチック製の大きな物
  • 厚い本、ガラス製品など

代わりに、 手に持ってもらったり、写真に残したりなどの方法があります。
ご相談いただければ最適な方法をご提案します。

Q6. 事前に準備するべき物はありますか?

必ず必要な物は多くありません。 まずはご相談だけでも十分です。

📌あると安心なもの

  • 連絡先の整理(親族/寺院など)
  • 思い出の品の候補(お洋服、一緒に棺へ収めるもの)
  • 葬儀社の連絡先(ご依頼先)
  • 心の準備を少しだけ

準備しておくと心が落ち着くという利点が大きいです。

⑦ 執筆者

⑦ 執筆者・監修者紹介

執筆者:畑尾一心

役職: ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
熊本市(中央区・南区・東区・北区・西区・熊本駅周辺)および合志市・菊陽町その近郊で、葬儀・家族葬の事前相談と実務支援に携わる。地域の宗派・慣習に即したやさしい説明実務の正確さを大切にし、初めてのご遺族でも迷わず安心して葬儀・家族葬のお手伝いに取り組んでいる。

経歴:
1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年以上。年間約400件を超える葬儀やご相談に携わり、地域密着型で信頼と実績
現在、NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部代表としても活動中。
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクターとして専門性を持ち、日々の活動の中で葬儀業界に貢献できること目指しています。
一般社団法人 終活協議会の終活セミナー講師や、終活カウンセラー協会の終活カウンセラーとしても活動しており、地域に密着したサービスを提供しています。

想い:
創業者である祖父の想いを引き継ぎ、日本独自の葬送文化の意味を現代に伝え、後悔のないお葬式を大切にし、葬儀業務に取り組んでいます。
「心を込めた葬儀サービス」を提供し、皆様の大切なお見送りをサポートします。

趣味:
散歩が趣味で、近所だけでなく知らない街を歩くことで、地域の人々とのコミュニケーションを楽しんでいます。

監修者:畑尾義興

役職: ハタオ葬儀社 会長

経歴:
昭和30年、熊本で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引き継ぎ、約40年間経営を行ってきました。
創業者の思い「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ、葬儀業一筋で地元の感謝の気持ちを込めて活動してきました。
自身の葬儀体験から家族の思いが伝わる葬儀を心掛け、心と費用の負担を軽減するお手伝いを大切にしています。

理念:
地域密着型で、皆様にとって温かく、心のこもった葬儀を提供することが、私たちの使命です。
ご遺族様の思いを最優先に、感謝の気持ちを込めた葬儀をお手伝いし、後悔のないお見送りをサポートします。

趣味:
趣味は釣りと囲碁で、熊本の自然や友人との時間を大切にしています。

ハタオ葬儀社は、創業から70年にわたり地域に根差したサービスを提供してきました。私たちの専門家が執筆し、監修したこの内容は、温かい心で故人をお見送りするための指針です。葬儀に関する不安を感じている方々に、しっかりとしたサポートと信頼できる情報を提供いたします。

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