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2025.12.01
葬儀・家族葬・直葬後の「年賀欠礼はがき」熊本市で失敗しないマナーと文例ガイド
① はじめに
大切な方を見送った後の年賀状の対応は、誰もが迷うものです。
- 年賀欠礼はがきとは何か、喪中との違いが分かる
- 出す時期と「いつまでに投函」が正しいか理解できる
- 送る範囲の判断基準が具体例で分かる
- 文例・挨拶文をそのまま使える
- 熊本市で多い宗教観・地域性も踏まえて対応できる
突然の別れの後、気持ちの整理もつかないまま
「年賀状はどうすれば…」と困惑されるご家族が多くいらっしゃいます。
年賀欠礼はがきは、悲しみの中でも相手への礼と気遣いを伝える大切な挨拶。
本記事では、葬儀後に必要となる年賀欠礼の基本と、熊本市の慣習を踏まえた
失敗しない出し方・文例を丁寧に解説していきます。
いつ?誰に?何を書けばいい? この不安、今すぐ解消しませんか。
② このような方へおすすめ
✅ 年賀欠礼の時期が分からず困っている
✅ 送る範囲を知りたい
✅ 文例・正しい書き方が分からない
✅ 熊本市の慣習や宗派差が知りたい
✅ 年賀欠礼をもらった時の対応の情報がほしい
③ 目次
- 年賀欠礼はがきとは?喪中との違いと熊本の慣習
- 年賀欠礼の出す時期と「いつまで?」の判断
- 誰に送る?範囲・宗派・家族構成別チェック
- そのまま使える文例(郵便/メール/LINE)
- 受け取った時の返事・香典との関係
- まとめ・Q&A・内部リンク
④葬儀・家族葬・直葬後の「年賀欠礼はがき」熊本市で失敗しないマナーと文例ガイド
◆① 葬儀・家族葬・直葬後に必要な年賀欠礼とは?熊本市ゆかりのマナー解説
①-1 年賀欠礼と喪中の違いがすぐ分かる基本知識まとめ
■「喪中はがき=年賀欠礼」なのか?
混同されがちですが、役割に少し違いがあります。
年賀欠礼とは、年始のご挨拶を遠慮させていただくお知らせのこと。
喪中はがきとは、そのことを丁寧に相手へ伝えるための“はがき”です。
つまり、
喪中はがきを出す=年賀欠礼をお伝えする
という関係になります。
■正しく伝えるための役割
年賀欠礼(喪中はがき)には、次の思いやりが込められています。
・今年は年賀状をご遠慮させていただくことのお知らせ
・誰が亡くなったのかを、相手に失礼のないよう伝える配慮
・お世話になった相手への感謝の気持ち
※書き方に悩んだら、最初は短くても問題ありません。「気持ちを伝える」ことが大切です。
■熊本市で多い慣習との関係
熊本では、地域や親戚とのつながりを大切にする文化が今も息づいています。
そのため、
・三親等ほどの親族まで喪中と考えることが多い
・11月中〜12月上旬に届くよう準備する方が多い
・寺院や地域のお付き合いを考慮して判断
といった傾向があります。
同じ家族葬であっても、
「地域の付き合いに合わせたい」という方が多いのが熊本らしさです。
◆担当者アドバイス
(熊本市で家族葬を多くお手伝いしてきた視点より)
葬儀後は、心も身体も落ち着かない時期が続きます。
そんな中で「喪中はがき…どうすれば?」と迷われる方が多く、
お手伝いしてきた経験から言えることはひとつです。
形よりも、“相手を思う気持ち”がいちばん大切。
・無理に完璧を目指さなくて大丈夫
・文面のテンプレートを活用して負担を減らす
・地域慣習が不安なら、遠慮なく相談する
故人をしのびながら、
支えてくださる方への感謝が届けられるようにお手伝いします。
◆まとめ(Key Takeaways)
・年賀欠礼は、年始の挨拶を控えるという思いやり
・喪中はがきは、そのことを伝えるための手段
・熊本では親戚範囲を広めに受け止める傾向
・準備は11月中〜12月上旬に
・迷ったら「相手への配慮」を軸に判断するのが安心
①-2 浄土真宗・神道など宗派別の年賀欠礼対応の違い解説
■浄土真宗では本来「死=穢れではない」
浄土真宗では、亡くなることは「阿弥陀さまの浄土へ往生すること」。
穢れ(けがれ)という概念がないため、本来は喪に服す必要はないとされています。
そのため「喪中はがきを出さない」という考えも、教義としては正しい立場です。
しかし現実には、
同じ地域・同じ親族の中に、他宗派の方もいらっしゃいます。
宗派が違えば、受け取り方も大きく異なります。
■それでも送るべき理由
教えよりも「相手への配慮」を優先するのが一般的です。
・相手に不快な思いをさせないため
・「なぜ年賀状をくれないの?」という誤解を防ぐため
・ご家族としての礼儀が整うため
浄土真宗の考えを守りつつ、
社会的マナーとして欠礼を伝えることが、トラブルを防ぐことにつながります。
■神道の場合
神道では、死は「穢れ」と考えます。
そのため、忌明け(きあけ)までは人との交流を控えるのが古来からの習わしです。
・忌明けの期間は50日間(五十日祭)
・期間内に新年が重なれば、欠礼を伝えることが丁寧な対応
ただし現代では、
親しい間柄であれば、
遅れて御挨拶状を送る場合も増えています。
■寺院・親族との調整の考え方
宗派の教えと、地域慣習や親族の考えが異なることは珍しくありません。
・「以前はこうだった」
・「今回はシンプルで良い」
・「親戚付き合いを考えると出しておきたい」
そんな意見が出てきた時は、
どれが正解ということではなく、
関係性が丸く収まる形を選ぶことが大切です。
寺院へ相談すれば、宗派の立場と実務的な配慮、両方に沿った助言をいただけます。
◆担当者アドバイス
(熊本の地域事情をふまえて)
熊本は、
法要や親戚付き合いをとても大切にする土地柄です。
宗派の教えも尊重しながら、
最終判断は「まわりのご縁」をどう大切にするかにあります。
葬儀後は不安も多い時期です。
決めきれないことがあれば、
どうぞ遠慮なく相談してください。
◆ポイントまとめ
・浄土真宗は本来「喪に服さない」が配慮して欠礼を伝えるのが安心
・神道は忌明けまで控えるのが基本
・宗派の違いがある場合は「関係性重視」が熊本らしさ
・迷った時は、寺院や葬儀社と一緒に判断すると心が軽くなる
①-3 豆知識:年賀欠礼と寒中見舞いの使い分け早見表付き
- 1月7日以降のマナー
一般的に「松の内」と呼ばれる期間(多くの地域で1月7日頃まで)が過ぎると、
年賀状の時期は終わりと考えられます。
そのため、
- 12月中に届くように出すもの → 喪中はがき(年賀欠礼状)
- 年明け1月8日以降に出すもの → 寒中見舞い
というイメージで使い分けると分かりやすくなります。
かんたん使い分けチェック
- 〔11月〜12月中旬〕
→ 葬儀後のご報告・年賀欠礼は「喪中はがき」で - 〔12月下旬〜1月7日ごろ〕
→ まだ出せるが、ギリギリの場合は寒中見舞いへの切り替えも検討 - 〔1月8日〜2月初めごろ〕
→ 「寒中見舞い」で、喪中とお礼・近況を伝える - 〔2月中旬以降〕
→ 出す場合は「余寒見舞い」としてひと言添える
「時期で名前が変わる」と思っておくと、とても整理しやすくなります。
- 遅れた場合どうする?
喪中はがきや年賀欠礼の準備が間に合わないことは、現実にはよくあります。
- 葬儀が年末ぎりぎりだった
- 心身ともに疲れてしまい、手が回らなかった
- 何を書いてよいか分からず、時間だけが過ぎてしまった
そんな時は、年明けに寒中見舞いでお知らせすれば大丈夫です。
遅れたときの基本の考え方
- 「ご挨拶が遅くなりましたが…」とひと言添える
- 無理に言い訳を並べず、淡々と「喪中のため年始のご挨拶を控えた旨」を伝える
- 心身がつらい時は、長い文章にしようとしない(短くてOK)
たとえば、
「ご挨拶が遅くなりましたが、昨年〇月に父〇〇が永眠いたしましたため、年頭のご挨拶を失礼いたしました。」
といった一文が入っていれば、十分丁寧です。
● 返礼の考え方
喪中と知らずに年賀状を送ってくださった方には、
寒中見舞いで「感謝」と「事情」をお伝えするのが基本です。
- 「年賀状をいただいたお礼」
- 「実は喪中であったこと」
- 「今後も変わらぬお付き合いを願うひと言」
この3つが入っていれば、形としては十分です。
返礼のイメージ
- 喪中はがきを出していなかった場合
→「年賀状をありがとうございました。実は昨年〇月に〜」と事情を伝える - 喪中はがきを出していたのに年賀状をいただいた場合
→ 相手を責める必要はまったくなく、「お気遣いありがとうございました」と受け止めて寒中見舞いでお礼を伝える
どちらの場合も、
「送ってくれたことへの感謝」を中心に書くと、気持ちよくやりとりが終わります。
◆担当者アドバイス
気遣いは遅れても大丈夫。
安心して一歩ずつ進んでください。
葬儀やお別れのあと、
心も身体も落ち着かない中で、
「喪中はがき」「寒中見舞い」といったことまで完璧にこなすのは、とても大変なことです。
- 間に合わなかったからといって、失礼だと決めつけなくて大丈夫です
- 思い出すのもつらい時期は、短い文章・少ない枚数からで構いません
- どうしても手をつけられない時は、葬儀社や身近な人に文面を相談しても大丈夫です
大切なのは、
「相手に対して、感謝と事情をきちんと伝えよう」という気持ちです。
その気持ちがあれば、多少時期がずれても、受け取る側は必ず分かってくれます。
◆②葬儀・家族葬・直葬後の年賀欠礼はがきはいつ出す?いつまで出せる?
②-1 最適な投函時期と郵便局スケジュールに沿った実務
● 11月下旬〜12月上旬が理想
喪中はがき(年賀欠礼)は、 相手が年賀状を用意する前に届くと親切です。
そのため、 11月下旬から12月上旬の投函がもっとも安心。
相手も年賀状の準備が始まる頃なので、 「今年は送らなくてよい」と気づいてもらえます。
● 年末ギリギリは避けたい理由
実務上、次のようなリスクが高まります。
・届く前に相手が年賀状を投函してしまう
・慌ただしい相手に心理的な負担がかかる
・郵便物が混雑し、配達が遅れる可能性
特に12月20日以降は年賀郵便のピーク。 「本当は喪中なのに年賀状が届いてしまった…」という 双方にとって気まずい状況が起きやすくなります。
● 熊本市内郵便事情の注意点
熊本は地域内のやりとりが中心でも、 年末の郵便量は全国的に非常に増えます。
・中央区・南区など都市部は配達集中で遅延リスク
・天候(冬の雨・寒波)で配達遅れの年もあり
・菊陽町・合志市など郊外は翌日配達できないケースあり
また、
病院・寺院・企業など「差出先が大口」の相手は 仕分けに時間がかかることがあります。
「近所だからすぐ届く」は年末だけは通用しない と心得ておくと安心です。
● 発送計画のコツ:3ステップで焦らない
1)送る相手を先にリスト化
2)宛名書きと文面準備を分けて進める
3)投函日は早めに目標設定(12月5日〜10日頃を目安)
「出すか迷う人」は後回しでOK、 まずは確実に届けたい相手を優先すると進みやすいです
◆担当者アドバイス
「間に合わない」と焦る前に、 一緒に計画しましょう。
喪中はがきは、 「正しい時期」よりも、 あなたの心と体が対応できるタイミングを大切にして構いません。
もし、
- 枚数が多い
- 文面や範囲判断に迷う
- 時間が取れない
という場合は、 無理に一人で抱え込まず、いつでもご相談ください。
熊本の慣習にもとづき、 あなたに合った進め方を一緒に整理いたします。
◆②-2 亡くなられた時期別 年賀欠礼対応フローチャート
- 秋〜年末に亡くなった場合
- 年明けに訃報が届いた場合
- 年賀状が届いた後の対応
担当者アドバイス
熊本市は地域繋がりが深いからこそ、 柔軟な配慮が求められます。
②-3 年明け後は寒中見舞いへ移行 失礼にならない一言
● 切替文例(そのまま使える短い文面)
喪中はがきが間に合わなかった場合や、 年賀状をいただいた後の返礼として使う文例です。
拝啓 寒さ厳しい折いかがお過ごしでしょうか。
ご挨拶が遅れましたが
昨年〇月に父(母)〇〇が永眠いたしましたため
年頭のご挨拶を控えさせていただきました。
本年も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。
仕事関係向けに少し簡潔にするなら:
――――
寒中お見舞い申し上げます。
ご挨拶が遅くなりましたが
喪中につき年始のご挨拶を控えさせていただきました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
親しい相手へ温かみを伝えるなら:
――――
寒中お見舞い申し上げます。
突然のことで心と体が追いつかず
年始のご挨拶を失礼してしまいました。
お気遣いくださり本当にありがとうございます。
落ち着きましたら、またゆっくりお会いできたら嬉しいです。
――――
ポイントは「遅れてごめんなさい」ではなく 感謝と事情をそっと伝えること
● 香典返しとの関係
香典返しのやりとりと、 寒中見舞いが重なる時期は案外よくあります。
・法要(四十九日)が終わってから香典返し
・寒中見舞いは「年賀状のお返し」の役割
この2つは目的が違うため、 無理にまとめず、別々に考えて大丈夫です。
ただし、同じ相手へ同時期に発送する場合は
- 一緒にしても失礼にはあたらない
- のし書き・挨拶文に「喪中のため年始のご挨拶を控えた旨」を添えれば丁寧
大切なのは「相手が困らない整理された伝え方」
● 相手への気配り
寒中見舞いは、 喪中だからこそ伝えられる優しさがあります。
・「心配をかけないため」のご報告
・「いただいた気持ちへのお礼」
・「これからもよろしく」のひと言
特に熊本では、 人とのつながりを大切にする文化があります。
文面の整いよりも「関係を守る気持ち」が何より大切。もし負担に感じる時は、
短く、最低限で構いません。
◆担当者アドバイス
心からのお気持ちを、 そのまま届けることが一番大切です。
葬儀後は、
ゆっくりと生活が戻ってくる途中です。
- 書き出せない時は、少し休んでからでOK
- すべてを一度にやろうとせず、数人ずつでもOK
- 不安があれば、いつでも相談してOK
「気持ちが整った時に」
それを言葉にすることが、相手にとっても嬉しい贈り物になります。
◆ ③葬儀・家族葬・直葬後 年賀欠礼はがきの範囲と熊本親族の慣習
③-1 何親等まで?職場と友人へ送る判断基準を具体例で解説
● 範囲の基本
基本的な目安は以下の通りです。
- 同居・別居にかかわらず、二親等程度まで
(両親・配偶者・子ども・兄弟姉妹・祖父母など)
ただ、熊本は地域や血縁のつながりを大切にする土地柄のため
- 三親等(叔父・叔母・甥・姪)まで喪中とする
- 遠縁でも家同士の付き合いが深ければ送る
という判断が多く見られます。
「普段からお互いに気遣いのある相手」へは、丁寧にお知らせすると安心です。
● 相手が喪中・高齢の場合
相手ご自身が喪中の場合 → 年賀状はそもそも不要になるため、
欠礼を伝えなくても失礼にはあたらない
(ただし、連絡があった場合は気持ちを受け取ってお礼を)
相手が高齢で年賀状文化を大切にされている場合 → 「突然届かない」ことで心配をかけることあり ひとことでも知らせておくと安心
相手の状況を想像して決めれば、間違えることはありません。
● 職場・取引先の判断
ビジネス関係は「相手にとって必要な情報か」で判断します。
- 直接業務の連絡がある相手:出す
- 名刺交換のみの関係:無理に出さなくてOK
- 社内ルールや職種によっては会社名義で統一の方がきれい
取引先へは 「今年の年賀状は無しか…何かあったのかな?」 と不安を与えないように、
- 代表者名でまとめて投函
- 文面は「個人的な事情で」など簡潔に
が丁寧です。
◆担当者アドバイス (熊本の地域性をふまえて)
熊本の人間関係は「つながり」が大切。 ご不安は一緒に整理します。
判断に迷った相手は、 「送らない後悔」より「送る安心」を優先することをおすすめしています。
- 葬儀後は気遣いの負担が大きい時期
- 正解は一つではない
- 相談して決めてもいい
少しでも迷った時は、 地域の習慣に詳しい葬儀社へお気軽にご相談ください。
あなたと大切な人の関係を守るお手伝いをいたします。
③-2 同居・別居・義理関係 家庭事情別の対応方針まとめ
● 義父母・兄弟姉妹の場合
義両親・義兄弟姉妹のご不幸でも、 多くのご家庭では 喪中とする判断をされています。
理由は、
- 「家」としての関係が深い
- 親戚づきあいを大切にする熊本の文化
- 年始のご挨拶がやり取りされる相手が多い
「義理でも家族」 これは熊本ならではの人間関係の温かさです。
● 祖父母が別居の場合
年賀欠礼を出す判断は、家庭によって分かれます。
- 生活のつながりが深かった場合 → 喪中のご挨拶をする
- 疎遠だった場合 → ご家族の意向を優先して判断
特に熊本では、 別居でも「よく行き来していた」「法事は必ず集まる」などの理由から、
喪中とされるご家庭が多い傾向です。
● 親戚トラブルを避けるには
葬儀後の連絡や年始のやり取りは、 家同士の関係が表れやすい部分。
トラブルを避けるためには、判断に迷ったら「出しておく」のが無難
- 微妙な関係は「寒中見舞い」に置き換える
- 直接話しづらい相手には「代表者を通す」
特に「義理の親族」では、 それぞれの家の考え方が違うことが多いため、 一人で抱え込まないことが大切です。
※寺院や葬儀社に相談して、第三者の客観的意見を聞くと気が楽になります。
◆担当者アドバイス
家族ごとに正解は違います。 無理のない選択を。
葬儀後は、 身近な人を見送った悲しみと疲れが残る時期です。 そこでさらに“親族関係の判断”となると、 悩んで当たり前です。
- 完璧を目指さなくて大丈夫
- 今できる範囲での判断で大丈夫
- 気になるときは「相談して決める」のが一番
ご家族の想いと、相手への配慮。 そのバランスを、私たちがいつでもお手伝いします。
③-3 地域・宗派差と熊本市で多い例外対応一覧
- 神道・浄土真宗
- 自宅葬・家族葬の場合
- 地域長老・近隣町内会
◆担当者アドバイス(修正)
熊本の文化を知る専門家として 伴走します。
葬儀後のご連絡や年賀欠礼の判断は、 「本当にこれで良いのだろうか」と不安になるものです。熊本には熊本の、 ご家族とご親戚のつながりを大切にする文化があります。
その中で迷ったときは、どうか一人で抱え込まずに 安心して頼ってください。あなたの気持ちと、 関係性が守られる形を 一緒に考えていきます。
⑤ 最後に…なぜ、このようなことをするのか?
大切な方を見送った後、
日常を取り戻すには時間がかかります。
「年賀状はどうすれば…?」という小さな不安でさえ、
喪失の心の重さを思い出させることがあります。
年賀欠礼や寒中見舞いには、
形式以上に 想いを整える役割 があります。
- 故人を忘れない気持ちを形にする
- 周囲の方々のつながりを守る
- 新しい年へ、少しずつ歩き出す準備になる
それは、心の節目をそっとつくる大切な行為です。
■ハタオ葬儀社 スタッフ体験より
私自身、身内を見送った際に、 「何を、どこまで、どう伝えればいいのか」
迷った時間がありました。
悲しみと忙しさの中で、 心も体も追いつかず、ただ日々が過ぎていく。
そんな状況は誰にでも訪れます。
その時、 「無理しなくていいですよ。一緒に考えましょう」
と寄り添ってくれた言葉に救われました。
その一言が、少しずつ前を向くきっかけになりました。
だからこそ今、 葬儀社としての立場だけでなく、 同じ経験をした一人の人間として、
迷いや不安を抱えるご遺族に寄り添いたいと強く思っています。
どんな小さなことでも、安心して頼ってください。
あなたの歩幅で、無理なく進めるように――。
一緒に考えていきます。
⑥ Q&A(よくある質問6つ)
Q1|年賀欠礼はいつまでに出せばいい?最終日は?
11月下旬〜12月上旬が理想です。 遅くても12月中旬ごろまでに届くようにすると安心です。もし間に合わなかったら、 1月8日以降は寒中見舞いに切り替えれば丁寧です。
Q2|誰に送る?何親等までが一般的?
基本的には二親等程度までが目安です。 (両親、配偶者、子ども、兄弟姉妹、祖父母)
ただし熊本では、 「家のつながり」を重視する文化があるため、 三親等(叔父叔母、甥姪)まで送る方も多い傾向です。迷ったら 縁の深さで判断すると間違いません。
Q3|年明けに喪が明けた場合はどうする?
年始のご挨拶を控える際は、 喪が明けていても寒中見舞いでお知らせします。
- 忌明けが1月以降になった
- 年末に亡くなられた
そんな時は、 「ご挨拶が遅れましたが…」と添えれば十分丁寧です。
Q4|義理家族や会社関係は送るべき?
はい、一般的には送ることが多いです。義父母・義兄弟姉妹が亡くなられた場合は
家としてのつながりがあるため欠礼をお伝えするのが安心。会社関係は 直接やり取りのある相手を優先し、 迷ったら会社や上長に相談するのが確実です。
Q5|LINEやメールで送ってもいい?
親しい相手なら問題ありません。 ただし、熊本では「はがき」が基本と考える方が多いため、
- 親戚・ご年配の方 → はがきが安心
- 友人や仕事の仲間 → 状況に応じてメッセージも可
という使い分けが丁寧です。
Q6|喪中はがきをもらった時、返事は必要?
返事は不要です。 相手に気遣いの時間を作らないための慣習でもあります。
どうしても気持ちを伝えたい場合は、 松の内を過ぎてから寒中見舞いで
「お気遣いありがとうございました」と添えると温かい印象になります。
⑦ 執筆者・監修者紹介
執筆者:畑尾一心
役職: ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
熊本市(中央区・南区・東区・北区・西区・熊本駅周辺)および合志市・菊陽町その近郊で、葬儀・家族葬の事前相談と実務支援に携わる。地域の宗派・慣習に即したやさしい説明と実務の正確さを大切にし、初めてのご遺族でも迷わず安心して葬儀・家族葬のお手伝いに取り組んでいる。
経歴:
1972年、熊本で50年余年続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年以上。年間約400件を超える葬儀やご相談に携わり、地域密着型で信頼と実績
現在、NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部代表としても活動中。
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクターとして専門性を持ち、日々の活動の中で葬儀業界に貢献できること目指しています。
一般社団法人 終活協議会の終活セミナー講師や、終活カウンセラー協会の終活カウンセラーとしても活動しており、地域に密着したサービスを提供しています。
想い:
創業者である祖父の想いを引き継ぎ、日本独自の葬送文化の意味を現代に伝え、後悔のないお葬式を大切にし、葬儀業務に取り組んでいます。
「心を込めた葬儀サービス」を提供し、皆様の大切なお見送りをサポートします。
趣味:
散歩が趣味で、近所だけでなく知らない街を歩くことで、地域の人々とのコミュニケーションを楽しんでいます。
監修者:畑尾義興
役職: ハタオ葬儀社 会長
経歴:
昭和30年、熊本で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引き継ぎ、約40年間経営を行ってきました。
創業者の思い「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ、葬儀業一筋で地元の感謝の気持ちを込めて活動してきました。
自身の葬儀体験から家族の思いが伝わる葬儀を心掛け、心と費用の負担を軽減するお手伝いを大切にしています。
理念:
地域密着型で、皆様にとって温かく、心のこもった葬儀を提供することが、私たちの使命です。
ご遺族様の思いを最優先に、感謝の気持ちを込めた葬儀をお手伝いし、後悔のないお見送りをサポートします。
趣味:
趣味は釣りと囲碁で、熊本の自然や友人との時間を大切にしています。
ハタオ葬儀社は、創業から70年にわたり地域に根差したサービスを提供してきました。私たちの専門家が執筆し、監修したこの内容は、温かい心で故人をお見送りするための指針です。葬儀に関する不安を感じている方々に、しっかりとしたサポートと信頼できる情報を提供いたします。
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公営斎場もご利用になれます
【公営斎場】熊本市斎場
住 所
〒861-8031 熊本県熊本市東区戸島町796
アクセス
熊本市役所から車で、約35分
【公営斎場】菊池火葬場
住 所
〒861-1315 熊本県菊池市木柑子1318
アクセス
阿蘇高原線 三里木駅からタクシー24分
【公営斎場】大津火葬場
住 所
〒869-1233 熊本県菊池郡大津町大字大津110
アクセス
豊肥本線「肥後大津駅」からタクシーで5分

