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2025.12.22
葬儀社の手配:亡くなった直後の数時間で家族がすべき判断の全体像①
① はじめに
突然の別れのあと、時計の針だけが先に進んでいくように感じることがあります。
・何を決めればいいのか、すぐには分からなくてもいい
・迷うのは、きちんと向き合おうとしている証かもしれない
・判断は一度で完璧にしなくていい
・誰かに頼っても、弱いわけではない
・「いまはここまで」で止めても大丈夫な場面もある
大切な人を亡くした直後の数時間は、
気持ちと現実が、まだうまく重なり合わない時間です。
この記事では
「こうしてください」と指示をするのではなく、
こんなふうに考える人もいる、という整理の仕方をお伝えします。
この時間に、家族はどんな判断を迫られ、
どこまで決めればいいのでしょうか。
② このような方へおすすめ
✅ 身内が亡くなり、何から考えればいいか分からない
✅ 葬儀社への連絡をいつすべきか困っている
✅ 家族葬を考えているが判断の順番が知りたい
✅ 熊本市や合志市、菊陽町での流れが分からない
✅ 迷っている自分を責めてしまい、少しつらい
③ 目次
- 葬儀社の手配で最初に家族が直面する判断
- 葬儀社を決める前に知っておきたい視点
- すべてを決めなくても進められるという考え方
④ 記事本文
① 葬儀社の手配で最初に家族が直面する判断
①-1 亡くなった直後、最初に求められる連絡先の判断
亡くなった直後、最初に求められる「連絡先」の判断に戸惑ったとき
その不安、よく分かります。
大切な人を亡くした直後、病院や施設の方から
「葬儀社はお決まりですか?」と聞かれた瞬間、
頭が真っ白になった、という声をよく耳にします。
決まっていないと答えることに、
なぜか申し訳なさを感じてしまったり、
「すぐに決めなければ失礼なのでは」と、
自分を責めるような気持ちになる方も少なくありません。
結論から言うと
「分からない」「まだ決めていない」と伝えても大丈夫です。
それは、失礼でも、迷惑でもありません。
むしろ、その一言はとても自然な反応です。
なぜ、焦ってしまうのか
亡くなった直後は、
・気持ちの整理がついていない
・判断材料も手元にない
・時間だけが先に進んでいるように感じる
そんな状態で「決まりましたか」と聞かれると、
決められない自分が遅れているような気持ちになってしまうことがあります。
でも実際には、
この時点で葬儀社が決まっていないご家族も多く、
それ自体が特別なことではありません。
判断の基準は「今、答えられるかどうか」
もし、
・考える余裕がない
・家族と話せていない
・何が分からないのかも分からない
そんなときは、
「まだ決めていません」と伝えるだけで十分です。
決まっていないことを正直に伝える。
それも、立派な判断のひとつです。
まとめ・アドバイス
以前、熊本市内でご家族とお話ししていたときのことです。
「分からないって言っていいんですね」
そう話された方の表情が、少しやわらいだのを覚えています。
決まっていないことを伝えるのは、
弱さでも、後ろ向きでもありません。
それを言葉にできたこと自体が、
そのご家族にとっての最初の一歩になることもあります。
もしよければ次は、
「葬儀社に連絡する=すべてを決めることなのか」
についても、少し整理してみませんか。
①-2 葬儀社に連絡する=すべてを決める、ではない
葬儀社に連絡することは、すべてを決めることではありません
その不安、よく分かります。
「一度電話をしたら、もう断れないのでは」
「話を聞いたら、そのまま契約になる気がする」
そんな気持ちで、受話器を置いたまま動けなくなってしまう方もいます。
大切な人を亡くした直後だからこそ、
“取り返しがつかない一歩”のように感じてしまうのかもしれません。
結論から言うと
葬儀社に連絡すること=すべてを決めること、ではありません。
連絡することと、依頼することの間には、
実は少し距離があります。
なぜ「断れない」と感じてしまうのか
多くの方が、
・相談と契約の境目が見えない
・専門的な話についていけるか不安
・「今さらやめます」と言いづらい気がする
そんな思いを抱えています。
でも実際には、
最初の連絡は話を聞くための時間として使われることも多く、
その場で決断を求められるとは限りません。
「相談」と「依頼」は、同じではありません
相談は、
・流れを知る
・選択肢を整理する
・分からないことをそのまま聞く
ためのもの。
依頼は、
「ここにお願いしよう」と、
気持ちが少し整ってから選ぶものです。
この二つは、同時でなくても大丈夫です。
まとめ・アドバイス
合志市で家族葬のご相談を受けていたときのことです。
「聞くだけでもいいんですか」
そう何度も確認された方がいました。
お話を進めるうちに、
「じゃあ今日は、分かるところまででいいですね」
そう伝えると、ほっとしたお声になりました。
葬儀社への連絡は、
決断の場ではなく、情報を受け取るための行動でもあります。
決めるかどうかは、その先の話。
今は、聞くだけでも十分な一歩です。
もしよければ次は、
「葬儀社を決める前に、最低限考えておくこと」
についても、少し整理してみてください。
家族の中で判断がそろわないとき、どう受け止めればいいのでしょうか
その不安、よく分かります。
亡くなった直後、家族が集まったものの、
「誰が決めるのか分からない」
「親族の意見が気になって、言葉を選んでしまう」
そんな空気が流れることがあります。
自分が前に出て決めていいのか。
でも、決めてしまって後悔しないだろうか。
その迷いは、とても自然なものです。
結論から言うと
家族の意見がそろわないこと自体は、珍しいことではありません。
むしろ、大切な人のことを思っているからこそ、
それぞれの考えが出てくるのだと思います。
なぜ、判断がそろわなくなるのか
亡くなった直後は、
・気持ちの整理が人それぞれ違う
・立場や距離感によって見えている景色が違う
・「後悔したくない」という思いの向きが異なる
こうした違いが、一気に表に出やすい時間です。
誰かが間違っているわけでも、
まとめ役がいないから悪いわけでもありません。
「決めない」という判断もある
判断というと、
何かを選ぶことだと思われがちですが、
いまは決めないと決めることも、立派な判断です。
話し合いの途中で、
「今日はここまでにしよう」
「少し時間を置こう」
そう言葉にするだけで、空気が変わることもあります。
まとめ・アドバイス
菊陽町でお話ししたご家族が、
「いまは決められない、ってみんなで言えたのが救いでした」
と話してくれたことがあります。
意見がそろわなかったことよりも、
無理に決めなかったことが、あとから振り返って支えになったそうです。
家族の判断がそろわないときは、
そろえようと急がなくても大丈夫です。
そろわないまま、いったん止まる。
それもまた、そのご家族らしい選択のひとつです。
もしよければ次は、
「葬儀社を決める前に、最低限知っておきたい視点」
について、一緒に整理してみませんか。
② 葬儀社を決める前に知っておきたい視点
②-1 葬儀社選びは「相性」を見る時間でもある
葬儀社選びは「条件」より先に、相性を見てもいいのかもしれません
その不安、よく分かります。
葬儀社を決めるとなると、
費用や場所、式の内容など、
「ちゃんと比較しなければ」と思ってしまいがちです。
でも実際に話をしてみると、
数字や条件よりも先に、
気持ちのほうが反応する瞬間があることもあります。
結論から言うと
葬儀社選びは、「相性」を確かめる時間でもあります。
それは、感覚的でいい加減という意味ではありません。
むしろ、不安な時期だからこそ大切になる視点です。
なぜ「相性」が気になるのか
亡くなった直後の家族は、
・分からないことだらけ
・考える余裕も少ない
・言葉を探しながら話している
そんな状態にあります。
その中で、
説明が早すぎたり、
質問する前に話が進んでしまったりすると、
「置いていかれたような気持ち」になることがあります。
見ておきたいのは、こんなところ
条件表には書かれないけれど、
次のような点が、あとから支えになることがあります。
・説明のスピードが、自分たちに合っているか
・「分からない」と言ったときの反応はどうか
・迷いを否定せず、受け止めてくれるか
これらは、実際に話してみないと分かりません。
まとめ・アドバイス
熊本市での打ち合わせ中、
「この人なら、分からないって言えそう」
そう言われたことがあります。
その言葉を聞いたとき、
条件をすべて確認できていなくても、
そのご家族は少し安心したように見えました。
葬儀社選びは、
すべてを決める場であると同時に、
この人となら話せそうかを感じ取る場でもあります。
条件よりも先に、
話しやすさが判断材料になることもある。
そんな考え方があっても、いいのかもしれません。
もしよければ次は、
「家族葬かどうかを、この時点で決めなくてもいい理由」
についても、少し整理してみてください。
②-2 家族葬かどうかは、この時点で決めなくてもいい
亡くなった直後は、気持ちの整理がつかないまま、
次々と決断を迫られる時間が続きます。
その中で多くの方が、「家族葬でいいのだろうか」
「最初に決めてしまって後悔しないだろうか」
と、心のどこかで迷い始めます。
当初は家族葬のつもりだったが、親戚や故人の交友関係を思い浮かべて迷いが出てきた
まだ誰に連絡するかも決まっておらず、人数や規模が想像できない
一度「家族葬」と伝えたら、あとから変更できないような気がして不安になる
こうした気持ちは、決して珍しいものではありません。
むしろ、「きちんと送りたい」と思うからこそ生まれる、自然な迷いです。
まとめ・アドバイス
「家族葬」という言葉は、とても便利で分かりやすい反面、
最初から形を固定しなければならないように感じてしまうことがあります。
けれど実際には、この段階で無理に決めきる必要はありません。
最初は、
「できるだけ身内を中心に考えたい」
「静かな雰囲気で送りたい」
「大げさにはしたくない」
といった、気持ちの方向性だけで十分です。
打ち合わせを重ねる中で、
・やはり声をかけたい方が増えた
・人数が思っていたより少なかった
・故人らしさを考えて、形を少し変えたくなった
そのように考えが変わり、あとから調整されるご家族も多くいらっしゃいます。
大切なのは、「今は決めきれない」という状態を、そのまま受け止めること。
急いで正解を出そうとしなくても、時間の経過とともに、自然と気持ちは整っていきます。
迷いながらでも、ゆっくりでも大丈夫。
そのご家族らしい送り方は、これから一緒に形にしていけます。
②-3 費用の話を出すことに、ためらいを感じたとき
葬儀の打ち合わせの中で、多くの方が心の中で迷われるのが「費用の話」です。
お金の話をすると、冷たい人だと思われそうで言い出せない
今は気持ちが追いつかず、「あとで聞けばいい」と思ってしまう
でも本当は、費用のことが一番不安で、頭から離れない
こうした気持ちを抱えながら、
誰にも言えないまま話が進んでいくことも少なくありません。
「大切な人を亡くした直後に、お金の話をするなんて…」
そう思ってしまうのは、とても自然なことです。
けれど、実際には――
費用が分からないまま進むことこそが、不安を大きくしてしまうこともあります。
まとめ・アドバイス
以前、あるご家族が葬儀を終えたあと、
ぽつりと、こんな言葉を口にされました。
「最初に聞いておけばよかったですね……」
その方は、決して豪華な葬儀を望んでいたわけでも、
細かく値切りたかったわけでもありません。
ただ、分からないまま進んだことが、心に引っかかってしまったのです。
費用の話は、決して「冷たい話」でも「失礼な話」でもありません。
むしろ、
・後悔しないため
・必要以上に不安を抱え込まないため
・気持ちに余裕を残すため
ご家族の心を守るための、大切な話でもあります。
「だいたいどのくらいかかるのか」
「今の希望だと、どのくらいの範囲になるのか」
その程度の聞き方で構いません。
遠慮せずに聞いていいこと、
それが費用の話です。
不安を抱えたまま進むより、
一度立ち止まって確認することで、
気持ちが少し軽くなることも、実はとても多いのです。
「聞いても大丈夫だった」
そう感じられることが、次の判断を落ち着いて進める支えになります。
③ すべてを決めなくても進められるという考え方
大切な方が亡くなった直後、
多くのご家族がこう感じます。
「何から決めればいいのか分からない」
「全部を早く決めなければいけない気がする」
「判断が遅れると、迷惑をかけてしまうのではないか」
ですが、葬儀は
一度にすべてを決めるものではありません。
順番があります。
③-1 判断には「いま決めること」と「あとでいいこと」がある
葬儀の準備には、「今すぐ必要な判断」と
「気持ちが落ち着いてからでいい判断」が、はっきり分かれています。
たとえば――
まず必要なのは、搬送や安置といった“今動かさないと進まないこと”
葬儀を家族葬にするか一般葬にするかなど、式の形はあとから考えても間に合います
祭壇の細かな内容、人数の最終調整、演出の細部などは、この時点で決まっていなくて問題ありません
「決められない=遅れている」わけではなく、決めるタイミングが違うだけなのです。
焦って全部を決めようとすると、頭では分かっていても、心がついていかなくなってしまいます。
まとめ・アドバイス
葬儀は、一歩ずつ、段階を踏んで進んでいくものです。
最初から完璧な答えを出そうとしなくて大丈夫。
「今はここまで分かればいい」
「これは、あとで考えよう」
そうやって区切ることで、心の負担はぐっと軽くなります。
全部を一度に決めようとすると、
悲しみの中で判断を重ねることになり、
知らず知らずのうちに疲れてしまいます。
今できることだけを、今の気持ちで。
残りは、時間とともに整えていく。
その考え方が、
後悔の少ない、やさしい選択につながっていきます。
③-2 分からないまま進んでも、修正できることは多い
葬儀の準備を進めていると、
「このまま決めてしまって大丈夫だろうか」
「あとから変えたくなったら、もう遅いのでは」
と不安になることがあります。
特に亡くなった直後は、
気持ちも状況も落ち着いておらず、
すべてを見通して決めること自体が難しいものです。
ですが実際には、
分からないまま進んでも、あとから修正できることは意外と多くあります。
親戚や知人との連絡が進み、参列人数が増えたり減ったりする
話し合う中で、「やはり静かな形にしたい」「もう少し気持ちを込めたい」と内容を見直す
火葬場の空き状況やご家族の都合に合わせて、日程を調整する
こうした変更は、決して特別なことではありません。
まとめ・アドバイス
熊本市での葬儀でも、
途中で「やっぱり、こうしたいです」と言われる場面は、実は少なくありません。
最初の打ち合わせの時点では見えていなかったことが、
時間の経過とともに、少しずつはっきりしてくるからです。
大切なのは、「今はまだ分からない」という状態で進んでいい、ということ。
すべてを固めてから動こうとしなくても、
修正できる余地があると知っているだけで、気持ちはぐっと楽になります。
迷いながらでも、立ち止まりながらでも構いません。
その都度、気持ちに合わせて整えていく。
それが、多くのご家族が実際に選ばれている進め方です。
③-3 判断できなかった時間も、無駄ではない
葬儀の準備を振り返ったとき、
「もっと早く決めていればよかったのでは」
「迷っていた時間が長すぎたのでは」
そんなふうに、自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。
けれど、実際には――
判断できなかった時間にも、確かな意味があります。
- すぐに答えを出せず、立ち止まった時間
- 何が正解か分からず、迷い続けた時間
- 家族で何度も話し合い、言葉を探した時間
それらは、何も決まらなかった「空白」ではありません。
心が現実を受け止め、少しずつ整っていくための、大切な過程です。
まとめ・アドバイス
以前、あるご家族が、葬儀を終えたあとに
こんな言葉をかけてくださいました。
「あの時間があったから、納得できました」
すぐに決めてしまっていたら、
後悔が残っていたかもしれない。
迷い、話し合い、立ち止まる時間があったからこそ、
「これでよかった」と思えたのだと。
葬儀は、効率よく進めることが目的ではありません。
大切なのは、気持ちが追いついたかどうかです。
判断しなかった時間、決められなかった時間も、
そのご家族にとって必要な時間だったのだと思ってください。
焦らず、比べず、責めずに。
その時間は、きちんと意味を持って、
お別れのかたちにつながっています。
⑤ 最後に…なぜ、このようなことをするのか?
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
最後に、少しだけ私の話をさせてください。
畑尾一心として、これまで多くのご家族と向き合ってきました。
その中で、いちばん印象に残っている言葉があります。
「初めてのことで、分からないことばかりで……」
不安を声高に訴えるのではなく、
周囲を気遣いながら、静かにこぼされるこの言葉に、
その方の誠実さと、送り出す立場としての責任感を感じてきました。
でも、振り返ってみると――
ちゃんとできなかった葬儀は、ひとつもありませんでした。
迷いながらでも、立ち止まりながらでも、
その時その時に考え、話し合い、選ばれたお別れは、
どれもご家族らしい、納得のいくかたちになっていました。
もし今、判断に迷っているなら、
誰かに話すこと、
今日は決めないと選ぶこと、
それも大切な選択です。
それらは決して後退ではなく、
確かに前へ進んでいる証。
その一歩一歩が、
大切な方を想う気持ちにつながっていきます。
⑥ Q&A
Q1. 葬儀社には、いつ連絡する人が多いですか?
亡くなられた直後に連絡される方もいれば、
少し時間を置いてから連絡される方もいらっしゃいます。
「すぐに動かなければいけないのでは」と思われがちですが、
まずは気持ちを落ち着けてから連絡される方も少なくありません。
ご家族の状況やお気持ちに合わせて、タイミングを選んで大丈夫です。
Q2. 相談だけでも大丈夫でしょうか?
はい、相談から始める方もとても多いです。
「まだ何も決まっていない」
「分からないことばかりで、何を聞けばいいか分からない」
そんな状態でご相談される方も、珍しくありません。
相談することで、
「今すぐ決めること」と「あとでいいこと」が整理され、
気持ちが少し落ち着いた、という声もよく聞きます。
Q3. 家族葬にするか、まだ決められません。
最初に決めきらなくても、進められる場合があります。
この時点では、
「身内中心で考えたい」
「静かに送りたい」
といった、気持ちの方向性だけで十分です。
人数や形は、話し合いの中で少しずつ整えていくご家族も多く、
途中で調整されることも、特別なことではありません。
Q4. 費用の話を、早めに出してもいいのでしょうか?
不安を減らすために、早めに聞かれる方も多いです。
費用の話をすることに、ためらいを感じる方は少なくありませんが、
目安が分かることで、気持ちに余裕が生まれることもあります。
「あとから聞けばよかった」と感じるより、
分からないことは、その都度確認する方が安心につながります。
Q5. 親族と意見が合わず、話が進みません。
意見が合わないこと自体は、決して珍しいことではありません。
それぞれが故人を想う気持ちを持っているからこそ、
考え方が違ってしまうこともあります。
一度にまとめようとせず、
時間をかけて話し合うことで、
少しずつ折り合いがついていくケースも多くあります。
Q6. 判断が遅いと、迷惑になりますか?
そう感じる必要はない、という声をよく聞きます。
迷う時間、立ち止まる時間も、
ご家族にとって大切なプロセスのひとつです。
「今日は決めない」
「少し考えてからにする」
という選択も、前に進むための判断です。
⑦ 執筆者・監修者紹介
執筆者:畑尾一心
役職: ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
熊本市(中央区・南区・東区・北区・西区・熊本駅周辺)および合志市・菊陽町その近郊で、葬儀・家族葬の事前相談と実務支援に携わる。地域の宗派・慣習に即したやさしい説明と実務の正確さを大切にし、初めてのご遺族でも迷わず安心して葬儀・家族葬のお手伝いに取り組んでいる。
経歴:
1972年、熊本で昭和30年創業より続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年以上。年間約400件を超える葬儀やご相談に携わり、地域密着型で信頼と実績
現在、NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部代表としても活動中。
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクターとして専門性を持ち、日々の活動の中で葬儀業界に貢献できること目指しています。
一般社団法人 終活協議会の終活セミナー講師や、終活カウンセラー協会の終活カウンセラーとしても活動しており、地域に密着したサービスを提供しています。
想い:
創業者である祖父の想いを引き継ぎ、日本独自の葬送文化の意味を現代に伝え、後悔のないお葬式を大切にし、葬儀業務に取り組んでいます。
「心を込めた葬儀サービス」を提供し、皆様の大切なお見送りをサポートします。
趣味:
散歩が趣味で、近所だけでなく知らない街を歩くことで、地域の人々とのコミュニケーションを楽しんでいます。
監修者:畑尾義興
役職: ハタオ葬儀社 会長
経歴:
昭和30年、熊本で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引き継ぎ、約40年間経営を行ってきました。
創業者の思い「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ、葬儀業一筋で地元の感謝の気持ちを込めて活動してきました。
自身の葬儀体験から家族の思いが伝わる葬儀を心掛け、心と費用の負担を軽減するお手伝いを大切にしています。
葬儀場の詳細を見る
公営斎場もご利用になれます
【公営斎場】熊本市斎場
住 所
〒861-8031 熊本県熊本市東区戸島町796
アクセス
熊本市役所から車で、約35分
【公営斎場】菊池火葬場
住 所
〒861-1315 熊本県菊池市木柑子1318
アクセス
阿蘇高原線 三里木駅からタクシー24分
【公営斎場】大津火葬場
住 所
〒869-1233 熊本県菊池郡大津町大字大津110
アクセス
豊肥本線「肥後大津駅」からタクシーで5分

