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2026.01.19
葬儀・火葬の日程はどう決まる?友引・火葬場・家族都合の整理
① はじめに
「日にちを決めるだけなのに、
どうしてこんなに迷ってしまうのだろう。」
そう感じている方も、少なくないのではないでしょうか。
葬儀や火葬の日程は、
頭で考えれば決められそうでも、
実際には、気持ちと現実の両方が絡み合います。
だから、すぐに答えが出なくても、不思議ではありません。
友引のことが気になって、予定が立てづらくなったり。
火葬場の空きがなく、思い描いていた日程にならなかったり。
親族の都合を考えるほど、
「これでいいのだろうか」と迷いが増えてしまったり。
「できるだけ早く終えたい」という気持ちと、
「落ち着いて送りたい」という気持ちの間で、
揺れてしまうこともあるかもしれません。
何を一番に考えればいいのか、
その順番が分からなくなる瞬間もあります。
このコラムでは、
「こうすれば正解です」と答えを出すのではなく、
「こんなふうに考えて、気持ちが少し楽になった人もいます」
という視点で、日程の決まり方を整理していきます。
熊本市や合志市、菊陽町で、
葬儀や家族葬の日程を考えるとき。
この話が、
少しでも落ち着いて考えるための手がかりになればと思います。
あなたの心に、いま一番引っかかっているのは、
「友引」のことでしょうか。
それとも、「火葬場の空き」でしょうか。
もしかすると、「家族の都合」かもしれません。
どれであっても、迷っているのは、
きちんと向き合おうとしている証なのだと思います。
② このような方へおすすめ
✅ 葬儀と火葬の日程がどう決まるのか知りたい
✅ 友引の扱いが分からない
✅ 火葬場の予約がどれくらい影響するのか知りたい
✅ 親族の都合をどこまで優先すべきか分からない
✅ 熊本市周辺の葬儀事情の情報がほしい
迷っている自分を責めなくて大丈夫です。
日程は「正解探し」になりやすいところだからこそ、ゆっくり整理していきましょう。
③ 目次
- ① 葬儀・火葬の日程が決まる基本の順番
- ② 友引・火葬場・家族都合で迷うポイント
- ③ 後悔を減らすための日程の考え方
④ 記事本文
① 葬儀・火葬の日程が決まる基本の順番
①-1 葬儀・火葬は「火葬場の空き」から動くこともある
葬儀や火葬の日程を考えるとき、
「まずは家族の希望を決めて、それに合わせて動くもの」
そんなイメージを持たれている方も多いかもしれません。
けれど実際には、
火葬場の予約状況が、日程全体の流れを左右することがあります。
これは熊本市や合志市、菊陽町といった地域でも、決して珍しいことではありません。
たとえば、こんな場面があります。
- 希望していた日があっても、火葬場が空いておらず、前後の日程を考えることになる
- 先に火葬の枠が決まり、その時間に合わせて葬儀やお別れの流れを整えていく
- 「思っていたより先になる」と聞いて、少し戸惑いを覚える
頭では理解できても、
気持ちが追いつかず、不安になる瞬間です。
豆知識(さらっと)
火葬場は、特定のご家族だけで使う場所ではなく、
地域全体で共有している施設です。
そのため、季節や状況によっては、どうしても予約が集中する時期があります。
「早く送りたいのに進まない」
そう感じてしまうことがあっても、
それはご家族の段取りが悪いわけでも、判断が遅いわけでもありません。
まとめ・アドバイス
熊本市で家族葬の日程をご相談していると、
最初に火葬場の空きを確認した瞬間、
ふっと場の空気が静かになることがあります。
「思ったより先になりますね」
そうお伝えしたとき、
ご家族の表情が少し曇るのを感じることもあります。
こちらも胸がきゅっとなる瞬間です。
けれど、あとから
「その分、気持ちを整える時間がありました」
と話してくださる方もいらっしゃいました。
日程が先になることは、何かが遅れているということではなく、
大切な人を送るための“準備の時間”が増えたという捉え方もできます。
急がなければならない場面も、もちろんあります。
それでも、焦りだけで決めなくて大丈夫です。
火葬場の空きという現実と向き合いながら、
その中で、どう過ごすか、どう整えるか。
そこに目を向けていくことで、
日程の話も、少しずつ落ち着いて考えられるようになるかもしれません。
①-2 葬儀・火葬の日程は「宗教・式場・人の動き」も絡む
葬儀や火葬の日程は、
火葬場の空きだけで決まるわけではありません。
実際の相談の場では、
宗教者(お寺や神社など)の予定、
式場の空き状況、
ご搬送やご安置の流れなど、
いくつもの要素が、同時に関わってきます。
頭の中で思い描いていたよりも、
考えることが多く感じられるのは、無理もないことです。
たとえば、こんな迷いが生まれます。
- お寺の予定が合わず、候補日が少しずつ絞られていく
- 式場は空いているのに、火葬場の予約が取れない
- 逆に火葬は取れたけれど、希望していた式場が埋まっている
ひとつひとつは、仕方のない事情でも、
重なっていくと、「どうしてこんなに難しいのだろう」と感じてしまうことがあります。
やさしい補足
「全部がきれいに揃う日」を探そうとすると、
思っている以上に、調整が必要になることがあります。
そのため、日程は
“理想の一日”を選ぶというより、
いくつかの条件が、無理なく折り合った一日
として決まっていくことが多いように感じます。
どこかを優先すれば、別のどこかを少し譲る。
その繰り返しの中で、静かに形が整っていきます。
まとめ・アドバイス
合志市での打ち合わせの中で、
ご家族から
「こんなに“調整”が多いんですね」
と話されたことががあります。
日程が難しくなるのは、
気持ちが足りないからでも、判断が遅いからでもありません。
大切にしたい人がいるからこそ、
一つひとつを丁寧に考えようとするから、難しくなるのだと思います。
すべてを完璧に揃えようとしなくても大丈夫です。
「この日は、無理がない」
「この流れなら、落ち着いて迎えられそう」
そんな感覚を大切にしながら、
日程を考えていく方も多くいらっしゃいます。
①-3 葬儀・火葬の日程は「優先順位」をそっと決めると進む
日程がなかなか決まらないとき、
「もっと情報があれば決められるのに」と感じることがあります。
けれど実際には、
情報が足りないというより、
どこをいちばん大切にしたいかが、まだ言葉になっていないだけ
という場合も少なくありません。
葬儀や火葬の日程には、
火葬場、式場、宗教者、家族や親族の都合など、
考える材料がいくつもあります。
すべてを同じ重さで抱えようとすると、
どうしても迷いが深くなってしまいます。
そんなとき、
「完璧に整える」ことよりも、
ひとつだけ、軸を置いてみると、
日程が少し動き出すことがあります。
たとえば、こんな考え方です。
- まずは火葬場の空きを優先し、その枠の中で式の形を整えていく
- 遠方から来る親族を優先し、日程を少し先にずらす
- 体調に不安のある家族を優先し、移動や負担の少ない日を選ぶ
どれも正解で、どれも間違いではありません。
大切なのは、自分たちにとって何が一番安心につながるかです。
まとめ・アドバイス
菊陽町の方で、しみず回下院での家族葬のご相談を受けたとき、
ご家族がぽつりと
「母が無理をしない日がいいんです」
と言われたことがありました。
その一言で、
それまでいくつも並んでいた選択肢が、
すっと一本の線につながっていったのを覚えています。
日程は、
みんなの希望を完璧に叶えようとすると、
かえって決まりにくくなることがあります。
いちばん大切にしたい軸を、ひとつだけ置く。
それだけで、
日程は「選ばなければいけないもの」から、
「納得して選べるもの」へと、少し姿を変えていくのかもしれません。
② 葬儀・火葬の日程で友引・火葬場・家族都合に迷う
②-1 葬儀・火葬の日程で「友引」が気になるときの考え方
日程を考えていると、
途中で友引が挟まるだけで、
それまで整理できていたはずの話が、
急に難しく感じられることがあります。
「友引は避けたほうがいいのだろうか」
その迷いが浮かぶのは、とても自然なことです。
実際の相談の場でも、
友引をきっかけに、
話が一度立ち止まる場面を何度も見てきました。
たとえば、こんな心の動きがあります。
- 親族から
「友引はどうするの?」
と聞かれ、それだけで不安になる - 自分自身は気にしないつもりでも、
周りが気にしている様子に迷ってしまう - 地域の慣習から外れてしまわないか、
後から何か言われないかと考えてしまう
友引は、
日程そのものというより、
人との関係や、気遣いの気持ちを浮かび上がらせる存在なのかもしれません。
豆知識(責めない言い方)
友引の扱いは、
地域や火葬場、施設の運用によって違いがあります。
「友引=必ず何もできない日」と
一律に決まっているわけではなく、
火葬場の稼働状況や地域の慣習に合わせて、
対応が変わることもあります。
知らなかったからといって、
間違いでも、失礼でもありません。
友引で迷ったときの、考え方のヒント(解決の糸口)
迷いが強いときは、
次のように整理していく方もいらっしゃいます。
- まず「自分たちはどう感じているか」を確かめる
気にするのか、気にしないのか。
その正直な感覚を、いったん大切にします。 - 次に「誰の気持ちを一番大切にしたいか」を考える
親族の中で、特に気にしている方がいるかどうか。
その方の存在が、判断の軸になることもあります。 - 最後に「避けた場合・選んだ場合」を静かに想像する
避けたことで気持ちが落ち着くのか、
選んでも後悔が残らなそうか。
どちらのほうが、当日を穏やかに迎えられそうかを考えます。
この順番で整理すると、
「どうするべきか」ではなく、
「どちらなら納得できそうか」が見えてくることがあります。
まとめ・アドバイス
熊本市内の方で、水前寺斎場にて日程の相談をしていると、
「友引だけは避けたい」と言われる方もいれば、
「自分は気にしないけれど、親戚が気にしていて…」
と悩まれる方もいらっしゃいます。
どちらが正しい、という話ではありません。
ご家族が、どの選択なら落ち着いて過ごせるか。
そこを大切にして決める方が、多いように感じます。
迷ったときは、
「誰がいちばん、このことを気にしているか」
「その方の気持ちに、どこまで寄り添いたいか」
を、そっと確かめてみてください。
友引は、
避けるかどうかを急いで決めるものではなく、
ご家族の気持ちの優先順位を映し出すきっかけ
として受け止めてもいいのかもしれません。
②-2 葬儀・火葬の日程で「火葬場の空き」に振り回されるとき
日程の話が進んでいく中で、
火葬場の空き状況を聞いた瞬間、
急に気持ちが追いつかなくなることがあります。
「この日しか空いていません」
「次は、だいぶ先になります」
そんな言葉を聞くと、
自分の意思とは別の力で、予定が動いていくような感覚に
戸惑ってしまう方も少なくありません。
実際、相談の場ではこんな声を耳にします。
- 希望していた日より先になり、
気持ちだけが取り残されたように感じる - 逆に、思ったより早い枠しかなく、
準備や心の整理が追いつかない - 「この日を逃すとどうなるのだろう」と考え、
決断すること自体が怖くなる
火葬場の空きは、確かに大切な条件です。
けれど、それがすべてになると、
気持ちの置き場が見えなくなってしまうこともあります。
火葬場の空きで迷ったときの、考え方のヒント(解決の糸口)
火葬場の予定に振り回されていると感じたとき、
次のように整理していく方もいらっしゃいます。
- 「選択肢は本当に一つだけか」を静かに確認する
今提示されている日程が、
「最短」なのか、「唯一」なのか。
この違いを知るだけでも、気持ちが少し落ち着くことがあります。 - 日程を決める前に「決めなくていいこと」を分ける
すべてを一度に決めようとすると、
焦りが強くなります。
式の形、人数、細かな流れなど、
あとから調整できる部分があるかを整理してみます。 - 「早さ」と「落ち着き」のどちらを優先したいかを言葉にする
早く進めたい理由が、
周囲への配慮なのか、
自分たちの気持ちなのか。
そこが見えると、選び方が変わることがあります。
火葬場の枠に合わせることは、
「流される」こととは少し違います。
納得したうえで選ぶという感覚を取り戻すことが、
何より大切なのかもしれません。
まとめ・アドバイス
以前、熊本市の方、自宅葬での相談で、
「決めないと、枠が埋まってしまいますか」
と、不安そうに聞かれたことがありました。
そのとき、あらためて感じたのは、
急いで決めることよりも、
何が分かっていて、何がまだ分からないのかを一緒に整理することの大切さでした。
火葬場の空きは重要です。
でも、気持ちが追いつかないまま進むと、
葬儀が終わったあとに、
どっと疲れが出てしまう方もいます。
「今日は、ここまで分かれば十分」
そう区切るだけでも、
焦りは少し和らぎます。
日程は、
正解を急いで当てるものではなく、
気持ちと現実の折り合いを探す過程。
そう考えると、
火葬場の空きも、
少し違った見え方をするかもしれません。
②-3 葬儀・火葬の日程で「家族都合」をどこまで優先するか
日程を考えるとき、
「家族の都合を大事にしたい」と思うのは、とても自然なことです。
無理をさせたくない、後悔を残したくない。
その気持ちがあるからこそ、
一つひとつの事情が気になっていきます。
けれど、いざ優先しようとすると、
家族それぞれの立場や状況が見えてきて、
かえって決めにくくなることもあります。
よく聞かれるのは、こんな事情です。
- 仕事の都合で、平日はどうしても動けない人がいる
- 遠方から来る親族がいて、移動時間や宿泊を考える必要がある
- 高齢の家族がいて、体調がその日まで分からない
どれも、大切な理由です。
だからこそ、「誰かを優先すると、誰かを置いてしまう気がする」
そんな迷いが生まれてしまうのかもしれません。
家族都合で迷ったときの、考え方のヒント(解決の糸口)
家族の予定をすべて揃えようとして行き詰まったとき、
次のように整理される方もいらっしゃいます。
- 「全員」ではなく「軸になる人」を一人決める
誰がいなければ一番つらいか。
誰が来られたら、心が落ち着くか。
その人を中心に考えるだけで、選択肢が絞られることがあります。 - 「来られない=大切にしていない」ではないと考える
事情があって来られないことと、
気持ちが離れていることは、別の話です。
来られないことを理由に、
自分たちを責めなくていい、と考える方もいます。 - 参加の形を一つに決めない
当日は難しくても、後日お参りに来てもらう。
写真や報告で気持ちを共有する。
“その日そこにいること”だけが、
関わり方のすべてではありません。
家族都合を考えることは、
わがままでも、迷惑でもありません。
ただ、すべてを同時に叶えようとすると、
心の負担が大きくなってしまうことがあります。
まとめ・アドバイス
合志市の方で、しみず会館でのご相談で、
「みんなの予定を合わせようとして、逆に決まらなくなりました」
と話された方がいらっしゃいました。
そのとき、話の中で出てきたのが、
「母が来られる日なら、それでいい気がします」
という一言でした。
全員がそろう100点の日を探すより、
「この人がいれば安心できる」という軸を一つ置く。
その瞬間に、日程の迷いがすっと整理されていったのを覚えています。
家族葬は、人数を絞る形が多いからこそ、
日程も「全員合わせ」を目指さなくていい場合があります。
大切な人の動きに合わせる、という考え方も、
十分にあたたかな選択です。
誰かを思って悩んだ時間そのものが、
すでに、送り方の一部なのかもしれません。
③ 後悔しないために、心に留めておきたいこと
③-1 葬儀・火葬の日程は「早さ」だけが正しさではない
日程の話になると、
多くの方がまず口にされるのが、
「早くしなきゃいけない気がして」という言葉です。
早く終えたほうがいいのではないか。
長く引き延ばすのはよくないのではないか。
周りに迷惑をかけてしまうのではないか。
そう考えてしまうのは、とても自然なことだと思います。
けれど同時に、心のどこかで、
「本当は、もう少し落ち着いて考えたかった」
そんな気持ちが顔を出すこともあります。
日程を決める場面では、
次のような揺れが生まれやすくなります。
- 早く終えたい気持ちと、ゆっくり送りたい気持ちがぶつかる
- 親族や周囲の目を意識して、気持ちより先に日程を決めてしまう
- すべてが終わってから、「あのとき、もう少し時間を取れたかもしれない」と思う
「早さ」は、たしかに一つの判断軸です。
けれど、それが唯一の正解というわけではありません。
葬儀や火葬の日程は、
単に段取りを整えるためのものではなく、
気持ちが少しずつ現実に追いついていく時間でもあります。
あまりにも急いでしまうと、
その“間”が置き去りになってしまうこともあるのです。
早さに迷ったときの、考え方のヒント
迷いが出たとき、
次のような問いを自分たちに向けてみる方もいます。
- 「急いでいる理由は、誰のためだろう」
周囲の視線なのか、自分たちの不安なのか。
理由が見えると、判断が少し楽になります。 - 「今日決めなくても困らないことは何だろう」
すべてを今決めなくてもいい、と分かるだけで、
気持ちが落ち着くことがあります。 - 「この日程で、あとから振り返ったときどう感じそうか」
正解を探すより、
自分たちが納得できるかどうかを想像する方もいます。
急ぐ必要がある状況も、もちろんあります。
けれど、少し余白が持てるなら、
「急ぎすぎない」という選択肢を残しておくことも、
後悔を減らす一つの方法です。
まとめ・アドバイス
菊陽町の方で、しみず会館での家族葬を終えたあと、
「少し日が空いたけれど、落ち着いて送れました」
と話してくださったご家族がいました。
その表情は、
“早く終えられた安心”よりも、
“ちゃんと向き合えた納得”に近いものだったように感じます。
日程の正解は、
必ずしも「最短」ではありません。
そのご家族の気持ちが追いつくテンポかどうか。
そこに、後悔を減らすヒントがあるように思います。
急がなければならないときもあります。
でも、もし可能なら、
「少し立ち止まって考える時間」を
選択肢から外さなくていいのだと思います。
③-2 葬儀・火葬の日程は「決め方」に納得できると楽になる
不思議なことですが、
同じ日程であっても、
「どうやって決まったか」に納得できていると、
心の落ち着き方が違ってくることがあります。
逆に、
「気づいたら決まっていた」
「流れの中で、選ばされた気がする」
そんな感覚が残ると、
日程そのものではなく、
決めた過程に、あとから引っかかりが生まれることもあります。
日程は、火葬場・式場・宗教者・家族の都合など、
さまざまな条件が重なって決まっていきます。
だからこそ、
「条件としては仕方がなかった」と頭では分かっていても、
気持ちの整理が追いつかないことがあるのです。
納得につながりやすいのは、
結果よりも、次のような過程が見えているときです。
- 火葬場の事情を知ったうえで選べた
「この日しか取れなかった」という事実だけでなく、
なぜそうなったのかを理解できると、
自分たちの判断として受け止めやすくなります。 - 家族の事情を言葉にして決められた
誰かの体調、移動の負担、仕事の都合。
それらを「仕方ない」ではなく、
理由として共有できたとき、
選んだ日程に意味が宿ります。 - 友引などの慣習について、家族の考えが揃った
気にする・気にしない、どちらが正しいかではなく、
「私たちはこう考えた」という共通認識があると、
迷いが残りにくくなります。
日程そのものは変えられなくても、
決め方は、いくらでも丁寧にすることができます。
「決め方」に迷ったときのヒント
もし話し合いが行き詰まったら、
こんな問いを挟んでみる方もいます。
- 「なぜ、この日が候補に上がったんだろう」
- 「誰のどんな事情を、一番大切にしたかったんだろう」
- 「この日を選んだ理由を、あとで説明できそうか」
答えが完璧でなくても構いません。
少し言葉にするだけで、
「決めさせられた日」から
「自分たちで選んだ日」へと、感覚が変わっていくことがあります。
まとめ・アドバイス
熊本市南区の方で、けやき通り斎場での打ち合わせの中で、
日程が決まったあとに、
「理由が分かるだけで、腹に落ちました」
と話してくださった方がいました。
その言葉が印象に残ったのは、
日程そのものよりも、
決めるまでの過程が、きちんと共有できたことが、
安心につながっていたように感じたからです。
葬儀・火葬の日程は、
条件の組み合わせで決まっていきます。
けれど、納得は、
条件ではなく、気持ちを整理することで生まれます。
決めるときに、
「どうしてこの日になったのか」
その理由を、家族の間でそっと言葉にしておくこと。
それは、
あとから振り返ったとき、
「これでよかった」と思える支えになることがあります。
③-3 葬儀・火葬の日程は「一度持ち帰る」も選択肢に入れる
日程の話は、
一つひとつは小さな判断のように見えても、
積み重なると、思っている以上に心と頭を使います。
火葬場の空き、
式場の都合、
友引の扱い、
家族それぞれの事情――。
それらを同時に考えながら、
「では、どうしますか」と問われると、
ふと、思考が止まってしまうことがあります。
そんなとき、
一度持ち帰るという選択は、
決して後ろ向きなものではありません。
むしろ、気持ちを大切にするための、
とても誠実な判断だと感じることがあります。
持ち帰ることで助けになる場面には、
次のようなものがあります。
- 親族に確認したいことがあるとき
その場にいない家族の意向や、
伝え方をどうするかを考える時間が必要なこともあります。 - 気持ちが追いつかず、いったん整理したいとき
頭では理解していても、
心がまだ現実を受け止めきれていない。
そんなとき、少し距離を置くことで、
見えてくるものもあります。 - 優先順位を家族で揃えたいとき
何を一番大切にするのか。
急がず話すことで、
「私たちは、ここを大事にしよう」という軸が整うこともあります。
日程は、
「今すぐ決めなければ進まない」
と思われがちです。
けれど実際には、
決めるための時間そのものが、
後悔を減らす大切な工程になることも少なくありません。
「持ち帰る」ときに、意識しておくと楽なこと
一度持ち帰るときは、
すべてを白紙に戻す必要はありません。
- 何が決まっていて
- 何がまだ分からなくて
- 何を家族で確認したいのか
それだけ整理できていれば、
次の話し合いは、ぐっと楽になります。
「今日はここまで」
そう区切りをつけることも、
日程を前に進める一つの形です。
まとめ・アドバイス
以前、日程の話の途中で、
「少し持ち帰ってもいいですか」
と聞かれたことがありました。
その瞬間、
張りつめていた空気が、
ふっとやわらいだのを覚えています。
日程は、どうしても急がされやすいテーマです。
周囲の事情や時間の制約が重なり、
「決めなければ」という気持ちが強くなります。
でも、もし可能なら、
“決めるための時間”も、日程の一部
と考えてみる方もいます。
焦りが強いときほど、
一呼吸おけるだけで、
その後の判断が、ずっと楽になることがあります。
急がない選択ができたこと自体が、
あとから振り返ったとき、
自分たちをそっと支えてくれることもあるのです。
⑤ 最後に…なぜ、このようなことを書くのか?
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
少しだけ、自分の話をさせてください。
日程の相談に立ち会っていると、
ときどき、気持ちの話よりも先に、
現実の条件が進んでいく場面があります。
「火葬場がこの日なら取れそうで」
「友引が挟まってしまって」
そう言葉を交わしながら、
ご家族が“決めること”に追われているように見える瞬間です。
もちろん、葬儀や家族葬には、
決めなければならないことがたくさんあります。
日程も、その一つです。
けれど本当は、
段取りが整ったかどうかだけで終わる時間ではない
とも感じています。
日程を決めるやり取りの中にも、
「このままでいいのだろうか」という迷いがあったり、
「少し早すぎないだろうか」という引っかかりがあったり、
言葉にされない小さな揺れが、確かにあります。
その揺れがあるまま、
話が先に進んでしまうと、
あとからふと、
「もう少し考えてもよかったのかもしれない」
そんな気持ちが残ることもあります。
だからこそ、
今すぐ決めなくてもいいことがある。
一度、立ち止まってもいい場面がある。
そのことを、そっと伝えたいと思いました。
あなたのペースで、
あなたが納得できる形を探していくこと。
それは、迷いではなく、
大切に向き合っている証だと思います。
その選択肢が、
どこかに残っていてほしい。
日程を考える時間が、
少しでも、あなたの心に寄り添うものになるように。
そんな思いで、この文章を書いています。
⑥ よくあるご質問(Q&A)
Q1. 火葬場の予約は、どのタイミングで取ることが多いですか?
状況によってさまざまですが、
比較的早い段階で、まず火葬場の空き状況だけを確認する方も多いです。
特に熊本市周辺では、
火葬場の空きが、その後の葬儀や家族葬の日程全体に影響することがあります。
「すぐ決めるため」ではなく、
選択肢を知るために確認する、
そんな使い方をされる方もいらっしゃいます。
Q2. 友引の日は、葬儀も火葬もできないのでしょうか?
友引の扱いは、地域の慣習や施設の運用によって考え方が異なります。
そのため、「必ずこうしなければならない」と一律には言い切れない部分があります。
気になる場合は、
ご家族やご親族の中で、
誰がどの程度気にしているのかを確認しながら、
向き合い方を整理する方が多いようです。
無理に揃えようとせず、
ご家族が落ち着いて過ごせる選択を探す考え方もあります。
Q3. 親族の都合が合わないとき、どう決める人が多いですか?
全員が揃う日を目指そうとすると、
かえって日程が決まらなくなることもあります。
そのため、
「誰が来られたら安心か」
「最低限、誰と一緒に送れたらよいか」
という視点で考える方もいらっしゃいます。
家族葬では特に、
人数を絞る形を選ばれることも多く、
“全員合わせ”ではなく、“大切な人を優先する”
という考え方が、助けになる場面もあります。
Q4. 日程が先になると、安置のことが心配です
そう感じる方は、とても多いです。
安置場所や面会の可否、
ご自宅か施設かなど、
状況に応じて選択肢は変わります。
不安な点を一つずつ確認しながら、
ご家族が安心できる形を探していく方が多い印象です。
「先になる=不安が大きくなる」
とは限らず、
整え方次第で落ち着いて過ごせる場合もあります。
Q5. 急いで決めるように感じたときは、どうしたらいいですか?
そのように感じる場面は、決して珍しくありません。
「今すぐ決める必要があること」と、
「少し考えても支障がないこと」を分けて整理するだけで、
気持ちが楽になることもあります。
すべてを一度に決めなくても大丈夫です。
決め方に納得できるかどうかを大切にすることで、
あとからの気持ちが落ち着く方もいらっしゃいます。
Q6. 熊本市・合志市・菊陽町では、家族葬の日程はどんな組み方が多いですか?
静かに、身近な人との時間を大切にしたい、
そんな思いから、
無理のない日程を選ばれる方が増えているように感じます。
火葬場の状況を確認しながら、
ご家族の体調や移動の負担も考え、
**「落ち着いて過ごせそうか」**を基準に
⑦ 執筆者・監修者紹介
執筆者:畑尾一心
役職: ハタオ葬儀社 3代目 代表取締役社長
熊本市(中央区・南区・東区・北区・西区・熊本駅周辺)および合志市・菊陽町その近郊で、葬儀・家族葬の事前相談と実務支援に携わる。地域の宗派・慣習に即したやさしい説明と実務の正確さを大切にし、初めてのご遺族でも迷わず安心して葬儀・家族葬のお手伝いに取り組んでいる。
経歴:
1972年、熊本で昭和30年創業より続く葬儀店に生まれる。
葬祭業に従事して30年以上。年間約400件を超える葬儀やご相談に携わり、地域密着型で信頼と実績
現在、NPO法人全国葬送支援協議会熊本中央本部代表としても活動中。
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクターとして専門性を持ち、日々の活動の中で葬儀業界に貢献できること目指しています。
一般社団法人 終活協議会の終活セミナー講師や、終活カウンセラー協会の終活カウンセラーとしても活動しており、地域に密着したサービスを提供しています。
想い:
創業者である祖父の想いを引き継ぎ、日本独自の葬送文化の意味を現代に伝え、後悔のないお葬式を大切にし、葬儀業務に取り組んでいます。
「心を込めた葬儀サービス」を提供し、皆様の大切なお見送りをサポートします。
趣味:
散歩が趣味で、近所だけでなく知らない街を歩くことで、地域の人々とのコミュニケーションを楽しんでいます。
監修者:畑尾義興
役職: ハタオ葬儀社 会長
経歴:
昭和30年、熊本で先代畑尾義人により創業されたハタオ葬儀社を引き継ぎ、約40年間経営を行ってきました。
創業者の思い「誰もが誇りと思えるお葬式」を基に経営を引き継ぎ、葬儀業一筋で地元の感謝の気持ちを込めて活動してきました。
自身の葬儀体験から家族の思いが伝わる葬儀を心掛け、心と費用の負担を軽減するお手伝いを大切にしています。
理念:
地域密着型で、皆様にとって温かく、心のこもった葬儀を提供することが、私たちの使命です。
ご遺族様の思いを最優先に、感謝の気持ちを込めた葬儀をお手伝いし、後悔のないお見送りをサポートします。
趣味:
趣味は釣りと囲碁で、熊本の自然や友人との時間を大切にしています。
ハタオ葬儀社は、創業から70年にわたり地域に根差したサービスを提供してきました。私たちの専門家が執筆し、監修したこの内容は、温かい心で故人をお見送りするための指針です。葬儀に関する不安を感じている方々に、しっかりとしたサポートと信頼できる情報を提供いたします。
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公営斎場もご利用になれます
【公営斎場】熊本市斎場
住 所
〒861-8031 熊本県熊本市東区戸島町796
アクセス
熊本市役所から車で、約35分
【公営斎場】菊池火葬場
住 所
〒861-1315 熊本県菊池市木柑子1318
アクセス
阿蘇高原線 三里木駅からタクシー24分
【公営斎場】大津火葬場
住 所
〒869-1233 熊本県菊池郡大津町大字大津110
アクセス
豊肥本線「肥後大津駅」からタクシーで5分

