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2026.05.28
危篤連絡が来たら家族がすぐ準備すべきこと|病院到着前・到着後にやること完全一覧【熊本】
「危篤です。すぐ来てください」
その言葉を受けたとき、頭が真っ白になる方は少なくありません。
何から動けばいいのか。誰に連絡すればいいのか。病院には何を持って行けばいいのか。気持ちが追いつかないまま、それでも動き出さなければならない——そんな状況に、多くのご家族が置かれます。
「こんなとき、どうすればよかったんだろう」と後から悔やまれる方もいます。それは準備不足だったからではなく、誰も教えてくれなかっただけです。
この記事では、危篤の連絡を受けてから、病院へ向かう前・到着後・臨終後にやることを、順を追って整理しています。
すべてを完璧にこなす必要はありません。まず「何を優先すればいいか」を知っておくだけで、気持ちの余裕がまったく違います。
いざそのときに「あの記事に書いてあった」と思い出せる——そんな備えになれば幸いです。
◇目次
- 危篤連絡を受けたら、まず確認すること
- 病院へ向かう前にやること
- 病院到着後・臨終前後にやること
- 葬儀社への連絡はいつ・どのようにすればいいか
- 搬送先と安置場所について知っておきたいこと
- 死亡診断書の受け取りと保管について
- 熊本での火葬日程と友引について
- 危篤・臨終のあとで後悔しないために
- よくある質問(FAQ)
◇ 本文
1. 危篤連絡を受けたら、まず確認すること
危篤の連絡は突然来ます。電話口で動揺するのは当然のことです。
しかし、電話を切る前にいくつかの情報を確認しておくと、その後の行動がスムーズになります。
電話で確認しておきたいこと
- 病院名・病棟名・部屋番号
- 担当医師または看護師の名前
- 「今すぐ来てほしい」のか「今夜中に」なのか(緊急度の確認)
- 病棟の直通電話番号
特に病棟の直通番号は重要です。病院代表にかけると繋がるまでに時間がかかることがあります。直通番号があれば、向かう途中でも状況確認ができます。
電話を受けた直後は動揺しています。メモできない場合は、もう一度「確認させてください」と伝えて聞き直すことを遠慮しないでください。病院側もそれに慣れています。
「今すぐ」と「しばらく様子を見て」の違い
看護師から「今すぐ来てください」と言われた場合は、文字通り急いでください。しかし「今夜中に来ていただければ」という場合は、少し落ち着いて準備する時間があります。
緊急度を正しく把握することが、その後の行動の基準になります。
2. 病院へ向かう前にやること
ご家族・親族への連絡
まず、配偶者・兄弟姉妹・子どもなど近しいご家族から順に連絡します。
全員に自分から電話しようとすると時間がかかります。「連絡係を一人決めて、そこから広げてもらう」方法が現実的です。
連絡時に伝えることは以下の3点に絞ります。
- 病院名と場所(住所またはGoogleマップのリンクを共有すると便利)
- 状況(危篤であること)
- 「すぐ来てほしい」のか「連絡を待ってほしい」のか
友人・知人・会社への連絡は後回しで構いません。まずご家族が集まることが最優先です。
持ち物の準備
病院に長時間いる可能性があります。以下を手早く確認してください。
| 持ち物 | 理由・備考 |
|---|---|
| 健康保険証・診察券 | 手続きに必要になることがある |
| 現金・クレジットカード | 交通費・食事・急な支払いに |
| スマートフォンの充電器 | 連絡が長時間続くため必須 |
| モバイルバッテリー | 充電できない環境にいる時間が長い |
| 着替え・洗面用具(一泊分) | 一晩いることも珍しくない |
| 数珠 | 臨終後のお参りに。なければ後から届けてもらえる |
| メモ帳・ボールペン | 医師の説明・葬儀社の連絡先などを書き留めるため |
すべてが揃わなくても出発してください。後から家族に届けてもらうことができます。
車の運転には注意を
動揺した状態での運転は危険です。可能であれば、誰かに送ってもらうか、タクシー・公共交通機関を使うことをお勧めします。熊本市内であれば、深夜でもタクシーは動いています。
3. 病院到着後・臨終前後にやること
到着後:まずナースステーションへ
病棟に着いたら、まずナースステーションに声をかけてください。「〇〇(患者名)の家族です」と伝えれば案内してもらえます。
面会のルール・待機場所・面会できる人数など、病院によって対応が異なりますので、スタッフの指示に従ってください。
臨終の瞬間について
すべての方が臨終に立ち会えるわけではありません。「間に合わなかった」と自分を責める方もいますが、それは決して珍しいことではなく、また責任でもありません。
臨終に立ち会えなかった場合でも、到着後に医師から説明を受け、お顔を見てお別れすることができます。
臨終後に病院でやること
ご臨終を告げられた後、看護師や担当者から順次案内があります。以下の流れが一般的です。
① エンゼルケア(死後のケア) 病院のスタッフがご遺体を整えてくださいます。時間にして30分〜1時間程度かかることが多いです。その間、ご家族は待合室などで待機します。
② 死亡診断書の受け取り 医師から死亡診断書を受け取ります。この書類は葬儀・火葬・各種行政手続きに必要な最重要書類です。後述しますが、受け取ったらすぐに複数枚コピーをとることをお勧めします。
③ 退院・搬送の準備 病院はご遺体を長時間安置できません。多くの場合、数時間以内に搬送先を決める必要があります。このタイミングで葬儀社への連絡が必要になります。
4. 葬儀社への連絡はいつ・どのようにすればいいか
連絡のタイミング
ご臨終後、できるだけ早い段階で葬儀社に連絡することをお勧めします。
理由は明確です。病院はご遺体を長時間安置できないため、搬送先を早急に決める必要があるからです。葬儀の内容・日程・費用は、搬送後に落ち着いてからでも十分間に合います。
「葬儀をどこに頼むかまだ決まっていない」という状態でも、まず連絡して構いません。
病院から葬儀社を紹介された場合
臨終後、病院の担当者から「提携の葬儀社をご紹介します」と案内されることがあります。
これを断ることは可能です。「少し考えさせてください」「自分で連絡します」と伝えれば問題ありません。
ただし、特に希望がない場合や、急いでいる場合は病院の紹介を利用することも一つの選択肢です。大切なのは自分たちが納得できる葬儀社を選ぶことです。
葬儀社への連絡時に伝えること
初めての連絡では、以下の3点を伝えるだけで大丈夫です。
- 現在いる病院の名前と場所
- 故人のお名前
- 搬送先の希望(ご自宅か、葬儀社の安置施設か)
葬儀の形式や費用の話は、その場で決める必要はありません。信頼できる葬儀社であれば「まずは搬送だけ」という対応にも応じてくれます。
ハタオ葬儀社では、「とりあえず搬送だけお願いしたい」というご依頼にも対応しています。葬儀の形(家族葬・一日葬・火葬式など)は、ご家族が落ち着かれてからゆっくりお決めいただけます。24時間いつでもご連絡ください。
5. 搬送先と安置場所について知っておきたいこと
ご遺体の搬送先は主に以下の3つから選ぶことになります。
| 安置場所 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| ご自宅 | 慣れ親しんだ場所で安置できる。ご家族がそばにいられる | 自宅に安置できるスペースがある方 |
| 葬儀社の安置施設 | 設備が整っており、スタッフが管理してくれる | 自宅が狭い・遠方など |
| 葬儀場の安置室 | 葬儀まで一貫してお任せできる | 日程が決まっている方 |
どこに安置するかによって、その後の葬儀の流れが変わることがあります。迷った場合は葬儀社のスタッフに相談してください。
熊本市内・合志市・菊陽町などの地域によって、葬儀社が持つ安置施設の場所や設備も異なります。地元の葬儀社に確認するのが最も確実です。
6. 死亡診断書の受け取りと保管について
死亡診断書は、葬儀・火葬・年金の停止・銀行口座の手続きなど、あらゆる行政手続きに必要な書類です。
受け取り後すぐにすること
- コピーを5〜10枚とっておく(各手続き先に提出が必要なため)
- 原本は封筒などに入れて、大切に保管する
- 葬儀社に「死亡届」の提出を代行してもらえるか確認する
死亡届について
死亡診断書と一体になった「死亡届」は、死亡を知った日から7日以内に市区町村役場に提出する必要があります。
熊本市・合志市・菊陽町であれば、それぞれの役所への提出になります。多くの葬儀社では、この手続きを代行しています。自分でやる必要はありません。
7. 熊本での火葬日程と友引について
友引と火葬場の休場
熊本では、友引の日は火葬場の使用時間が変更になることがあります。
友引に葬儀(お通夜・告別式)を行うこと自体はできますが、火葬は翌日以降になります。ご臨終の日が友引の前日だった場合、日程が1〜2日延びることがあります。
これは熊本に限らず全国的によく見られる慣習ですが、知らずにいると「なぜこんなに時間がかかるのか」と戸惑う方も多いです。
熊本市の火葬場について
熊本市には市営の火葬場があり、利用するには事前の予約が必要です。
混雑状況や季節によっては、希望の日に予約が取れないこともあります。地域の葬儀社はこうした事情を把握していますので、日程調整は葬儀社に任せると安心です。
合志市・菊陽町など近郊の場合
合志市や菊陽町にお住まいの場合、利用できる火葬場の選択肢が複数あります。葬儀社によって取り扱いできる火葬場が異なりますので、地域に詳しい葬儀社に相談してください。
8. 危篤・臨終のあとで後悔しないために
「もっとそばにいればよかった」という気持ちについて
臨終に立ち会えなかった方、「最後に何もしてあげられなかった」と感じている方——そういったお気持ちを抱えたまま葬儀を迎えるご家族は、実は多くいます。
葬儀は、そのような気持ちを少し整理できる場でもあります。「ありがとう」を形にできる場でもあります。
小さな葬儀でも、花いっぱいの祭壇でも、ご家族の手で送り出すお葬式であれば、きっと故人に届くものがあります。
事前に知っておくことの大切さ
「もしものとき」のことを事前に考えることは、縁起が悪いことではありません。
知っておくことで、いざというときに慌てずに動けます。大切な方の最期を、後悔の少ない形で迎えるための準備です。
ご親族が入院中の方、高齢のご両親がいる方は、今のうちに「どんな葬儀にしたいか」「どこに相談するか」を、ご家族で一度話しておくことをお勧めします。
⑥ FAQ
Q1. 危篤の連絡を受けたら、まず誰に電話すればいいですか?
まず病院に「今から向かいます」と伝え、次に配偶者・兄弟・子どもなど近しい家族に連絡します。全員に自分から連絡しようとすると時間がかかります。「連絡係を一人決めて、そこから広げてもらう」方法が効率的です。友人・会社への連絡は後回しで構いません。
Q2. 病院に着く前に亡くなってしまった場合はどうなりますか?
ご臨終に立ち会えなかった場合でも、病院がご遺体を安置してくれます。到着後に医師から説明を受け、お顔を見てお別れすることができます。「間に合わなかった」ことを責める必要はありません。到着後に葬儀社へ連絡し、搬送の手配を進めてください。
Q3. 葬儀社への連絡はいつがベストですか?
ご臨終後、できるだけ早い段階での連絡をお勧めします。病院はご遺体を長時間安置できないため、搬送の手配が必要になるからです。「葬儀の形式や費用がまだ決まっていない」という状態でも、連絡して問題ありません。搬送後に落ち着いてから相談できます。
Q4. 病院に勧められた葬儀社を断ることはできますか?
はい、断ることができます。「少し考えさせてください」と伝えれば問題ありません。ただし、搬送のために葬儀社は必要です。断る場合は、すぐに自分で葬儀社に連絡してください。
Q5. 熊本では友引に葬儀はできますか?
お通夜・告別式は友引でも行えますが、熊本市内の火葬場は友引に予約時間が取れない場合があります。そのため、火葬は翌日以降になります。日程は葬儀社と相談して決めます。
Q6. 死亡診断書は何枚必要ですか?
原本は1枚ですが、コピーを1〜5枚とっておくことをお勧めします。銀行・年金・保険など各手続き先に提出が必要なためです。通常、原本は葬儀社が「死亡届」として役所に提出し、その際コピーまで葬儀社がとってもらうこともできます。
Q7. 安置場所はどこにすればいいですか?
ご自宅・葬儀社の安置施設・葬儀場の安置室から選べます。自宅に安置できるスペースがあればご自宅も可能ですが、設備が整った葬儀社の安置施設を利用される方も多いです。迷った場合は葬儀社のスタッフに相談してください。
Q8. 夜中に葬儀社に電話しても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。信頼できる葬儀社は24時間対応しています。深夜・早朝を問わず、連絡して構いません。ハタオ葬儀社でも24時間いつでもご連絡いただけます。
⑦もう少しだけ知りたいとき、次のページが道しるべになるかもしれません。
🏥 病院で亡くなった後の流れを知りたい方へ → 熊本での遺体搬送|病院で亡くなった後の流れと費用・家族葬の目安
危篤を経て亡くなられた後、病院からどう搬送されるか・何を決めるかを丁寧に解説しています。「次に何をすればいいか」の道筋が見えてきます。
🚔 病院以外で亡くなった場合の対応を知りたい方へ → 警察署での遺体安置から引き取りまで|緊急時の対応と流れ
自宅や外出先など、病院以外で亡くなられた場合の流れと手続きを整理しています。突然の状況でも、落ち着いて対応するための手がかりになります。
📋 葬儀後の手続き全体を知りたい方へ → 葬儀後の手続き完全ガイド|死亡届・火葬許可証から相続まで漏れなく解説
危篤・臨終の後に続く手続きを、時系列で漏れなく整理しています。何をいつ、どこに届け出るかを確認できます。
🌿 葬儀の流れ全体をあらかじめ知っておきたい方へ → 葬儀の基本と進行|臨終から葬儀後までの全体像
危篤から通夜・告別式・火葬・法要まで、葬儀全体の流れを基礎からおさえています。「何が待っているか」を知っておくだけで、当日の心の余裕が変わります。
📞 今すぐ相談したい・いざというときのために備えたい方へ → ハタオ葬儀社|無料事前相談のお申し込み
「まだ決めていない」「もしものときのために聞いておきたい」という段階でのご相談も、いつでもお受けしています。答えを急かすことはしません。
「もしものとき、どうすればいいか」——事前に知っておくだけで、気持ちが違います。
ハタオ葬儀社では、まだ何も決まっていない段階でのご相談をお受けしています。
「葬儀をどこに頼むか決めていない」「親が入院中で、いざというときのことが不安」「費用の目安だけ知っておきたい」——そんな状況でも、情報収集だけのご相談から始めていただけます。
売り込みは一切しません。ご家族のペースで、必要な情報をお伝えするだけです。
熊本で70年、地域の方々に寄り添ってきたスタッフが、誠実にお話をお聞きします。
📞 24時間・365日 いつでもご連絡ください まずはお電話一本で構いません。
⑨ 執筆者情報
執筆者:畑尾 一心(はたお いっしん) ハタオ葬儀社 代表取締役社長
熊本で70年続く地域密着の葬儀社として、家族葬・一日葬・火葬式など多様な形のお見送りに携わってきました。「感謝で送るお葬式」を大切に、ご家族の気持ちに寄り添った葬儀をご提案しています。費用・流れ・地域の慣習など、どんな小さなご不安もお気軽にご相談ください。
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